「好きな句」
みどり濃き山河となりぬ昭和の日/桑本栄太郎
昭和ひと桁生まれの私にとって、昭和の日はよくも悪しくも特別の響きを持っています。誠に共感を覚える詠みですね。
[投句 ]
あやめ咲く濃い紫に夕日浴び
碁仇のうしろ送れば夏近し
つちふるや砂漠の旅を想いけり
★青竹を立てて泳がす鯉幟/河野啓一(正子添削)
原句の「押し立て」は、その行為に重点がゆきすぎるので、添削し、季語「鯉幟」が生きるようにした。青竹に泳ぐ鯉幟が風にさわやかで、男子の健やかな成長を願う気持ちをよく伝えている。(高橋正子)
みどり濃き山河となりぬ昭和の日/桑本栄太郎
昭和ひと桁生まれの私にとって、昭和の日はよくも悪しくも特別の響きを持っています。誠に共感を覚える詠みですね。
[投句 ]
あやめ咲く濃い紫に夕日浴び
碁仇のうしろ送れば夏近し
つちふるや砂漠の旅を想いけり
★青竹を立てて泳がす鯉幟/河野啓一(正子添削)
原句の「押し立て」は、その行為に重点がゆきすぎるので、添削し、季語「鯉幟」が生きるようにした。青竹に泳ぐ鯉幟が風にさわやかで、男子の健やかな成長を願う気持ちをよく伝えている。(高橋正子)