秋色や開け放したる陽の温み
野の池を囲める木々に秋の色
秋色の銀杏並木や色深き
藤田湘子著「男の俳句、女の俳句」ほぼ読了。徹底した省略と格調を重視。切り口重要。同窓会、クラス会、散歩道、万歩計、バス停、飛行機雲、くせ、なまり、などを詠んだ名句はない、云々。地名を用いる時はそれが絶対であること。意味をこってり盛らない、なども。擬人法は諸悪の根源--要は安易な擬人法は考えるなということらしい。
野の池を囲める木々に秋の色
秋色の銀杏並木や色深き
藤田湘子著「男の俳句、女の俳句」ほぼ読了。徹底した省略と格調を重視。切り口重要。同窓会、クラス会、散歩道、万歩計、バス停、飛行機雲、くせ、なまり、などを詠んだ名句はない、云々。地名を用いる時はそれが絶対であること。意味をこってり盛らない、なども。擬人法は諸悪の根源--要は安易な擬人法は考えるなということらしい。