河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

2.20-2水煙4月号投句控

2008-02-20 20:23:22 | Weblog
雪の比良望みて遠く彦根城
湖西線雪かき分けて北へ伸び
水仙の白きを見れば風の舞う
クロッカス摘みて持ちくる孫娘
八朔の鈴生り映えて春近し
たちまちに葉を抽き出る水仙花
隣家に同じ鉢花春隣
菜園に若菜摘む朝春立ちぬ
息災を祈るもち撒き京の春
 (2.12投句)

2.20ひなげし

2008-02-20 20:02:08 | Weblog
雛罌粟のまばらに咲きて春浅し
ひなげしの揺れる間青春過ぎゆきぬ
風寒く梅の蕾も首すくめ
紅梅の先ず咲きそめて初めて白を待つ

陽射しの暖かな一日。小林クリニックの帰りに服部緑地公園の梅林に寄っみる。車中と車外は大違いで、やはり風が冷たい。人出はほとんどない。若い二人連れがシートを敷いて寒さの中でがんばっている。花壇の雛罌粟がちらほら。
夕刻ケアマネのMさんがやって来る。