杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

犬と龍馬

2010年11月15日 | 日記
山を越えたとはいえ最後の詰めが残っている。
日曜日というに友Yさんのお茶会の誘いを断わって、
朝から3件の申請書作成に没頭である。

今月は、何件かは提出済みだが難易度の高いものが最後に
残った。
まあ! こんなことは度々有る訳ではないので性根を入れて
奮闘している。

この年寄りがこのように仕事をこなしたらボケる間もない ?
書類作成の合間を縫って、地元の改良区理事長はじめ農業委員
さんのお宅を回った、みなさん懇意な方々ばかりで、それぞれ
四方山話を交えて雑談である。

お寺の住職さんを訪ねて印鑑の捺印もお願いできた。
この住職さんが私の弧線を振るわせるお方である。
会話が弾んだが次の約束のため後ろ髪引かれて辞退した。

しかし残念で為らないのは、今夜の龍馬伝はとうとう見る事が
出来なかった、
来週の土曜日は県外へ出かけるため再放送も断念せざるを得ない。
山内容堂公、後藤象二郎参政に久しぶりにお目にかかりたかった。
(土佐の大勝負 見たかったな !)

定説では15日が龍馬さんの誕生日と暗殺の日といわれるが、
土佐は勿論のこと各地で催しが開かれるようである。
私も書類申請が終わったら、龍馬さんを偲びたいと思っている。

今夜は(14日)徹夜覚悟でパソコンに向かっている。
峠は其処に見えた、レッツゴ-・レッツゴ-で頑張るか・・・!?

前後が逆に成ってしまったが ? 娘たちと昼前土手に散歩に出た、
向こう岸で、可愛いワンちゃんたちが日向ぼっこをしている姿が
目に入った、穏やかな日和でゆったりくつろいでいる !
こちらまで嬉しくなる・・・!

その時、一匹の黒っぽい成犬がワンちゃんたちの前を通りすぎて、
水際まで吠えながら進んできた ?
しきりに私の方に向かって吠えている・・・?

先日の夜、ずっと西に下がった土手辺りでポツンと佇んでいた
一匹の犬がいた。
私は車を止めて土手を登り、ある場所で餌を置いてやった。
私が近寄っても逃げる訳でもなく少し離れた場所で立ち止まって
私の方を眺めていた。
しばらく見ていたら餌のところへ行って食べ始めた・・・!
私は、静かに其の場を離れて家に帰った。

まさに水際まで来て私に向かって吠えているのはその時の犬である。
私は、口笛を吹いた、彼らにも感情がある、一瞬吠えるのをやめて
私の方を向いている、手を振って、声をかけて踵を返した ?
再び鳴き声が私の耳に入って来た !?
ありがとうと云うのか ? 連れて行って欲しいと願っているのか ?
後ろ髪引かれる想いであった。

(お父さんは、明日まで忙しいからお相手できないよ ! でも必ず
会いに行くからね・・・!) 一宿一飯が人間の独占ではない ?
か弱き生き物たちにも命があり、感情がある !
それを教えてくれる一場面だった。

この近く出会った犬たち、そっと餌をおいてやった何匹かの犬たち !
皆一様に見せたのは、この近くまで暖かい家庭で家族の一員として
生活していた名残である !
近寄りたいが? 心無い人に怖い仕打ちをされたのだろう !遠巻きに
私を眺める犬たちの姿である !?

自分の家の犬たちが、もしや彼や彼女たちと同じ立場になったらと
考えると胸の塞がれる思いがした。
(明日仕事が無事終わったら、会いに行くからね !)

この寒空、何処で、ねぐらを求めているだろう ?
人に追われ! 獰猛な犬に追い立てられて! 命の灯を燃やす弱きもの。

重信川哀歌が聞こえてくる !(今夜のご飯食べられたかい?)・・・。。。

                                        合掌



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