杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

余技

2013年06月09日 | 日記
定時総会が終わったことで名刺も作り変えた、
役職一切なしの元のシンプルなものに返した。
この方が私には余程似会う !

名は体を現す、非難轟々未だ私の幻影に怯えて
そっとしてくれない者が居る、

その内、役職から離れたことで存在意義を見失って
離れていくだろう ?

人間関係とはこんなもの !
本物の友情だけが残って他は自然淘汰されるだろう。
この充電期間は、エネルギ-を蓄える期間である。

名刺の話が出たついでに懐かしい想い出の一こまが、
追憶の彼方から蘇えってきた。

ぐっと名刺を握り締めた・・・
割り箸めがけて振り下ろした、
真っ二つに切れた(割れた)のは 割り箸の方である。

名刺は、なんの異常もなく指に握られていた。

朝、新聞が届けられる、真新しい紙とインクの匂い、
慌ててペ-ジをめくった、「痛い !」
指から血が滲んできた、新聞紙で指を切ったのである。

こんな経験をされたことが、お有りでしょう ?
紙が刃物に変化する !

危険極まりないので子細は省略するが、
名刺が究極の武器になるのである、それも手軽に。

終生使う事はないが、我が身を守ってくれる護身の
武器、
時たま、私は胸のポケットに手をやる、おとなしく
していろよな !

名刺は、相手に渡ってこそ、名刺の使命がある、
可愛がられるのだよ。

若い頃、名刺と戯れた余技 
爪楊枝一本武器に変えた発想 武の道は奥深い。


私にとって、そんな名刺が、殊更 愛しい。 ・・・。。。

                             合掌



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