Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

夏の大井川鐵道を行く。(その7)

2007-11-16 07:33:56 | 鉄道(地方・専用線など)
前回から約一週間空いてしまった。 「もう飽きた」という方もいるかもしれないが、大井川鐵道の旅はもう少し続く。 閑話休題。 「かわかぜ」号は終点、川根両国駅に着いた。 機関区を併設していることもあって、構内は広々としている。 井川線自体は何回も乗り、完乗も達成しているが川根両国駅に降りたことはなかった。 今回の乗車でそれが叶ったのが嬉しい。 千頭行きがDD20 4に牽引されて姿を見せた。 客車 . . . 本文を読む

名古屋市交通局・「タイムトレイン」を撮る。

2007-11-15 07:36:56 | 鉄道(都市部)
N1100形の見学を終えて後ろを振り向き外の留置線を見る。 すると、見慣れぬラッピングを纏った5050形がいた。 これが地下鉄開業50周年を記念して運行されているメモリアル列車、「タイムトレイン」だと気づくのに、少し時間がかかった。 「メモリアル地下鉄『タイムトレイン』について」(名古屋市交通局HP、10/26) 名古屋市交通局の先の記事によれば、車内に地下鉄の歩みを綴った写真と絵画コンクー . . . 本文を読む

名古屋市交通局・N1000形を見る。(後編)

2007-11-14 07:38:43 | 鉄道(都市部)
名古屋市営地下鉄東山線のニューフェイス・N1000形。 昨日は外観を中心にお送りした見学記。 今回は、車内を中心に印象を書いてみたい。 車内の一般公開が行われているN1101へ連なるタラップを上がる。 N1101の車内はラッシュ時もかくや、という混雑振り。 とても車内写真を一枚撮ることはできない。 という訳で、お隣のN1201の車内を貫通ドア越しに一枚。 こちらは納入された状態を保っているよう . . . 本文を読む

名古屋市交通局・N1000形を見る。(前編)

2007-11-13 07:20:51 | 鉄道(都市部)
一昨日、名古屋市交通局藤が丘工場で開催された「地下鉄開業50周年記念イベント」。 このイベントでベールを脱いだ車両がある。 来年三月から営業運転に入る「N1000形」。 そのお披露目が行われた。 「鉄道コレクション」の長い長い行列を抜けて向かったのは工場内。 そこにお目当てのN1000形が公開されていた。 実車を見て一見して「日本車両製」ということがよくわかる。 それは側扉の処理を見れば一目瞭 . . . 本文を読む

名古屋市交通局・地下鉄開業50周年記念メインイベントへ行く。

2007-11-12 07:38:50 | 鉄道(都市部)
名古屋に地下鉄が誕生して50年。 それを記念して名古屋市交通局では種々のイベントやグッズ販売を行ってきた。 その「50周年」の記念イベントが藤が丘工場が11月11日に開催された。 開催前に存在が明らかになった「N1000形」の一般公開も予定されているので、楽しみにこの日を待っていた。 会場たる藤が丘工場に着いたのは開場直後、10時を少し回ったところ。 入り口をくぐると既に長蛇の列が出来ている。 . . . 本文を読む

名鉄7000系「パノラマカー」撮影会へ行ってきた。

2007-11-11 08:30:10 | 鉄道(都市部)
名鉄の「秋のパノラマカーまつり」。 先週、7011Fを使用して運転された団体臨時列車はその一環だった。 この団体列車は「秋のパノラマカーまつり」の「その1」として運転された。 「その1」があれば、「その2」もある。 「その2」は「パノラマカー撮影会&鉄道部品バザー」が開催される。 ということで、昨日新鵜沼駅で開催されたパノラマカー撮影会に足を運んでみることにした。 新鵜沼駅での撮影会は午前9時 . . . 本文を読む

夏の大井川鐵道を行く。(その6)

2007-11-10 07:22:49 | 鉄道(地方・専用線など)
DB9の機回しが終わり、発車を待つだけになった「かわかぜ」号。 発車前の時間を利用して機関車に近づいてみることにする。 やはり気になるのはキャブの中身。 よく見ると床からクラッチペダルとシフトレバーが生えている。 このことから、DB9が機械式変速機を備えていることがわかる。 そして、日本の私鉄における機械式変速機を備えた内燃車両も今や大井川鐵道のこのDB8と9の二両だけになってしまった。 機関 . . . 本文を読む

夏の大井川鐵道を行く。(その5)

2007-11-09 07:31:48 | 鉄道(地方・専用線など)
いよいよ「かわかぜ」号が入線してくる。 それだけで楽しみだが、同時に不安でもある。 これには理由がある。 「かわかぜ」号に乗って、なおかつ撮ろうという理由の一つに、牽引する機関車が 挙げられる。 「かわかぜ」号の機関車はDB1形かDD20形が充てられる。 特に前者は「かわかぜ」号以外の定期運用は持っていないので、これを見ようというのが今回の旅のきっかけになっている。 もしこれでDD20形が来よう . . . 本文を読む

夏の大井川鐵道を行く。(その4)

2007-11-08 07:33:10 | 鉄道(地方・専用線など)
人でごった返す千頭駅の切符売り場。 「ある列車」の乗車方法について尋ねる。 すると、一旦駅の外へ出て専用窓口で買うようにとのことだった。 指示に従って、外へ出て乗車券を買う。 それにしても、お盆の真っ只中ということもあって凄い人出だ。 SL急行はフル運転、長編成で運行される訳だ。 時間が少し出来たので駅構内を散策する。 本線を見ると、蒸気機関車、電気機関車、電車が並ぶ。 目を井川線乗り場に転じ . . . 本文を読む

東北新幹線、段階的に時速320キロへ。

2007-11-07 07:41:17 | 鉄道(JR)
東北新幹線は新青森開業が予定される2010年に合わせて、時速320キロ運転を開始することを以前紹介したことがある。 今回、その続報がJR東日本から発表された。 「東北新幹線における高速化の実施について~新青森開業後における段階的な高速化~」(JR東日本プレスリリース、11/6) プレスリリースは一枚だけと簡素なものだが、中身は濃い。 時速320キロ運転に至るタイムスケジュールがまとめられている . . . 本文を読む

夏の大井川鐵道を行く。(その3)

2007-11-06 07:35:11 | 鉄道(地方・専用線など)
抜里駅での小休止を終えて千頭への旅を再開したいと思う。 次の千頭行は10時59分。 大体一時間、駅周辺を散策していたことになる。 そして、やってきた電車を見て絶句。 真夏の暑い盛りに非冷房車がやってきた。 側窓は勿論全開。 その非冷房車、モハ421+クハ571の編成は馴染み深い。 というのも、元近鉄養老線で活躍していた車だからだ。 さらにルーツを遡ると改軌前の近鉄名古屋線特急車まで遡る。 そ . . . 本文を読む

抜里駅(大井川鐵道)

2007-11-05 07:29:27 | 鉄道(駅)
茶畑の中にある古びた駅。 というのが、この駅に抱いた第一印象だった。 この角度から撮ると、民家とあまり変わる所はない。 入り口が小さいから余計にそう思える。 その入り口を横目に撮影に出かけることにした。 茶畑の中を行く、C11 312の牽く長編成のSL急行を撮った後、抜里駅に戻ってきた。 次の千頭行きまで時間があったので、駅の細やかな造作を見て楽しむ。 それにしても、映画のロケに出てきそう . . . 本文を読む

名鉄パノラマカーを使用した団体臨時列車を撮る。

2007-11-04 07:42:35 | 鉄道(都市部)
終焉の時が刻一刻と迫る、名鉄7000系「パノラマカー」。 フラリと乗った電車からホームを眺めていると、パノラマカーを狙うファンの姿をよく見かけるようになって久しい。 そんな中、昨日は「秋のパノラマカーまつり」第一弾として金山発知多奥田行きの団体臨時列車が運転された。 という訳で、古書即売会へ行く前、神宮前で撮ることにした。 神宮前に着いた時、既にホーム端は同業者で一杯。 その中に紛れ込んで団体 . . . 本文を読む

久しぶりに予算オーバーの即売会。

2007-11-03 20:10:47 | 古書
名古屋地区・秋の古書即売会三連戦。 これだけ古書即売会が連続するのも随分久しぶりという気がするが、それも週末開催の「オールデイズクラブ」で一応終了。 いつもどおり金曜日から開催される即売会に今日の午前、足を運んでみた。 会場に着いたのは11時近く。 均一コーナーには人だかりが出来ている。 ヒマだったので数えてみると、ここだけで二十人近くいるようだ。 ざっと一巡りしてから階段を上がる。 階段を上 . . . 本文を読む

夏の大井川鐵道を行く。(その2)

2007-11-03 07:34:30 | 鉄道(地方・専用線など)
金谷発9時16分の普通列車。 元近鉄16000系の二両編成はゆっくりと動き出した。 車内は座席が全て埋まり、金谷を出た時点で立ち客も出る盛況ぶりだ。 数分走って新金谷に到着。 車庫のあるこの駅では蒸気機関車が出番待ちといった趣で待機中だ。 一本目のSL急行は何と7両編成で運行されるようだ。 ここでもお客が乗り込んでくる。 元特急車とは思えない、スローペースで電車は走る。 30分程乗って抜里駅で . . . 本文を読む