Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

最近、名古屋地区を通過していった二本の甲種輸送列車。

2005-11-17 22:37:03 | 鉄道(JR)
先月下旬から今月上旬の週末、山口県の日立製作所で製造された新車の甲種輸送列車が名古屋地区を通過していった。

まず一本目。
10月22日に下松を出発し、名古屋地区を23日に通過していった東武鉄道50050型の甲種輸送。

事前の情報がなかったため、「本線向けの50000型だろう」程度の認識しか持っていなかったが、いざ現地で目の前を通過していく実車を見ると、その前面に非常用扉が装備されている事に気づく。
単なる仕様変更なのか、半蔵門線直通用の新車かと考えに迷うが、結論は後者であった事は10月31日の記事で触れたとおり。

続いて二本目。
こちらは11月2日に下松を出発し、3日に名古屋地区を通過していった東葉高速鉄道2000系の甲種輸送。
東葉高速鉄道2000系の甲種輸送自体は以前にも撮った事があるので、珍しさはない。しかし、今回は牽引している機関車が珍しかった。

通常、下松から関東方面へ向かう甲種輸送はEF65PFが使用される。
しかし、今回は運用変更でもあったのだろうか、EF210-3が先頭に立っていた。
甲種輸送は結構撮ってきたが、名古屋地区でEF210が先頭に立つ甲種輸送列車を見ることが出来るとは思いもしなかった。


前回より天候に恵まれなかったが、何とか記録する事はできた。
この時の目撃談を書いた時にも思ったが、牽引する機関車が変わるだけで列車の持つ雰囲気というのは変わるものだ。

この二本共、実際に見る事が出来たのは、ほんの一瞬。
しかし、関東地区へ行く機会が滅多にない人間にとっては、その新車を見る機会はこういった機会しかない。
その意味で非常に楽しい一時だった事は間違いない。

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