N700系・営業初列車を撮る。

JR名古屋駅のツインタワーを遠景に、新型新幹線が西へ走る。
その様子を見て東海道・山陽新幹線の世代がまた一つ進んだことを実感する。

JR東海・西日本が送り出す新型新幹線・N700系の営業初日は沿線で迎えることにした。
折角の営業初日、一番列車を名古屋駅で撮ることも考えた。
が、同じようなことを考えている人も多いだろうと思い直し、車を走らせて沿線で撮ることにした。


水田の脇で待つこと30分。
名古屋へ向かう「のぞみ100号」(100A)がやってきた。
N700系の上り営業初列車ということになる。
試運転で走っている様子はチラリと見たことがあったものの、実車をカメラに収めるのは今回が初。
あっという間に目の前を走り去っていった。


更に待つこと30分余り。
この頃になると、N700系を沿線で見ようと親子連れが車に乗ってやってきた。
新型新幹線には親子共々興味津々な様子。
そして、新幹線史上初・品川発の「のぞみ99号」(99A)が目の前を通過する。
ちなみに上り「のぞみ100号」の新大阪発、下り「のぞみ99号」の品川発は午前6時ちょうどと同じ。

「のぞみ99号」が走り去って約5分後。
下り二本目のN700系、「のぞみ1号」(1A)がやってきた。
栄光ある「1A」の列車番号は今回のダイヤ改正からN700系使用列車に冠されることになった。
少し背景を入れて撮ってみようと思い、遠くに見えるツインタワーを入れてみた。
これでN700系を撮る朝のひとときは終了。
帰宅することにした。

今回のダイヤ改正でN700系を使用する「のぞみ」は8本。
まだ本数は少ないが、今後次々導入されることが決まっている。
冒頭の画像が日常の姿になる日もそう遠くないだろう。