富山から順調に普通電車の乗り継ぎをこなして福井に着いた。
ここからは昨年秋の敦賀直流化に合わせて登場した521系のお世話になる。
521系の実車は1月の米原で見ているものの、この時はまさしく「見ただけ」。
今回の福井15時45分発の238Mが初乗車となる。
ホームには真新しい「3扉」の表示がある。
確かに3扉で二両編成というのも新鮮な響きはあるものの、以前は419系の3連が幅を利かせていた所に事実上の減車というのも厳しいものがある。
事実、車内は立ち客が出る程の混雑振りで午後4時前の電車とは思えない雰囲気だった。
そんな中、辛うじて座席に座り旅を続ける。
確かに車内は明るくなった。
しかし、車内の装備類は223系の延長線上にあるため、「新車に乗っている」という感じが今ひとつしない。
「都会の電車と同じだ」と喜ぶ人もいるだろうし、自分のように419系の広々としたボックスシートにちょっとした郷愁を抱く人もいるかもしれない。
その辺りは時間が解決していくのだろうと思う。
敦賀には16時37分着。
ここまで乗ってきた編成は回送電車として車庫へ引き上げていった。
敦賀まで乗ってきた乗客の多くがそのまま接続列車へ・・・という訳ではなさそうで、後続する「雷鳥」や「しらさぎ」へ乗り換えていった。
ここから近江塩津まで普通電車に乗り、近江塩津から米原まで新快速に乗り継いぐ行程となっている。
近江塩津までのショートリリーフもまた、521系だった。
これで521系を二本乗り継ぐことになる。
敦賀16時50分発の4844Mもさっきまで乗ってきた238M程ではないにしても、座席は殆ど埋まっていた。
そして、聞こえてくる乗客の話を聞いていると湖西線には入らず、自分と同じように近江塩津で新快速に乗り換える人が大部分を占めているようだ。
日は沈み、夜の帳が下りている。
そんな中、列車は近江塩津に到着した。
乗り換えるべき播州赤穂行新快速はホームの反対側。
という訳で、我先にと列車を飛び出す乗客。
その中に自分も混じる。
意外に長い連絡通路を通って乗り換え完了。
よく考えてみれば、こっちの方が両数は多い訳で焦る必要はないかもしれない。
ただ、これが逆方向となると話は変わってくる。
ここで乗り換えを強いるのであれば敦賀までの直通列車を増やしてくれた方が大変有難いと思うのだが。
という訳で、521系の初乗車は終わった。
既に米原口では「顔役」として活躍しているが、この系列が金沢・富山辺りに顔を出すようになるのは果たしていつの日か。
ここからは昨年秋の敦賀直流化に合わせて登場した521系のお世話になる。
521系の実車は1月の米原で見ているものの、この時はまさしく「見ただけ」。
今回の福井15時45分発の238Mが初乗車となる。
ホームには真新しい「3扉」の表示がある。
確かに3扉で二両編成というのも新鮮な響きはあるものの、以前は419系の3連が幅を利かせていた所に事実上の減車というのも厳しいものがある。
事実、車内は立ち客が出る程の混雑振りで午後4時前の電車とは思えない雰囲気だった。
そんな中、辛うじて座席に座り旅を続ける。
確かに車内は明るくなった。
しかし、車内の装備類は223系の延長線上にあるため、「新車に乗っている」という感じが今ひとつしない。
「都会の電車と同じだ」と喜ぶ人もいるだろうし、自分のように419系の広々としたボックスシートにちょっとした郷愁を抱く人もいるかもしれない。
その辺りは時間が解決していくのだろうと思う。
敦賀には16時37分着。
ここまで乗ってきた編成は回送電車として車庫へ引き上げていった。
敦賀まで乗ってきた乗客の多くがそのまま接続列車へ・・・という訳ではなさそうで、後続する「雷鳥」や「しらさぎ」へ乗り換えていった。
ここから近江塩津まで普通電車に乗り、近江塩津から米原まで新快速に乗り継いぐ行程となっている。
近江塩津までのショートリリーフもまた、521系だった。
これで521系を二本乗り継ぐことになる。
敦賀16時50分発の4844Mもさっきまで乗ってきた238M程ではないにしても、座席は殆ど埋まっていた。
そして、聞こえてくる乗客の話を聞いていると湖西線には入らず、自分と同じように近江塩津で新快速に乗り換える人が大部分を占めているようだ。
日は沈み、夜の帳が下りている。
そんな中、列車は近江塩津に到着した。
乗り換えるべき播州赤穂行新快速はホームの反対側。
という訳で、我先にと列車を飛び出す乗客。
その中に自分も混じる。
意外に長い連絡通路を通って乗り換え完了。
よく考えてみれば、こっちの方が両数は多い訳で焦る必要はないかもしれない。
ただ、これが逆方向となると話は変わってくる。
ここで乗り換えを強いるのであれば敦賀までの直通列車を増やしてくれた方が大変有難いと思うのだが。
という訳で、521系の初乗車は終わった。
既に米原口では「顔役」として活躍しているが、この系列が金沢・富山辺りに顔を出すようになるのは果たしていつの日か。
近江塩津、思わぬ駅が脚光を浴びるようになりましたが、運行本数適正化とはいえ、確かに乗り継ぎなどで中途半端さがありました。“琵琶湖環状線”輸送もどのくらいあるのか…まぁ、大阪で新快速「敦賀」というのも今だにちと慣れないというか、湖東or湖西経由かは統一する形がいいのかなぁと。でも、敦賀駅利用者からすると日常流動では滋賀県内湖東地域も多そうで、結局湖西線端部が継子になってしまいそうで…。
自分はベースが金沢なので、521系のことは注意深く観察しています。今回投入された521系に関しては、北陸ローカル置き換えという意味ではなく、あくまで「敦賀直流化のおまけ」ととらえています。要するにJRの主体的な置き換えではなく、電源交付金を用いた自治体の持ち出しではないか?と思っています。
それが正しいとすると、福井以北の置き換えは当分不可能ではないでしょうか。なんせ新幹線工事が佳境になってきており、予算配分がそちらに重点的にされておりますので。手っ取り早く更新するなら、東北でお役御免になった417系を持ってきて419系と置き換えるのが吉でしょう。経年は413系とほぼ同じ(だったかな?)ですから。
ただ、福井を境に、時代が一気に遡ってしまいますね。1960年代製造の車両ばかりですから。
新幹線が開業して、第3セクター化されるまで新車は入らないような気がします。