Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

変貌前夜・東急池上線の電車を撮る。

2008-02-25 07:46:13 | 鉄道(都市部)
五反田を出た1000系の三両編成は駅間距離の短い区間を快調に飛ばす。
というより、のんびりと走るといった方が正確か。
感覚的には運行感覚の短さも相まって、LRTに似た乗車感覚だ。
ワンマン運転していることもあるし。

10分足らずで大井町線との接続駅・旗の台に到着。
ここで新7000系を待とうと思う。


蒲田方から五反田行きがやってきた。
ここまで乗ってきたのと同じ1000系だ。
新しい車両という先入観を持ってしまうが、登場したのは1988年。
一番古い車両で20年になる。
池上線に登場したのは1991年。
まだ15年しか経っていない。
この1000系の一部をも新7000系は置き換え対象にするというのだから、車両の入れ替えサイクルの短縮化には驚くばかりだ。
ひょっとしたら短縮化の背景には半導体の製品サイクルが影響しているかもしれない。


続いて五反田行きとしてやってきたのは、7600系。
1986年に7200系をVVVFインバータ化して登場した系列。
7200系自体は豊橋鉄道や上田電鉄、挙げ句の果てに両運転台化されて十和田刊行電鉄へ散っている。
前二社の元7200系にはお目にかかっているので、お馴染みの車体ではある。
やはり印象的なのはダイヤモンドカットされた先頭部。
「箱」的な印象が強い東急電車にあって異彩を放っていたことが強く印象に残っている。
正面は「歌舞伎」塗装となって、原形の良さを少し失った感はある。
しかしながら、まだ古さを感じることはできなかった。

もう少し、この駅で行き交う電車を眺めていたいと思う。

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