Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

ディーゼルエンジンがル・マンを制覇する時。

2006-06-19 20:54:22 | 車・モータースポーツ
その時がやってきたのは想像以上に早かった。
ル・マン初デビューのアウディR10が1・3位フィニッシュを達成し、長いル・マン24時間レース史上初のディーゼルエンジン車優勝という結果に終わった。

それにしても、公式サイトを見ながらこれを書いているが、3位のアウディにトラブルが発生しなければ1・2フィニッシュの可能性も十分あった。
そう考えると本当に凄い車を送り込んできたと思わずにはいられない。

来年は、去年の今頃ル・マン参戦を表明したプジョーがいよいよル・マンに帰ってくる。
今年は2007年用V12ディーゼルエンジンが公開されていたのみだが、来年アウディとどう戦いを見せるのか楽しみだ。
ディーゼルエンジンでのル・マン初制覇はアウディにさらわれてしまったけれども。

今年、ディーゼルエンジン搭載車が堂々と優勝した事で、今後の耐久レースを初めとするスポーツカーレースはディーゼルエンジンが席巻することになるのだろうか。
それとも、ハイブリッドが台頭することになるのだろうか。
F1では考えられない、様々な可能性が考えられる中、日本メーカーの再度のル・マン挑戦にも期待したい。
どうも、日本メーカーが参戦しないことにはテレビ中継も実現しそうにないので。

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2 コメント

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Unknown (砂浜の赤い鳥)
2006-06-20 09:00:37
ガソリンエンジンを締め出したいと考えない限りは、ディーゼルエンジンのエアリストリクター径を縮小するなり、過給圧を小さくする方向に向かうと思います。



ガソリンNA、ガソリン過給、ディーゼル過給、それぞれの最大排気量のエアリストリクター径と過給圧(絶対圧)は



6リッターガソリンNA 32.0mm×2

4リッターガソリン過給 32.4mm×2、1500mbar

5.5リッターディーゼル過給 39.9mm×2、2940mbar



ですから。

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トラックバック有り難うございました (ちゃりんこジョニー)
2006-06-20 14:03:28
逃がした魚は大きいと言うか、ディーゼルエンジンによるル・マン初制覇と言う歴史的瞬間がTVで見られなかったのは、とても残念ですね。



近い将来、ディーゼルやハイブリッドなど、ガソリンエンジンに替るエンジン搭載車が乱戦を行う、そんなル・マンが実現したら楽しいですね。少なくとも24時間耐久レースはそれを行うのにふさわしい舞台の様に思います。



> 日本メーカーの再度のル・マン挑戦にも期待したい。

ここはヒトツマツダさんに、水素ロータリーでもって参戦してもらうとか…。(無理?)
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