いよいよ残すところ一月を切った岐阜の路面電車。
昨日、岐阜市内線と揖斐線、美濃町線を回ってきた。
さて、朝7時前に名鉄岐阜に到着し、早速「岐阜市内線・揖斐線・田神線・美濃町線 1DAYフリーきっぷ」を買う。1600円也。
これで600V区間は一日乗り放題になる。
新岐阜駅前6:58分発の忠節行に乗る。朝しか姿を見せない570形が運用に入っている。
車内は見事なまでに鉄道ファンばかり。
途中、早田で半分ぐらい降りる。そのまま忠節には7:16着。
駅を出て、忠節駅の岐阜方、市内線唯一の専用軌道区間を出てくる電車を撮影してから、早田へ徒歩で移動。歩道橋から忠節橋を行く電車を俯瞰撮影してから、また忠節へ戻り、市内線を行き来する570形を中心に撮影する。早田・忠節間で電車を撮るファンの数は二桁を下らない。朝も早いというのに・・・。それでも、道路の交通量が多いだけに無茶な行動に出る人はいない。
朝のお務めを終えて留置線に引き上げる570形を撮影して、8:55発の黒野行に乗る。鉄道ファンより用務客の割合が高い。
まずは、下方まで行ってみようと思う。
下方には9:26着。根尾川を行く電車を撮影する。
忠節で撮っている時は晴れ間が見えていたが、急激に曇ってきた。しかも雨がパラついてきた。
結構撮影しているファンは多いと思っていたが、実際は自分を入れても2、3人。
両岸から電車を撮って、真桑まで歩く。
歩いている内に、下水道工事に伴う通行規制に引っかかって道に迷ってしまった。
その内に政田駅を通り越してしまったようだ。
さっきパラついていた雨が本格的に降ってきた。
政田駅まで戻るのも芸がないので、更にもう一駅、真桑駅まで歩く。
電車を待つより歩いた方が早いため、案外電車に乗る機会を自分から減らしているような気がする。
真桑11:08発の新岐阜駅前行に乗る。車内には鉄道ファンの姿がちらほら見えるが、思ったほどではない。むしろ、お名残乗車もあるのだろうが、岐阜方面へ向かう用務客の方が多い。
廃止されるのがウソみたいな混雑ぶりである。
沿線でカメラを向けている人もほとんどいない。駅も然り。
美濃北方駅と尻毛駅で交換を撮ろうとしている数人のファンを見たのみだ。
揖斐線を走る車両が二種類しかないため、美濃町線に比べると人気がないのだろうか。
徹明町に11:40着。ここで下車して、美濃町線の区間運転に使用される590形を撮ってから、交差点周辺の古本屋を覗く。
路面電車を撮りに来た時は、必ず徹明町付近に点在する古本屋に行くことにしている。
路面電車廃止後はここに来る機会は激減するだろう。
そう思い、たまたま見つけた本をレジで精算して新岐阜駅前まで歩いた。
商店街に掲示されている岐阜市営バス廃止に関する労働組合のお礼が目についた。
そういえば、岐阜市営バスも今年度末で姿を消すんだっけ・・・。
今、岐阜市の公共交通の一大変革期、その現場に立ち会っている。
そのことを改めて実感した。
時計を見ると、正午。午後からは団体臨時列車を撮りに美濃町線へ入る。
自分にとっての岐阜の路面電車に関する最後の宴はこうして始まった。
揖斐線に関しては想像していたより遙かに静かな、そして日常そのものという感じであった。
残すところあと2週間、どうなっていくのだろうか。
昨日、岐阜市内線と揖斐線、美濃町線を回ってきた。
さて、朝7時前に名鉄岐阜に到着し、早速「岐阜市内線・揖斐線・田神線・美濃町線 1DAYフリーきっぷ」を買う。1600円也。
これで600V区間は一日乗り放題になる。
新岐阜駅前6:58分発の忠節行に乗る。朝しか姿を見せない570形が運用に入っている。
車内は見事なまでに鉄道ファンばかり。
途中、早田で半分ぐらい降りる。そのまま忠節には7:16着。
駅を出て、忠節駅の岐阜方、市内線唯一の専用軌道区間を出てくる電車を撮影してから、早田へ徒歩で移動。歩道橋から忠節橋を行く電車を俯瞰撮影してから、また忠節へ戻り、市内線を行き来する570形を中心に撮影する。早田・忠節間で電車を撮るファンの数は二桁を下らない。朝も早いというのに・・・。それでも、道路の交通量が多いだけに無茶な行動に出る人はいない。
朝のお務めを終えて留置線に引き上げる570形を撮影して、8:55発の黒野行に乗る。鉄道ファンより用務客の割合が高い。
まずは、下方まで行ってみようと思う。
下方には9:26着。根尾川を行く電車を撮影する。
忠節で撮っている時は晴れ間が見えていたが、急激に曇ってきた。しかも雨がパラついてきた。
結構撮影しているファンは多いと思っていたが、実際は自分を入れても2、3人。
両岸から電車を撮って、真桑まで歩く。
歩いている内に、下水道工事に伴う通行規制に引っかかって道に迷ってしまった。
その内に政田駅を通り越してしまったようだ。
さっきパラついていた雨が本格的に降ってきた。
政田駅まで戻るのも芸がないので、更にもう一駅、真桑駅まで歩く。
電車を待つより歩いた方が早いため、案外電車に乗る機会を自分から減らしているような気がする。
真桑11:08発の新岐阜駅前行に乗る。車内には鉄道ファンの姿がちらほら見えるが、思ったほどではない。むしろ、お名残乗車もあるのだろうが、岐阜方面へ向かう用務客の方が多い。
廃止されるのがウソみたいな混雑ぶりである。
沿線でカメラを向けている人もほとんどいない。駅も然り。
美濃北方駅と尻毛駅で交換を撮ろうとしている数人のファンを見たのみだ。
揖斐線を走る車両が二種類しかないため、美濃町線に比べると人気がないのだろうか。
徹明町に11:40着。ここで下車して、美濃町線の区間運転に使用される590形を撮ってから、交差点周辺の古本屋を覗く。
路面電車を撮りに来た時は、必ず徹明町付近に点在する古本屋に行くことにしている。
路面電車廃止後はここに来る機会は激減するだろう。
そう思い、たまたま見つけた本をレジで精算して新岐阜駅前まで歩いた。
商店街に掲示されている岐阜市営バス廃止に関する労働組合のお礼が目についた。
そういえば、岐阜市営バスも今年度末で姿を消すんだっけ・・・。
今、岐阜市の公共交通の一大変革期、その現場に立ち会っている。
そのことを改めて実感した。
時計を見ると、正午。午後からは団体臨時列車を撮りに美濃町線へ入る。
自分にとっての岐阜の路面電車に関する最後の宴はこうして始まった。
揖斐線に関しては想像していたより遙かに静かな、そして日常そのものという感じであった。
残すところあと2週間、どうなっていくのだろうか。