一昨日、東京から青春18きっぷを使って名古屋へ戻ってきた。
懐具合が厳しかった、というのが一番の理由だが、一度やってみたい事があった。
それは、「朝の熱海駅」構内での撮影。
なぁんだ、と思われる人もいるかもしれない。
東京を朝早い電車で出れば、熱海で「富士・はやぶさ」を撮影できる。
いくら夏場で日が長くなってきた(いや、もう夏至は過ぎているので段々短くなっているのだが)とはいえ、名古屋周辺では日照条件が結構厳しいと思っていたこともあるし、たまには別の場所で撮ってみたいと思ったからだ。
かかる事情で撮影場所を「名古屋地区」から「関東地区」へ移す、というのは極端だということは百も承知しているが。
東京駅5:20発の321Mで西へ出発する。
この列車は夜行快速「ムーンライトながら」の折り返し列車ということで特急用の373系が使用されている。
グリーン車と同様のリクライニングシートに追加料金なしで乗れるという事で、この時期は混んでいるだろうか・・・と思っていたら、やはり朝早くということか、車内はガラガラだった。
昨晩から録に睡眠を取っていないので、睡魔が襲ってくる。
川崎を出たあたりで眠ってしまい、次に目を覚ましたのは小田原付近だった。
再度車内を見回すと、座席が全て埋まっていた。
熱海には7:09着。ここで321Mを降りる。
このまま静岡まで・・・という誘惑に駆られたが、それを押さえつけてホームへ出た。
まず、予定通り東海道本線の活躍もあと僅かになった113系を撮る。
と、7:29頃、突然珍客がやってきた。
定時では5:45に熱海を出発している筈の「サンライズ瀬戸」が突然姿を現した。
熱海到着時点で2時間近く遅れていることになる。
まさか、ここで撮れるとは思っていなかったが、一体何があったのだろうか。
「サンライズ瀬戸」だけの運転というのも気にかかる。
目を伊豆急行の方へ向けてみる。
昨年も撮影したリゾート21を使用した「黒船電車」。
この電車も東急からやってきた8000系投入の余波で消えるという噂を聞いている。
ということは、この塗装で最後まで頑張る、というのだろうか。
次にやってきたのは現在の主力車両である200系。
これまで200系を撮った時は青色の帯が入ったものばかりだったが、今回撮影したのは赤色の帯が入っていた。
帯の色が違うだけで、印象が変わってくる。
などと、色々と入線してくる列車にカメラを向けていたが、E231系の姿を見る事はなかった。出入りしていたのは湘南色を纏った113・115系列が多い。
この点だけ捉えれば、国鉄色の「楽園」と言って良いだろう。
特に、トップの画像など見ると「国鉄時代か?」と錯覚してしまうこと請け合いである。
そして、今回の目玉、「富士・はやぶさ」が定時通り入線してきた。
熱海駅を静かに出発する「富士・はやぶさ」を見送って、更に西を目指す。
目的地はまだ遠い。
CGI
懐具合が厳しかった、というのが一番の理由だが、一度やってみたい事があった。
それは、「朝の熱海駅」構内での撮影。
なぁんだ、と思われる人もいるかもしれない。
東京を朝早い電車で出れば、熱海で「富士・はやぶさ」を撮影できる。
いくら夏場で日が長くなってきた(いや、もう夏至は過ぎているので段々短くなっているのだが)とはいえ、名古屋周辺では日照条件が結構厳しいと思っていたこともあるし、たまには別の場所で撮ってみたいと思ったからだ。
かかる事情で撮影場所を「名古屋地区」から「関東地区」へ移す、というのは極端だということは百も承知しているが。
東京駅5:20発の321Mで西へ出発する。
この列車は夜行快速「ムーンライトながら」の折り返し列車ということで特急用の373系が使用されている。
グリーン車と同様のリクライニングシートに追加料金なしで乗れるという事で、この時期は混んでいるだろうか・・・と思っていたら、やはり朝早くということか、車内はガラガラだった。
昨晩から録に睡眠を取っていないので、睡魔が襲ってくる。
川崎を出たあたりで眠ってしまい、次に目を覚ましたのは小田原付近だった。
再度車内を見回すと、座席が全て埋まっていた。
熱海には7:09着。ここで321Mを降りる。
このまま静岡まで・・・という誘惑に駆られたが、それを押さえつけてホームへ出た。
まず、予定通り東海道本線の活躍もあと僅かになった113系を撮る。
と、7:29頃、突然珍客がやってきた。
定時では5:45に熱海を出発している筈の「サンライズ瀬戸」が突然姿を現した。
熱海到着時点で2時間近く遅れていることになる。
まさか、ここで撮れるとは思っていなかったが、一体何があったのだろうか。
「サンライズ瀬戸」だけの運転というのも気にかかる。
目を伊豆急行の方へ向けてみる。
昨年も撮影したリゾート21を使用した「黒船電車」。
この電車も東急からやってきた8000系投入の余波で消えるという噂を聞いている。
ということは、この塗装で最後まで頑張る、というのだろうか。
次にやってきたのは現在の主力車両である200系。
これまで200系を撮った時は青色の帯が入ったものばかりだったが、今回撮影したのは赤色の帯が入っていた。
帯の色が違うだけで、印象が変わってくる。
などと、色々と入線してくる列車にカメラを向けていたが、E231系の姿を見る事はなかった。出入りしていたのは湘南色を纏った113・115系列が多い。
この点だけ捉えれば、国鉄色の「楽園」と言って良いだろう。
特に、トップの画像など見ると「国鉄時代か?」と錯覚してしまうこと請け合いである。
そして、今回の目玉、「富士・はやぶさ」が定時通り入線してきた。
熱海駅を静かに出発する「富士・はやぶさ」を見送って、更に西を目指す。
目的地はまだ遠い。
CGI
また、コメントありがとうございます。
熱海で東日本の113系と東海の113系が行き交う風景が見られる期間はもう僅かだという事を、熱海駅に佇んでいる時に忘れてしまいました。
7時から9時近くまで熱海駅にいましたが、東上する列車は全て113系が使用されており、E231系を見ることはありませんでした。
こんな光景を見せられると、本当にもうすぐ東京口から113系が姿を消すというのは信じられない、というのが正直な所です。
しかし、現実にE231系の投入は続いており、見慣れた風景もあと僅かという事を考えると、仰るように記録に努めていくしかなすべき事はないでしょう。
また、静岡行373系の列車事情についての情報提供、ありがとうございました。実際に乗車していて最初はガラガラ、途中から満席、というギャップに戸惑ったのですがコメントにある事情があったのですね。
最後に「おまけ鉄ブログ」いつも拝見しております。
今後ともよろしくお願いします。
朝の熱海駅でもっぱら113・115系が出入りしていた状況の中で撮影されたというのは、最早「非常にラッキー」な部類に入るかと思われます。お乗りになられた373系静岡行の1本前にある平塚発熱海行もついに最近E231に置き換えられてしまいましたし……既に熱海は時間帯によって211系やE231のたまり場です……。
東京口の長い編成と、黒Hゴム車が多い (ような気がする) 静岡の編成が並ぶという、今まででしたら青春18きっぷ旅の乗り継ぎの際にごく当たり前のように目にすることが出来た風景も、これまた余程狙わないと撮れないという状況です。静岡の113系も先が見えていますし、慣れ親しんだ東海道の風景が遠くへ去って行くのは寂しいことです。記録することで気を慰めるしかないのでしょう。
ちなみに、373系の静岡行は、ちょうど小田原で朝イチの「ひかり」に連絡していますので、朝っぱらから出張のビジネスマンや関西方面への観光客で非常に混み合います。私は藤沢から乗るのですが、座れないこともしばしば……。小田原を過ぎても、普通列車を使った神奈川県~静岡県東部の人の移動量は本来多いはずなのに直通列車が少ない (しかも最近激減……) ということもあり、なかなかのんびり・まったりとした雰囲気にならないという特徴がある列車です (165系だった頃はもっと定員が多かったのでゆっくりと1ボックス占拠出来たのですが……)。
以上、長々と失礼しました (^^;