Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

普通「妙高号」を撮る。

2007-07-28 06:12:06 | 鉄道(JR)
7月14日から16日の三連休、長野県へ旅してきた。
目的はこのブログを見ている方なら、大体お察しがついていると思う。
台風接近に始まり、新潟中越沖地震に遭遇して終わった旅行の顛末をいつも通り連載形式で綴ってみたい。

まずは、14日。
名古屋から高速バスで長野入りしたのはお昼前。
まずは第一の目的地、上田へ移動するべくJR長野駅へ向かう。
上田までの切符を購入するが、しなの鉄道とJR東日本の連絡運輸が廃止されたため運賃は上がっている。
まずはため息一つ。

長野駅に来たのは2002年が最後。
あれから5年以上になるのかと思いながらホームへの階段を降りる。

ホームに何気なく降り立つと、383系と189系が並んで停車している。
左は名古屋行き「しなの12号」、右は長野止まりの普通「妙高4号」。
「しなの」に使われる383系は名古屋駅等で結構撮っているし、189系の方も「ムーンライト信州」等に使われている所を撮っている。
しかし、旧「あさま」色の189系の主な仕事場が長野・直江津間の「妙高」だけというのも寂しいものがある。


特にこんな側面方向幕を見てしまうと、その思いはなおさら強い。
時刻表で「妙高」を見てみると、中には快速で走る「妙高」もある。
その快速も停車駅の方が多いという状況。
指定席が設定されているか否かが、他の普通列車と区別される唯一の点だ。

元々長野新幹線に接続するアクセス列車として設定された「妙高」。
当初は快速列車として運行されていたが、現状はどうだろうか。
地域の需要に合わせたと言われればそれまでだが。


「しなの」が発車した後、189系が残された。
ホームに佇むその姿を見ていると、「あさま」時代を偲ぶには十分な姿をしているのだが。

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