Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

阪急電鉄「鉄道の日」記念パンフレット発売と神戸線用新車登場。

2005-09-23 19:50:12 | 鉄道(都市部)
近いうちに阪急嵐山線に乗りに行こうと思っている。
お目当ては2300系だが、もう一つ楽しみが増えた。
「鉄道の日記念『復刻版車両パンフレット』を発売します」(レールファン阪急、9/22)

個人的に車両パンフレットを集め始めてかなり経つ。
大体古書即売会や古書店店頭で入手している事が多いが、これが結構高い。モノによっては4桁というのもざらにある。貴重な「パンフレット」だから仕方がない所もあるけれど。

今回、発売されるのは次の三冊。
・「人工頭脳で走る 2000型通勤電車(1960年12月)」
・「新造車100輌完成記念(1954年11月)」
・「新型特急ロマンスカー(2800型)誕生(1964年6月)」

どれもこれも懐かしい電車ばかり。
今日から発売されている。
1冊500円、3冊セットで1000円なので案外早く売れてしまうかなぁと考えてしまう。自分が行く頃まで売れ残ってくれるといいなぁ。

それからもう一つ。
長い間、新車が投入されなかった神戸線に新車が登場する事も発表された。
「神戸線新型車両(9000系)の建造について」(レールファン阪急、9/22)

京都線に9300系が2003年に登場しているが、これをベースとして2006年夏に登場する。
9000系の概要は次のとおり。
・9300系がセミクロスシートだったのに対して、9000系はオールロングシート。
・9300系が全部固定窓だったのに対して、9000系は一部下降窓に。
・車内案内情報装置としてLCD表示器(液晶ディスプレイ)の採用
・種別・行先用LED表示装置の採用

製造所は9300系に続いて日立製作所。同社が継続して製造する。
結局、日立製作所の流れが定着したようだ。
話は変わるが、9300系を初めて見た時、製造メーカーが変わろうが「阪急電車」としての雰囲気が全く変わらなかった事に感心した記憶がある。

9000系もその流れに沿って登場する訳で、実車を見る日が待ち遠しい。

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