Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

上り寝台急行「銀河」を東京駅で出迎える。

2008-02-20 08:13:09 | 鉄道(JR)
神田から東京駅へ戻る。
勿論、上り寝台急行「銀河」の到着に合わせて。
「銀河」が到着する9番線には、カメラマンの姿がそこかしこに見える。

6時42分。
定刻通り上り「銀河」が入線してきた。
牽引するのはEF65 1102。
入線直前、駅のアナウンスが「列車に向かってフラッシュ撮影をしないでください」と連呼する。
駅側は相当、この問題に手を焼いているようだ。

歩みを終えた列車からは乗客が降りてくる。
長距離列車を駅で撮る時、思うことだが旅を終えた列車というのはどことなく気怠げな雰囲気をたたえているように感じる。

「東京行」の側面方向幕。
下り列車の「大阪行き」の側面方向幕は「ムーンライトながら」の発車前に何度も撮っているが、上り列車のそれを撮るのは今回が初めて。
ひょっとしたら最初で最後になるかもしれない。
これが撮りたかったから東京駅に来たのかも。


乗客を降ろし終えて、後は品川への回送を待つのみとなった上り「銀河」。
最後尾ではミニ撮影会が続いていた。
それにしても廃止前になると、こうも人が増えるのかと思う。
自分もその中の一人だが。

気づかない内に機回しは完了し、品川方に機関車が付け替えられていた。
その様子も一枚撮っておく。


「銀河」が廃止されると、EF65PFが先頭に立つ夜行列車は全滅することになる。
今、その瀬戸際を見ている訳で、何ともやり切れない感情を抱く。
「時が経つのは早い」と一言で総括するにはちょっと早すぎるような気もするのだが。

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