■記事【MARCA.COM】
28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦、バルセロナはホームでインテルを1-0で下したものの、第1戦の貯金を守り抜いたインテルが合計スコア3-2で決勝進出を決めた。
この試合、バルセロナのグアルディオラ監督は、MFのトゥーレをセンターバックで起用し、右サイドバックのアウベスを高いポジションに固定するなど、積極的にゴールを奪う布陣を採用した。だが、第1戦のアドバンテージを何としても守りたいインテルのモリーニョ監督は、相手の攻撃的布陣を上回る鉄壁の守備網を敷いた。
10万人の観客の声援に後押しされたバルセロナは、立ち上がりから圧倒的にボールを支配するものの、全員で守るインテルにスペースを消されてしまい、本来のスピードあるパス回しができない。激しい削り合いも辞さないインテルは、28分にはモッタが2度目の警告により早くも退場処分を受けるが、これによりチームの守備の意識がさらに高まる。攻めあぐねるバルセロナは、メッシの決定的なシュートも相手GKジュリオ・セーザルのファインセーブに遭い、前半を無得点で終えた。
迎えた後半も展開は変わらず、しびれを切らしたバルセロナのグアルディオラ監督は、動きの少ないイブラヒモビッチに代えてし敏しょう性のあるボージャンを、MFブスケツに代えてFWジェフレンを早い時間帯で投入する。これによりバルセロナは攻撃のリズムが若干上がったものの、ボージャンがフリーで放ったヘディングは枠をとらえることができず、なかなかゴールを奪えない。
それでもバルセロナは84分、パワープレーのために前線に上がったピケがDFとは思えない身のこなしからシュートを決め、あと1点奪えばアウエーゴール方式により決勝進出という状況に持ち込む。だが、必死に攻め続けたバルセロナの執念も実らず、最後まで衰えぬ闘志を発揮したインテルに軍配が上がった。
これにより、インテルが38年ぶりのCL(当時はチャンピオンズカップ)決勝進出を果たす一方、バルセロナは2連覇の夢が消えただけでなく、宿敵レアル・マドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウでの決勝の舞台に立つという野望も打ち砕かれることになった。
※感想
調子が良いときも悪い時も欧州CLから見放されつづけていたインテル。
しかし今季、ついに決勝戦進出を決めました。
決勝戦では、スナイデルとロッベンが早くもベルナベウに帰還します。
それに加え、懐かしのカンビアッソとサムエルもマドリードに帰ってきます。
そういう面でも楽しみな一戦ですね。
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