UEFAチャンピオンズリーグ予選グールプ第5節が21日、22日に行われセルティックの中村俊輔、ガラタサライの稲本潤一がゴールを決めました。中村俊輔に至ってはチームの決勝ゴールを決め勝利に貢献しています。
グループF組の頂上決戦となったセルティックvsマンチェスター・ユナイデットの1戦。
試合が動いたのは後半36分、ゴール前約28メートル離れた位置でフリーキックを得たセルティック、キッカーは中村。中村の打ったボールはゴール左隅に決まり1-0.セルティックが強豪マンチェスター・ユナイデット相手に先制します。
試合は残り9分、セルティックは守りを固めマンチェスター・ユナイデットの得点を許さず1-0で勝利を収め決勝トーナメント進出を決めました。
尚、中村はUEFA公式サイトでマン・オブ・ザ・マッチに選ばれました。
アレックス・ファーガソン(マンチェスター・ユナイデット監督)
「完ぺきだった。彼はベッカムやC・ロナウドと並ぶ天性のキッカー」
マルセル・デサイー(元フランス代表、現役引退)
「身長もある俊敏なGKが届かないところへ飛んでいった」
コリエレ・デロ・スポルト紙(イタリア紙)
「中村の魔法、元レジーナの中村がセルティックの歴史をつくった」
エル・ムンド・デポルティーボ紙(スペイン紙)
「中村の素晴らしいFKがセルティックを16強に導いた」
一方、ガラタサライの稲本潤一は22日に行われたグループC第5節、ボルドー戦に先発出場しました。ガラタサライは前節、決勝トーナメント進出の夢を絶たれているのでこの試合に勝ち、3位に入ってUEFA杯の出場権を獲得ところ。その為にも、現在3位のボルドーにどうしても勝たなくてはならなかったのですが、3-0とリードされた厳しい状況下で決めた後半28分の稲本のゴール以外にガラタサライが歓喜した瞬間はありませんでした。
ガラタサライはこれで1分4敗となり、自力でUEFA杯の出場権を得るのは不可能になりました。