オランダ代表FWでレアル・マドリードに所属しているクラース・ヤン・フンテラールがACミランに移籍することが決定しました。
大量放出を計画していたレアルは、フンテラールの移籍先を早くから探していて、当初はミランへの移籍が濃厚とみられていましたが、ミラン側はこれを否定しルイス・ファビアーノ（セヴィージャ）の獲得一本に絞ると話してフンテラールとの交渉を行いませんでした。
ミラン移籍の可能性が消えたフンテラールは、次にシュツットガルトへの移籍が濃厚となり、契約直前まで行きましたがフンテラール自身がシュツットガルトへの移籍を拒否したため契約は成立せずに次の移籍先を探すことになりました。
続いてフンテラールの移籍候補に上がったのは、プレミアリーグのトッテナムで、8月5日（水）にはトッテナムが22億のオファーを用意しているという情報も上がってきましたが、その一日後の6日（木）になんとミランがフンテラールとの契約を成立させ、獲得を発表しました。
ミランは、チームの中心であるカカ移籍後、オフェンダーを探していて、ルイス・ファビアーノこそが相応しいとして交渉にあたっていましたが、難航したため、一旦は「プレースタイルが違う」として獲得をやめたフンテラールに白羽の矢を立てて獲得にこぎつけました。
ヤン・フンテラール（オランダ代表、ACミラン）
「ミランとミラノの街はオランダ人にとって特別な意味を持つ。当然、マルコ・ファン・バステンのミラン時代のプレーはよく知っているし、彼は僕にとってアヤックスとオランダ代表での監督でもあった」
