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レアル・マドリードについて書いていきます。

聳え立つベスト16の壁…レアルがCL敗退

2010-03-11 12:24:03 | レアル・マドリード


UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦のレアル・マドリードvsリヨンの試合が、3月10日(水)に行われました。

スターティングメンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、アルベロア
MF:ラス、グティ、グラネロ、カカ、クリスティアーノ・ロナウド
FW:イグアイン

交代
後半17分、グラネロ→ファン・デル・ファールト
後半32分、カカ→ラウル・ゴンサレス
後半39分、アルベロア→ディアラ

前半戦
絶対に2得点以上が必要なレアルは、開始直後から攻勢に出ます。
迎えた前半6分、グティのミドルフィードを受けたC・ロナウドが、そのまま持ち込んでシュート!
これがネットを揺らして1-0とレアルが先制!トータルでは1-1の同点としました。

アウェイゴール数の問題もあり、早く追加点を奪ってリヨンを突き放したいレアルは、その後は猛攻に出ます。
前半26分、グラネロのスルーパスに反応したイグアインが、相手GKを抜き去り無人のゴールにシュートを放ったもののポストに嫌われ得点ならず…。このプレイがこの日のレアルを象徴していたのかもしれません・・・。

前半28分、C・ロナウド、カカ、イグアインのトリオが攻撃したものの、相手GKに防がれて失敗。
試合はこのままハーフタイムへ。

後半戦
防戦一方だったリヨンは、ハーフタイム中にシェルストレームとゴナロンを投入。
これによってレアルは中盤での攻防戦で敗れ、試合はリヨンペースとなります。

後半6分、シェルストレームのパスからゴヴがシュートを放ちレアルを牽制。
その後は完全にリヨンが攻勢に出て、レアルは一向にシュートが放てない状態が続きます。

この悪い流れを変えようと、レアル側はファン・デル・ファールトを投入します。
そんなレアルを嘲笑うかのように、リヨンはシェルストレームを起点とした攻撃から、後半30分にカシージャスの牙城を崩し1-1
トータルで1-2となった上に、アウェイゴールの関係でレアルは残り15分で2ゴールしなければなりません。

絶体絶命となったレアルは、調子の悪かったカカに代えてラウルを投入。
しかし、攻撃に厚みを増したところで、完全に守備の体制に入ったリヨンの牙城を崩せるわけもなく、ここでタイムアップ・・・。
レアルはまたしてもベスト16で敗退しました。

総括
予想以上にベスト16の壁は厚く、険しいことが分かりました。
前半で追加点を挙げるチャンスがあったのに、それを逃したことが全てでした。

後半は完全にリヨンペースとなりましたが、原因リヨン側の選手交代はもちろん、レアル選手のスタミナ切れも影響したと思われます。
今シーズンも狙えるタイトルはリーガだけとなったので、是非とも獲得して、来シーズンこそはベスト16の壁を破ってもらいたいですね!

レアル・マドリード1-2リヨン
1st:ジャン・マクン(リヨン)
2nd:C・ロナウド(レアル)、ピャニッチ(リヨン)

日程
リーガ・エスパニョーラ 第26節 3月14日(日)ホセ・ソリーリャ(ヴァジャドリード)
ヴァジャドリードvsレアル・マドリード