レアル・マドリード所属のブラジル代表MFカカ(27)が、先日のエル・クラシコで痛めた恥骨の完治は難しいことが判明しました。
カカは恥骨炎の手術は必要ないものの、今後のサッカー人生において現役引退するまで恥骨炎の治療が必要であることが分っています。
この慢性的な負傷を抱えたカカを、レアルが放出するとスペイン各紙が報じていますが、真相は不明です。
元ドイツ代表DFクリストフ・メッツェルダーが所属するレアル・マドリード退団を表明しました。
ドイツ代表として02W杯や06W杯で活躍したメッツェルダー。
レアルのCB不足に際してレアルに移籍してきましたが、故障離脱が多い上に最近は守備能力に疑問がもたれているため、現在は戦力外とみなされています。
そんな状況下で契約満了が迫っているメッツェルダーがコメントを発表。
「クラブが僕との契約を延長するとは思っていない。たとえ、突然事情が変わり、契約延長を打診されたとしても、僕の方からレアル・マドリーでの挑戦に終止符を打つことになるだろう」とレアル退団を表明しました。
また、メッツェルダーは、クリスティアーノ・ロナウドやカカ、ラウル・ゴンサレスとプレイできたことを嬉しく思うとも語っていました。
しかし一方でレアルでのプレイ期間を「無駄な3年間」と発言していました。
■ロビー・キーンがセルティックへ!
アイルランド代表主将ロビー・キーン(トットナム)が、スコットランドの強豪セルティックへ移籍することが分りました。
不屈の闘志で、02W杯ではオリヴァー・カーンの牙城を崩したロビー・キーン。
かつてセルティックで活躍した元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーションも、キーンの実力に太鼓判を押しています。
ヘンリク・ラーション(元スウゥーデン代表)
「彼を獲得したことは、セルティックにとって素晴らしいことだ。私が知る限り、彼はセルティックのファンだね。彼は良いプレイをするために、ファンの存在がいかに大事かを理解することになるだろう。今季終了後に彼が残るかは私が知るところではない。もし活躍したら、彼は確実に残留だろう。彼が過去にビッグクラブでプレイしていたことは知っている。それでも、彼にとってセルティックでのプレイは、幼い頃からの夢だったはずだ」
■ロビーニョが母国復帰
マンチェスター・シティに所属していたブラジル代表FWロビーニョが、母国の古巣サントスへ6ヶ月の期限付き移籍を果たしました。
バルセロナへの移籍が強まっていたロビーニョでしたが、交渉が決裂したためサントスへの移籍を決意したようです。
ロビーニョ(ブラジル代表、サントス)
「ハードワークに励み、サントスでコンスタントにプレーできるようになれば、今回のW杯には最高の状態で臨むことができるはずだ。ブラジル代表のメンバーに選ばれることは決して簡単なことではないが、何としてでも南アフリカに行きたいと思っている。僕にとって最高のW杯になる気がするんだ。でも、W杯へ行くためだけにサントスへの移籍を決めたわけじゃない。僕はこのクラブに獲得し得るすべてのタイトルをもたらすためにやって来たんだ」
■アジャラ、W杯へ意欲!
今年1月に所属するサラゴサを退団した元アルゼンチン代表DFロベルト・アジャラが、母国のラシン・アベジャネダへ移籍することが分りました。
アジャラは2007年に代表引退を表明しましたが、「招集要請があったら復帰する」とコメントしています。
06W杯では、ベスト3に輝いたドイツ相手にゴールを奪ったアジャラ。南アフリカ大会代表メンバーになれるか…?
■チェルシーの移籍禁止令が解除!
FIFA(国際サッカー連盟)に2011年1月までの新規選手契約禁止を下されていたチェルシー。
その禁止命令がこの度解除されたことが分りました。
チェルシーはランス(フランス)に所属していたMFカクタを07年に獲得した際、不正な契約破棄を誘導したとして処分を受けていましたが、ランスとカクタの間で交わした契約自体が有効なものではなかったため、チェルシーに違反はなかったと判断されたようです。
■浮気男に主将は任せられない!
イングランド代表主将ジョン・テリーが、所属するチェルシーの同僚ウェイン・ブリッジの元恋人との浮気したとする問題で、英代表監督ファビオ・カペッロが制裁を与えました。
海外では、タイガー・ウッズの浮気と同等の注目度があるこの浮気問題。
カペッロ監督は、テリーを代表主将から外す決断を下しました。これで英代表主将はリオ・ファーディナンドとなりました。
第2主将はスティーヴン・ジェラードです。