現在インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムの4ヶ国で行なわれているアジアカップ2007、2連覇を目指す日本代表は今日決勝トーナメント進出を決めました。
第1戦 日本1-1カタール
2大会連続で優勝した日本は王者としてカタール戦に望みました。
前回大会、開催国中国の歴史的・政治的問題で全試合アウェイの状況下に置かれ、尋常ではない暑さの中で戦った日本でしたが、今大会はアウェイという状況下には置かれませんでした。ただし、暑さは日本を蝕みカタール相手に高原のゴールで先制したものの集中力が切れてその後同点に追いつかれ試合終了。勝ち点1でのスタートとなりました。
第2戦 アラブ首長国連邦1-3日本
前の試合でカタールと引き分けた日本、この試合に勝利しないと決勝トーナメント進出が厳しくなる状況で高原が2ゴール、中村俊輔が1ゴールと前半の内に試合を決定付けました。後半に1失点しましたが、強敵と思われたアラブ首長国連邦を避けてグループ首位に踊り出ました。
第3戦 ベトナム1-4日本
グループ最終戦、開催国ベトナムと対戦した日本は勝てば決勝トーナメント進出という条件で前半7分にベトナムに先制点を与えてしまいます。
アウェイで失点という最悪の状況でしたが、前半12分に中村俊輔のクロスから巻が胸で決めて同点とすると、前半31分には遠藤がフリーキックを決めて1-2。後半7分には得意のパスワークから最後に中村俊輔が右足のミドルで決めて1-3、後半14分には巻がダメ押しのゴールを決めて1-4として日本が決勝トーナメントを4大会連続1位で通過しました。
日本の次回の試合は7月21日です。