天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

京阪 3000系

2011-10-19 | 車両【私鉄】
中学生の時、京阪鴨東線が開通し、8000系がデビューしました。カメラを抱えて淀屋橋から3000系に乗り、三条で8000系とすれ違って、慌てて窓ガラス越しにシャッターを切ったのを思い出します。あと15分早く淀屋橋に付いていたら8000系に乗れたのにと悔やんでいました。

あれから約20年が経ち、中之島線が開通しました。1編成残っていた3000系を改番させ、登場した新3000系。駅も車両も斬新で、グッドデザイン賞を受賞。京阪の新線にかける意気込みが存分に伝わってきます。



ダイヤも斬新なものでした。新たな種別「快速急行」が登場し、30分毎に運転。守口市・寝屋川市・香里園と停車する快速急行を淀屋橋始発の特急が枚方で追い付き、乗客を渡して折り返すという手法は画期的でした。その後、阪神尼崎でもこのような光景が見られるようになります。10分置きに走る区間急行と併せ、中之島線はデータイム一時間に8本の列車が走りました。そして私の最寄り駅、守口市は一時間に12本の優等列車が停まるようになり、ホームに上がれば列車が来るような状態。さらに、仕事で利用する肥後橋へは、今まで淀屋橋から歩いていたのですが、乗り換え無しで渡辺橋まで行けるようになり、とても便利に、快適になりました。

しかし、中之島再開発の遅れや他線との接続がないことから利用客は伸びず、今年の春にダイヤが大きく変わってしまいました。
華麗なデビューを飾った3000系も、今では8000系、8030系に混じって主に特急運用をこなしています。

グリーンマックスからは割と早く製品化されましたが、グリーンマックスのモーターや台車は扱いにくいという昔からの固定観念があったので購入していませんでした。しかし、2200系と2600系を購入したことと、香里園駅でモジュール運転をする機会が出来たので、思い切って買いました。
動力車ですが、昔の面影は何処へやら。スマートな形状にスムーズな走り、音はやや大きめですが、気になるものではありません。
トレーラー車の台車もよく転がり、全く心配いらないものでした。「これがグリーンマックス?!」と疑ってしまうくらいの驚きです。私が知らなかっただけなんですけどね。



唯一残念なのは、ホロが付いていないことぐらいです。理由は解りませんが、最近のユーザーの意向なのでしょうか。
カプラーはカトーカプラーに交換していますが、グリーンマックスの物は単純にカプラーポケットからアーノルドカプラーを外して交換するだけです。連結間隔を変えることは出来ません。やや広い気がしますが、ホロを着ければちょうどよい感じになりました。ホロはグリーンマックスのものを使っています。



シールはデビュー当時の華やかなりし「快速急行・中之島」にしました。願わくは中之島界隈が賑やかになり、JRなにわ筋線が開業して中之島がターミナルとなって再び活躍する日が来ることを。その頃は次の新車かもしれませんね。

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