天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

山セクション20

2014-02-22 | レイアウト
鉄橋の位置も大まかに決まりましたので、その周りの作業です。

橋脚はKATOやTOMIXの製品を加工して使用しましたが、鉄橋のり入口となる橋台は悩みました。
KATOもTOMIXも「橋台」という製品は出ていません。グリーンマックスの鉄橋セットに入っているものは奥行きが短く(薄い)、トミーテックのジオコレ製品も小さくて使えそうにありません。
プラ板か石膏で自作しようと思っていましたが、のっぺらぼうな感じになりそうなのと、それなりの高さが必要なので丈夫さも求めるとなると、なかなか決定打を思いつきません。



そんな時、TOMIXの「ガーター橋」に目が行きました。
鉄鋼の表現が何となく使えるかなと思い、2つを向かい合わせにしてプラ板を足し、サーフェイサーを吹きつけましたら、まあ「橋台」に見えなくもないものが出来上がりましたので、これを使用することにしました。高さもあり、強度も十分です。



今は全てむき出しの状態で、良く見ると「橋台」としては矛盾していることが沢山あるのですが、3分の2近くが斜面に埋まりますので、上手にごまかせるのではないかと思っています。



川に沿って非電化線が走りますので、その箇所を製作します。
「川沿いの線路」というと、関西人の私は真っ先に山陰本線の嵯峨野を思い出します。
私が撮影した時は既に新線に切り替わっており、トロッコ鉄道としてデビューした頃でしたが、川沿いを唸りながら走るDE10はカッコイイものでした。
その頃の写真を見ながら、川沿いがどんな感じかをイメージし、コンクリート法面を作ることにしました。
ゴムで型を作り、石膏を流してできた法面をサーフェイサーで着色しています。



傾斜があるのでブロック同士の間に隙間が空いてしまいますが、ここは後で石膏を流す予定です。



この先の地形を作り易くするため、川の水が流れる箇所を塗装しました。
橋脚が不自然な場所になるべく来ない様にしていきますが、やはり何箇所か無理が生じてしまいます。
それでも、川の色を塗っただけでグッと実感的になり、製作意欲も大いに沸いてきました。

川はもっと非電化線に近い所を流れるつもりでしたが、これ以上近づけるともっと不自然な川の形になりそうなので、ここらで妥協します。
いつかの山陰本線のように、川沿いを走るキハ181系「あさしお」キハ58系列「丹波」などで楽しみたいと思っていましたが、本線の大鉄橋が近すぎて、どうもあまり目立たない箇所になりそうです。

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