sptakaのブツブツDiary

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6月13日(火)ニッポン敗戦

2006-06-13 10:35:37 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
サッカー昔話
 74年の西ドイツ大会はフクライフの大会でしたが、その4年前の70年メキシコ大会は、ブラジルが優勝したペレの晩年の大会でした。さらに4年前の66年イングランド大会は、大会八百長と言われていますが、地元イングランドが優勝した大会でした。このとき私小学4年生。もちろんテレビではこんな試合やってくれません。
 浦和の小学校の先生は、教職員チームとして国体に優勝したこともあって、静岡と並んでサッカー先進県だったわけです。埼玉の教職員がサッカー好きだったのは、イングランド教育を標榜していたこともあって、私中学の英語では、小学校のことを「プライマリー・スクール」というイギリス英語で習った記憶があります。「エレメンタリー・スクール」とうい米語はつい昨日くらいまで知らなかったほどでした。従って、イングランドの青少年スポーツのサッカーが浦和では推奨されていたわけです。小学校の、4,5,6年と、毎日全員がサッカーやっていました。懐かしい。
明らかにイングランドサッカーに傾倒していました。今では信じられない3-2-5というシステムでFWが5人もいたのです。両端はウイングと言われていて、今ならサイドバックの2人のことでしょう。そのウイングはDF参加はしません。従って、攻められたときには、5人で守るしかないわけで、8対6なんていうスコアもイングランドでは平気でありました。縦パス一本の大味サッカーですが、浦和南という学校が高校三冠王になって赤き血のイレブンというマンガになったのは、イングランドサッカーで連勝続けたということでした。だからその後ブラジルサッカーが凌駕してきたときに、浦和は静岡にも帝京高校にも勝てなくなってしまったということです。しかし、その辺のへっぽこにはいくらでも勝てていたのです。
 ところが資料を見ていると、54年スイス大会では西ドイツが優勝していますが、ハンガリーが準優勝しているのです。ハンガリーというのは、すでにこの頃Wカップでもステートアマながら強くて、五輪にも出ていました。64年東京、68年メキシコの五輪ではハンガリーが強くて(メキシコではハンガリー優勝)、日本の釜本年代の人は、ハンガリーサッカーが目標となっていたわけです。その中間の66年W杯でもイングランドが勝っていた。つまりブラジルサッカーではなくて、目標は明らかに欧州サッカーだったのです。
 いつの頃からブラジルサッカーというようになったのでしょう。
 この時代にペレのサッカーはすでに終わっていました。しかし日本人がペレに憧れていたという話はありません。彼はただのポイントゲッターで釜本の目標だっただけです。同じように子供はペレに憧れません。ああいうFWは才能だけで、努力してなれるものではない。むしろ74年のクライフサッカーに憧れるのですが、これはあまりに実現不可能。その頃すでに高校生の私はサッカーを卒業して、クライフと言われてもすでに定年後の話に聞こえるのです。
 さて、理想はクライフでも現実はブラジルでした。ブラジルサッカーは、過去に日本から移民が多かったという理由か、静岡が埼玉に対抗して根拠不明にブラジルサッカーを導入し始めたからじゃないかと思うわけです。三浦のオヤジなども日本ブラジルの選手ブローカーしていましたし、三浦自身も高校辞めてブラジル留学していました。読売クラブが独自にブラジル選手を多数入れて、実業団で連勝していたという理由かも知れません。およそ70年代の後半からの話です。
 国内だけに目を向けているのであれば、浦和がイングランドで国内チャンピオンで問題はない。ただそれが浦和の限界で、静岡のように世界を見た場合に、イングランドの真似ではいつまでたっても解決策がない。ブラジルサッカーを見習って、日本人が世界に出るというそういう大きな野望も感じられます。
 ところで欧州サッカーとブラジルサッカーの大きな違いは、肉体的にハンデのある日本は、やはり同じようにハンデのある、こねくり回すブラジルサッカーをやらない限り、欧州に勝てないという理屈がそこにあるからです。三浦がやっていたドリブルなどが典型で、フェイント多用するドリブルは欧州はやりません。それよりスピード優先するからです。ブラジルは優先するものがないから、こねくり回すわけですね。
 そのブラジルは70年代後半以降は言われるほど活躍したときがなくて、ジーコ78年、82年辺りは3位が最高位。前評判倒れになりましたが、しかし川渕にはその頃のジーコが頭にこびりついて離れなかったのでしょう。
 活躍するのはずっと後の94年の米国大会で、ブラジル優勝。それまでの20年はブラジルの冷や飯時代でした。94年はロマーリオの時代ですから、つい昨日のような気がします。
 つまり何も、世界の中ではブラジルの評価などは、せいぜいチェコと同程度で、今でもドイツ、フランス、イタリア、オランダのサッカーが世界一だと思っているわけです。ただたまに優秀選手が出没してくるわけで、それを雇っているというだけのことです。それはアフリカと同じ扱いで、バルセロナのエトーなどは欧州チャンピオンになりましたが、彼は4年前に中津江に来たカメルーンの一人で、今年はWカップ地区予選敗退で、今ごろバケーションの最中でしょう。
 本当にブラジルのサッカーがいいのかどうかは怪しいものです。むしろ若い子はスペインのワンタッチパスのサッカーを目標にしているほどです。あるいは今絶好調の縦パス多用のイングランドのサッカーでもいい。それは中間のボール支配回しは、実は無意味だという考えでもあります。バスケやハンドボールやアイスホッケーには、中間支配がありません。攻撃、守備は常に相手のゴール前だけですから。何故かサッカーにはこのように、理想形が今でも不明で理屈は多様にあるわけです。
 しかし、問題はどの監督であっても、こういう理屈の中に参加して、自分の主義を持っているのですが、無知なジーコはこの理屈戦争にも参加できないわけですから、こんなものが指揮官している日本が、勝てるわけがないというのが、今の相場でもあるわけです。従って少し物知り連中は「何をやりてえんだよ、ジーコは?」というわけです。「私はサッカーをやりたい」と彼は真顔で答えるのですが、蹴飛ばされておしまいということです。

公務員が日本を蝕む
 公務員は仕事がないときには、わざと仕事をやった振りをする。「数値目標」というのがそうだ。喫煙を男子現在43%を、4年後に38%にするという。これだけのことに部会を開いて、接待して500万円くらいを使う。私が5分で考えられる内容と同等だけど。
 今年から弱小業者にも消費税の申告が始まったのだ。私、そっぽを向いていたら、期限の3月を過ぎて、4月に「収めてください」と案内が来た。「私も払うの?」とやり取りして、4月に20万円も支払った。そして6月に、延滞加算税が5%きた。1万円の追徴加税だという、今それでもめている。財務は杓子定規に請求するようになった。不景気だからか。
 民間駐車違反取締りもそうである。あんなの定年シルバーの雇用促進で、仕事はいくらでもある、5分待てば駐車違反はいくらでも来る。警察は「わが社こそ、雇用促進している」と思っているのか。
 NHKの不正経理を取り締まるのは、自社ではなくて、財務(税務署)らしい。財務が経理に介入して、不正経理を見抜いて「それは利益」とみなして課税する。消費税の未申告でNHKも3億円追徴加算税された。勤務先の会社が出張先のホテル朝飯500円を支払わないのは、どうも財務の指導らしい。私が「出張にいっているから朝飯500円なので、自宅ならタダで食える」といっても、社内で喧嘩が発生するだけで、経理も財務に言われているから手も足もでない。財務は民間を経営しているという大きな勘違いをしている。公務員が不景気で露骨にのさばり出した。要注意、日本は北朝鮮になる。
 これから街頭でタバコ吸っていたら私どうなるんでしょう。「辞めましょう」と誰かに言われるんですか? 不愉快にその人殴ったら、私は傷害罪になる。ならばお返しに「ブスは町を歩かないでください」とその女に注意したら、これはセクハラですか。20年前のロシアは「農業振興に国民は理解をしましょう」なんてのが、プラウダという新聞のトップ記事だった。馬鹿でしょ、こんなものは理屈抜きで。しかし、日本はロシアの20年前を歩き出した。まともに生きていけるのでしょうか、日本で・・・。


「日本が勝ったら外国に失礼だ」と昨日大見得切ったけど、しかし1-0から3点入れられる大間抜けとはこのことだ。帝京高校だって、こんな馬鹿な敗戦しませんよ。
 グループDのイランも、メキシコに3点入れられて負けたけど、アジアなんてもんはこの程度かと呆れる。こんなのサッカーじゃありません。ハンドボールです。
 例えば昨日のポルトガル-アンゴラのような試合がどうしてできないのかと思うんだけど。前半3分にポルトガル1点入れて、残り87分はそのまま終了だよ。数年前のギリシャでもいいけど、シュート100本食らっても、全員でディフェンスしてみっともなく勝つというのもサッカー。ジーコさんは自分がブラジルでサッカーやっていたときは、いつでも「追加点」だけ考えてプレーしてました。彼は攻撃的MFだったからね。DFなんてのは、同僚地味仲間に任せて十分だったから。最後大黒投入したときに、日本のDFは2人か?とNHKアナも絶句していたけど、だから3点目簡単に取られたね。いまさら何も言いません。この4年間で日本サッカーは退化した。原因はジーコ。それとけっこう大勢が批判しているけど、サントスと宮本はダメだね。ジーコお気に入りはすべてダメってことです。岡ちゃんもNHKで怒っていました。
 でもFIFAもいいことしてますよ。グループAから順番に試合消化しているのに、グループEがスタートする前に、グループFの日本の試合を開催しました。日本、オーストラリアは時差の関係で、サービス開催して午後10時。これはFIFAの配慮なんでしょうね。もし順番どおり、Eを2試合やってからFの日本だと、午前4時スタートですから、これ8時間も時差ある、日本やオーストラリアは困ってしまうんですよ。18日のクロアチア戦も、やはり午後10時からで日本時間に合っている。これってFIFAの日本への配慮だったんですね、きっと。この先もちろんクロアチアに負けるのは必然だけど、せめて今度はちゃんと1点取りましょう。今日の1点は、史上稀に見る奇妙奇天烈な無人自殺点(オウンゴール)だったと評価しておきます。
 さてグループEは、前評判どおりにイタリアが強いものです。チェコは運が良すぎて理想的な試合しましたが、それでも強いと評価しましょう。でも予選成績見ると、オランダより格下なのですが。ガーナは頑張りましたが、リーグ通過は難しい。米国論外。日本もせめてガーナ程度のサッカーをすることを4年後の目標にしてください。監督はクライフにお願いしましょう。広岡タイプで気難しい怖い親父ですが。
D組み。
 組み合わせから行けば、ポルトガルがすでに優位です。イランは日本程度でダメで、アンゴラとメキシコの勝者も予選通過になります。アフリカ勢に勝って欲しいというのが私情でもありますが。


 さて、歴代日本にまともなDFは育ったためしはなかったという話。
NHKで解説もやっている井原は、代表歴が長くて優秀なDFだったといわれていますが、それは大きな勘違いなのだという話です。井原の古臭い考えは、彼はボールのないところで、ショルダー(肩)タックルは、今でも有効だと考えている御粗末な選手です。かつてサッカーは手を使わなければ、肩でボールがないところでも相手を押してもそれがルール内だったことがあります。つまりボールを追いかけてくる相手がいた場合、彼と併走して、ボールは目の前3mにあるのに、その選手を肩で押して潰すなどの行為です。ところがこれは10年ほど前からファウルとなり、今ではイエローの対象にもなっているのに、井原は勉強不足で、それを今でも「ルール内」だと勘違いしている大馬鹿者です。だから反則ファウルで相手を止めたとしても「仕方がないですよ。他に止めようがない」と昨日も解説していましたが、そういう馬鹿者解説なのです。それは彼個人に限らず、日本のDF選手が大きく間違っている点なのです。読売クラブにいた加藤久という早稲田の先生選手も、同じ勘違いをしています。共にアジアの壁などといって煽てられて、その後のサッカーの変遷理解していません。思い出すのは、この二人は選手晩年に、共にレッドカード食らったことがあるのです。一発レッドなどは、言語道断。
 せめて私は、前のDFの堀池が実に優秀なDFだったと思うのです。要するにDFとは、ワカメやくもの巣のように相手の体に自分を密着させて、スペースを与えない、攻めにくくさせるという行為なのです。壁のように立ちはだかるというのは、昔の考えで今は通用しません。スライディングはボールのみに簡単に行なう。それだけです。つまり相手にシュートする足を振り上げる時間とスペースを与えないということなのです。それから見れば、昨日の2点目与えたのはDFのミスです。1点目は、ああいうゴール前の密集こぼれ玉狙えというのは、30年前からどこでも今でも言われているチャンス獲得行為ですから、これは仕方がない。でもキーパー飛び出しの川口の行為は、こいつはいつまでたっても自分の欠点に気が付いていない二流選手だということです。またそんなものを使っているジーコも愚か者です。
つまりショルダーのタックルで相手を押し込む行為はイエローなのです。こういうサッカーのDFの基本理解ができてないのは、過去に優秀な選手も監督も皆無だったからで、もちろん宮本も中沢もジーコに至っても知らないで済ませているのです。

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