sptakaのブツブツDiary

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藤井聡太の66角に、渡辺明が動揺したことは、能力差以上の何かがあると勘違いした記者

2023-06-03 10:57:41 | ブツブツ日記
終局後、渡辺は藤井の勝負手だった72手目に対し、1時間16分、長考した。「(藤井の)6六角(72手目)の(対応を)間違えてしまった。違う手を指さなければいけなかった」と悔やみ、「長考した結果、間違えてしまった」と繰り返した。 

渡辺は素人将棋記者相手に、清々しい敗戦理由を説明して、藤井名人誕生を見届けたように見えた。ところが朝日はそうは思わなかった。
 「何故間違えたか」を聞きたかったらしい。歩きながら「その時の心の動きを聞いたが……」と記事は続き、渡辺は「分からないですね」とぶっきら風に答えてエレベータに乗り込んだと続いた。そして不意を突かれた66角に動揺するように、間違えたというような結論にした。
まあ臨場感がある風な感じはする。あんな藤井荘という田舎の旅館に雑多なメディアがいる中の限られた空間で、自社だけがオリジナルのコメントを取れるなんていうことは、ほとんどない。しかも敗者の口から、その間違えた理由を聞き出そうと。究極に答えるなら「それは、私がバカでした」と言わせたいのかと、怒りそう。
離婚した芸能人を追いかけて、「何故ですか」と聞くのと同じに思うのだが。それは記者として、取材の動機付けにはなるのだが、へ理屈根拠を言うなら、朝日NHKの将棋記者の劣等偏差値の逆恨みのような気がしてならない。
アニキは馬鹿だから東大にいって、私は天才だったから将棋指しになったというのは、米長の名言だった。そうなのだ、将棋連中の偏差値というのは、かなり高い。で朝日NHKの東大連中は、それが悔しい。到達できない上位者は、普通の感性とは違うものを持っているに違いないという劣等感がある。それが執拗に追いかける動機になっているとは、どうにもあさましい。
同じように藤井聡太を大谷翔平以上に持ち上げるのもそれが理由で、劣等偏差値は、口を開けて、よだれ流すように、見惚れているのが現状となる。どうせ、ただのゲーマー上位で、そろばん日本一の中高生だって、パソコン以上の早かと驚く。そういうのはいるのだ。
いや大相撲でも日本人横綱稀勢の里だけは、大フィーバーしたが、白鳳とか照ノ富士では、何の騒ぎにもならないというのは、知っての通り。
臨場感の溢れる記事が掲載されるのはいいが、その理由がその程度かと思うと、なんだかガッカリ。それならノーアウト1塁で送りバントするその100年の悪習慣を、徹底してこき下ろす記事を読売が書くべきだと思うが、これは偏差値が動機づけにまったくならないために、めくら同然の扱いというのが、見え見えでどうにも我慢ならない。

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