sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

女子Wカップ~密集してパッと散る

2011-07-14 06:33:53 | ブツブツ日記
 理屈通りの理想形のサッカーができれば、レッドで2人退場して、9対11人でも、勝てるというのはサッカーの理屈である。相手にボールを取られたときには、2人で囲んで、こっちがボールを取ったときには、パッと散ってトライアングルを作る。そうすれば勝てる。理屈通りのサッカーでスウェーデンに勝った。
 でも羨ましいのはドイツのサッカー環境らしい。サッカーとはサッカー場でするのであって、国立競技場のような陸上トラックの芝生フィールドなんかでは、サッカーをやるな。ハンマー投げでボコボコになった芝生でサッカーなどやるな。
ウィンブルドンでは50年間も地元イギリス人は試合に勝てないが、ドイツで勝った日本を誉めるよりも、4万人の客が入る環境があるということと、専用サッカー場で試合ができることを誉めるべきなのだが。国立競技場ごときが、高校生のサッカーの聖地になっているという勘違いを信じていることが、未熟だというわけだ。
ドイツやスウェーデンのサッカーは、いっときの国見高校のサッカーであって、帝京のようなひ弱なチームには、蹴り込んで突き飛ばしてボールとれば、点が取れるという、およそ下品なサッカーで、国見は連戦連破して、それに憧れた時代もあったわけだ。しかし国見からはまともな代表プレーヤーは育たなかったし、負けても帝京のサッカーが理想だといわれてきた。同じ帝京イズムが千葉や横浜のチームに浸透してきた。国見は孤立して九州でも弱くなってきた。あれは日本が目指すサッカーじゃないし、サッカーの一断面であって、それの一本やりでは、限界がある。
ユーロで数年前にギリシャが勝った(優勝)したように、Wカップで日本ごときが快進撃する。ちょっと前は日本女子は北朝鮮に勝てなくて、どうして北朝鮮が強いか不思議だったが、今は欧州は日本の強さに不思議がっている。スペインがブラジルに勝ったのと同じだ。5対4で勝つサッカーが理想だというのは、クライフの名言だが、3対1で勝つのもそれに近づいた。
誉めるのはアメリカに勝ってからだが。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 女子サッカーワールドカップ... | トップ | 女子サッカー、沢穂希のとっ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブツブツ日記」カテゴリの最新記事