sptakaのブツブツDiary

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12月21日(日)不景気の上塗り

2008-12-21 18:49:19 | ブツブツ日記
12月21日(日)不景気の上塗り
 風邪引いてスキーしたけど、満足度は半分。雪も少ないし。
 アメリカは、GMの1兆円程度の融資に、大統領権限でどうにかこれを決定したのだが、日本は裏取引みたいなもんで、銀行の不良株式の買い取りに22兆円も用意していたことは、あまり大きく報じられていない。不景気で株式暴落とはいっているが、この甘やかし融資が決まっていることで、先週後半から銀行株だけは、上向き一辺倒になっている。
 麻生がいうには、日本は金持ちだ。政府は銀行に弱みでも握られているように、政府予算の3分の1を、銀行救済に満場一致で決めているとは、ほとんど不愉快。
 景気の悪化を政府が救済すると言うのは、政府もこの不景気を底値だと判断して、買いに走っているのと同じことだ。さらに暴落すると、政府も巻き込んだアイスランド状態になるのだが、全くノー天気でこれに参加しているとは、不健全な社会だと思われる。
 銀行の保有株の暴落を、政府が買い取るということなのだ。トヨタソニー派遣首切りに続いて、来年からは業界二番手企業の首切りも始まると言うのに。
 しかも日本株をこうして政府が買い支えるということは、円高をより助長するわけで、日本はドツボにはまっていくのだが、政府はのんびりしている。
 最近洋服の青山に行ってみたが、適当なシャツは1千円で買える時代になった。30年前の学生時代には、シャツとは3千円するものだと思っていた。この値下がりは、明らかに中国製のシャツが出回っているからで、物価は30年前よりも安くなっている。円高メリットというのは、中国産も商品がタダ同然で購入できるということなのだが、コメをはじめこんにゃくその他の国産食品は、いまだに大げさな保護貿易で国産品を守ってるからで、食糧の自給放棄と輸入拡大が、実は景気高揚の大きな原動力になるのだが、それは一切やらない。政府の底値買い取り政策は一時しのぎにはいいのだが、付けはどんでもなく大きいと思われる。

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