sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

津田沼駅で大仏のような野田佳彦

2011-09-03 16:43:40 | ブツブツ日記

 政治屋というのは、票乞食のことだと思っているが、野田佳彦という総理大臣は、86年の千葉県議当選前頃から、ほとんど先月までの25年間、毎日午前6時から9時の間には、津田沼駅に立っていたとうのは、あながちウソではないらしい。年間200日として、全部で5000日。一日で10票が固いとすれば、5万票。それで永遠に当選できるか。
 松下政経塾が政治家養成所だったとしても、そこでは、徹底した乞食になれと、教えているのだろうか。
 テレビタレントは、そう思えば羨ましい。誰もが知っている。しかし誰も知らない人が政治屋するとすれば、駅前に立っているしかないのか。大仏でもいいし、人形でもいいと思うが、案山子でもいいけれど、しかし人間じゃないとダメだ。マンションのモデルルームの案内も、人が看板を持たないと客が来ない。
 何かをしゃべるというわけじゃないのだ。「お勤め御苦労さま」「おはようございます、いってらっしゃいませ」
 政治屋なんて、堅気の商売だとは思わない。皆が通勤するときに、立ちんぼしていて、10時にのこのこ迎えの車で議会に出勤。そのやくざ者生活の罪滅ぼしに、駅前に立つのか。しつこいくらいに毎日立てば、顔くらいは覚える。
「通勤の皆さまに報いるような政治にしていきたい」と、石の上にも3年たてば、少しは気のきいたことでもしゃべれるようになるか。
 政治とは、票が欲しい、乞食をやるのが、大前提である。八百屋が誰にも白菜うって、「ありがとうございます」というように、松下政経出身のエリートと思われるものが、乞食で頭下げて「票ください」というのが、政治屋の出発点ならば、私は本当にそれが理解できないのだ。安倍晋三も、麻生も、福田も、二世三世は大馬鹿で立ちんぼの子供で育ったのに、何故か御坊ちゃまと言われた。お坊ちゃまに、立ちんぼなんか辛くてできない。だから野田の立ちんぼなんて理解できやしない。政治一世だからこそ、松下政経の3年間で、この駅前立ちんぼの人生を覚悟をしたことが、彼が総理になれた一番の理由だと私は思うのだ。
 この乞食のスタンスで当選したものが、大いなる素人アイデアを出して、国家一種から高級官僚になった連中を顎で使って指示するのが、多分本当の日本の政治なんだろう。頭がいいだけなら、何も政治屋なんてなりたくない。官僚になればいいんで、しかし野田は早稲田の政経で、決して東大法じゃなかったし、官僚じゃなくて、駅前立ちんぼの政治屋になった。あんな朝の通勤連中に頭下げることが、八百屋のオヤジ同様に「ありがとうございます」と、これが快感だったのだろうか。陰で舌出して、これで1票獲得ねと下品に笑ったわけじゃないだろうけれど、しかし、どこに優越感があるんだろうか。不特定多数の請託を私に預けて下さいということなんだろうが、それと乞食行為の同一性が全く理解不能なんである。だがしかし、こういうどぶ板からスタートした政治屋というのもまた、本当に地盤が強いものだとは、理解する。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 愚かな紳助呪縛が解けて、引退ね | トップ | 健康のために毎日1万歩 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブツブツ日記」カテゴリの最新記事