sptakaのブツブツDiary

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藤井聡太 二日制対局の無意味。負けるにも3時間も余しての笑い種

2021-06-30 18:49:29 | ブツブツ日記

 将棋指しは考えることが仕事だと言われる。1時間でできる将棋を、二人で16時間も考える時間がある。さっさと1時間で終わらせて、15時間を居眠りしたいのだが、それでは主催のホテルも旅館も困る。いや、考える時間があるなら、「ひと月でも一年でも考えますよ」というのが、彼らの方便だが、買い被りというものだ。1時間で決められることを、16時間も考えている振りするのが、そのインチキ商売の正体で、負けても勝っても適当に切り上げろ!。
 というわけで、藤井の王位戦の防衛はさっさと負けたが、二人で3時間も余らせた。つまり藤井は負ける前に、外に出て、3時間昼寝してから負ければいいのだが、そういう馬鹿な時間の使い方はせずに、負けたわけだ。
 考える時間が16時間与えられて、その高額時給が保証されて、それが仕事なのだから、それを十分に足りないくらいに使えばいいのだが、それができるのが能力でもあるらしい。しかし人間には極限のリズムというものがあって、時間がありすぎるとこれが困る。
 まあ大学1年坊主の年代で、どうせ100手で終わる将棋の、自分は半分の50手で、そのうち肝は、6手くらいなもので、あとは必然だ。その6手に、1時間ずつ考えることができるのが将棋指しというものだ。普通の人は、3分考えて「後は、何を考えればいいのか」と、考えどころが分からないし、気が付かなくて、どうせ適当に差しても1手であるのだから、目つぶって、えいと、これだとやればそれでもいい。
 ただ仕事として将棋するなら、自分で定石を上塗り更新して、しかもその時間が保証されているのだから、まあゆっくりやろう。それでも、余り過ぎとはよくない。2日制は、もてあますのだ。ならば、どうして三日制、四日性、一カ月制がないんだ。
 宋の時代に科挙を合格した者は、それだけで億万長者。同じように官僚一種は、それだけで一生保証される国は、それが理由で滅びる。一生をもてあますからだ。同じだ。
 せめて1日、あるいは半日制でいい、それ以上考えている振りは、寝ているのと一緒で無意味。藤井の中盤の勘違いは、最後まで修正できなかった。あの1時間の考えての、飛車の横移動は、間違いで、残り15時間は不要で。もうちょっとサクサクと手際いいタイトル戦にした方がいいと思うが。全国のホテル回遊もまあ、いいけれど。

コメント
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