gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

10月26日「原子力の日」 誕生花:ピラカンサ

2014-10-26 01:37:41 | 雑記

 記念日・年中行事

○原子力の日
日本政府が1964(昭和39)年に制定。
1963(昭和38)年、茨城県東海村の日本原子力研究所で、日本初の原子力発電が行われた。
また、1956(昭和31)年のこの日には日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟した。

○反原子力デー
「原子力の日」に因み、各地で原発反対の運動が行われる。

○どぶろくの日
「御園竹」「牧水」などの銘柄で知られ、長野県佐久市(旧望月町茂田井)にある明治元年創業の老舗の蔵元「武重本家酒造株式会社」が制定。
濁酒(どぶろく)の魅力を広めるのが目的。
日付はどぶろくのシーズンが始まる10月下旬であり、10(ど)と26(ぶろく)で「どぶろく」と読む語呂合わせから。
武重本家酒造株式会社では「十二六甘酸泡楽(じゅうにろくかんさんほうらく)」略して「どぶろく」という濁酒を販売している。

○デニムの日
岡山県のデニム・ジーンズ企業で構成される岡山デニム協同組合が制定。
世界中で親しまれている岡山のデニム製品の素晴らしさをより多くの人に知ってもらうことが目的。
生地、染色、裁断、縫製、風合い、デザインなど、その高い技術力とこだわりのものづくりで知られる岡山ジーンズをさらにPRし、国内外で展示会などを行い「世界の岡山ジーンズ」と呼ばれることを目指している。
日付は10と26で「デ(10=Ten)ニ(2)ム(6)」の語呂合わせから。

○青汁の日
多くの人に青汁で健康になっていただきたいと青汁のトップメーカー、株式会社アサヒ緑健が制定。
日付は10を英語のIO(アイオー)に見立てて青と読み、26を汁(ジル)と読む語呂合わせから。

○青森のお米「つがるロマン」の日
青森県で作付けされている美味しいお米の「つがるロマン」を全国にPRしようとJA全農あおもりが制定。
日付は実りの秋の10月と、26日を「つがる(2)ロマン(6)」と読む語呂合わせから。

○きしめんの日
愛知県の名物「きしめん」をもっと多くの人に食べてもらおうと、愛知県製麺工業協同組合が制定。
日付は食欲の秋である10月と、「きしめん」の特徴であるツルツル感を2(ツ)と6(ル)で表した26日の組み合わせから。
「きしめん」は茹でた麺に熱いつゆをかけ、油揚げや鶏肉などの具と共にかつお節やネギを入れて食べることが多く、これからの季節はさらに美味しくなる。

○柿の日
全国果樹研究連合会カキ部会が柿の販売促進を目的に制定。
日付は俳人の正岡子規が明治28年の10月26日からの奈良旅行で、有名な「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだとされることにちなむ。
また、地域によって違うが柿の旬の中心的な時期にあたることもその理由のひとつ。

○ハンドメイドの日(10月第4日曜日)
子供から大人まで手作りの楽しさ、クラフト作品の良さを知ってもらうことを目的に、手作り・クラフトの総合情報検索サイト「手作り市場 あ~てぃすと」の運営、クラフトイベント、体験教室の企画運営をしている神奈川県横浜市に本拠を置く有限会社アドバンスネクストが制定。
日付はハンドメイドは2つの手、10本の指を使って創ることから2月と10月に、そして「サンデー フォア クラフト」(クラフトのための日曜日)の言葉から、フォアを数字の4と見立てて第4日曜日としたもの。

○もめんの日(10月第4日曜日)
木棉の生地などを扱う西出株式会社が制定。
三河地方が799(延暦18)年に日本で初めて木棉の種が持ち込まれた地域であることより、三河地方の西尾市にある棉祖神・天竹神社の例祭の日を記念日とした。

○義母の日(10月第4日曜日)
アメリカの記念日。義母に感謝し、小さな贈り物をする。

精神保健福祉普及運動週間(10月26日~11月1日)
厚生省(現在の厚生労働省)が実施。こころのバリアフリー宣言~精神疾患を正しく理解し、新しい一歩を踏み出すための8つのキーワード~
1.精神疾患を自分の問題として考えていますか
2.無理しないで、心も体も
3.気づいていますか、心の不調
4.知っていますか 精神疾患への正しい対応
5.自分で心のバリアを作らない
6.認め合おう、自分らしく生きている姿を
7.出会いは理解の第一歩
8.互いに支えあう社会作り
http://www.pref.toyama.jp/branches/1268/02-seishin/kokorono.html

○ 【競馬】菊花賞(京都市伏見区・京都競馬場
日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝3000mで施行する中央競馬の重賞競走(G1))。

○第29回黒沢峠まつり(山形県小国町・黒沢峠〈集合は小国駅 ※現地集合も可〉、9:00~)
「歴史の道百選」に選定された越後十三峠。江戸時代の生活の道、維新の志士が駆け抜けた道。
この道で、毎年開催されている「黒沢峠まつり」は、市々側から上り約1時間半の行程で峠を越え、黒沢側のお祭り広場では、丸太切り大会などのイベントが行われる。
売店では臼でついた本格的な餅や峠そばが販売され大勢の参加者で賑わいを見せる。

○川口秋まつり(新潟県長岡市・川口運動公園内すぱーく川口駐車場特設会場、10時~16時)
地元川口地域をはじめ、中越エリアや全国の選りすぐった各地の名産品や秋の味覚が会場内に集結する震災復興10周年祈念物産展「響」、あおり太鼓演奏や新鮮な地元野菜を竿で釣り上げる「野菜釣り」や名物「豆うつし選手権」などイベント内容盛りだくさん! 
秋の収獲を祝い、震災復興10周年の節目となる今年、支援をいただいた全国の方々への感謝の想いと、復興から創造のステージを歩む地域の姿を地域内外にPR発信する。

○第16回武蔵おごせハイキング大会〈埼玉県越生町・中央公民館駐車場〈集合〉、定員4000名、ゴール:11:00~17:15※雨天決行〈荒天時中止〉)
深まりつつある秋の中に身を置き、手つかずの自然や自然と共存する人たちの暮らしを身近に感じて歩くハイキング。
参加者同士の「今、この瞬間」のふれあいも魅力的なものになっている。
コースは22km(受付・スタート;7:00~8:00)、16km(8:00~9:00)、7km(9:00~10:00)の中からお好きなコースが選べる。またゴール時には素敵なプレゼントがある。

○HAPPY COLLAGE~好きをつなげる~(千葉県茂原市・レイクウッズガーデン~ひめはるの里)  
外房の魅力的な教室が集結し、新しいスタイルの合同展示発表会&体験会。
生徒さんの作品展示発表会、体験レッスンやワークショップをお楽しみいただける。
講師によるコラボ提案や、テーマに合わせて合同での作品展示も行う。色々な教室の作品を見たり、体験したりが一度に叶うイベント。
人・地域・夢・作品・世界・思い・ご縁・・・色々な「つながり」を伝えたいと企画した。

□菊まつり(東京都江東区・亀戸天神社、10月26日~11月23日)
菊花展は秋の風物として、春の梅・藤まつりとともに年々盛況となった。菊のタワー、大小の千輪咲、懸崖、盆養・盆栽など約500鉢が飾られ、参拝者を楽しませている。

○第42回日本橋・京橋まつり大江戸活粋[かっき]パレード(東京都中央区・東京都 中央通り〈京橋3丁目~室町3丁目〉、11:00~15:00※少雨決行)
五街道の起点となる日本橋に、全国のお祭りが大集結する「日本橋・京橋まつり大江戸活粋パレード」が開催される。
日本橋のメインストリート、中央通りを約3000人が埋め尽くす一大パレードをはじめ、数々の著名な伝統舞踊やマーチングバンドなどが練り歩く。
日本各地の物産展「諸国往来市」も楽しめる。

○親子自然遊びプログラム0~2歳児対象プログラム(東京都東村山市・都立狭山公園パークセンター前、10時~12時)
子どもたちと一緒に公園をゆったりお散歩しながら、虫を見つけたり、葉っぱであそんだり、じっくり自然と向き合う。
また、講師から自然あそびをより楽しむためのコツをご紹介する。お昼前に公園内で解散する。

○青梅・奥多摩ルート411ライドVol.2~青梅マラソンコースを自転車散歩しよう~(東京都青梅市・青梅市役所前広場特設会場、8:30~15:30、10:00スタート)
景色を楽しみ、皆とゆっくりサイクリングを楽しみたい方向けのポタサイクリング(自転車散歩)。
青梅市役所をスタートして青梅マラソンのコースとなっている国道411号線を走り、JR青梅線・古里駅で折り返し、スタート会場である青梅市役所でゴールする、約30kmのコース。
コース沿道には薄紅葉の豊かな自然と美しい多摩川が流れている。自然豊かなこの青梅・奥多摩地域をゆっくりとちょこちょこ立ち寄って自転車散歩を楽しんでください。

○バーベキュー&飛天狗II( 神奈川県南足柄市・足柄森林公園丸太の森、9:00~15:00)
丸太の森に誕生した空中アドベンチャージップライン「飛天狗[とびてんぐ]」を体験後、バーベキューを行う。
対象:家族・友達等いずれも小学4年生以上、先着20名 *お子様同士の場合は保護者同伴
持ち物:飲み物・タオル・運動が出来る服装・レインコート・軍手
申込み:10/4午前9時~電話で。

□駿府本山お茶壺道中道中・口切の儀(静岡県静岡市葵区・井川、久能山東照宮)
秋の「お茶壺道中行列・口切りの儀」は、5月下旬に開催した「茶詰めの儀」との一連行事。
「茶詰めの儀」で茶壺に詰めた新茶を井川にあるお茶蔵で保管し、10月下旬「蔵出しの儀」により取り出したお茶壺を「お茶壺道中行列」で、井川~久能山東照宮へ運んだ後、「口切りの儀」で取り出し奉納する。
これは、駿府城に居城した大御所徳川家康公が、海抜1200mの冷涼な井川大日峠のお茶蔵屋敷に新茶を壺にいれ保管し、数カ月後の晩秋に熟成したお茶を駿府城に運ばせお茶会を開いたという故事にちなんで再現したもの。

□橘神社例大祭と筆供養(静岡県浜松市北区・橘神社)
平安時代初期にこの地で没した、日本三筆の一人、橘逸勢が祭られた橘神社。字がうまくなるようにと使い古した筆や鉛筆を納めて供養が行われる。

○つる産業まつり2014(山梨県都留市・谷村第一小学校校庭、9:00~15:00)
つる産業まつりの一環として、「お茶壺道中」が開催される。江戸時代、徳川将軍が京都宇治の茶を将軍家御用として宇治の茶師たちに作らせ、その茶を江戸城まで運んだ行列をお茶壺道中行列と呼んでいた。
都留市に行列が訪れていた歴史があり、その行列を再現している。

○第1回信州池田町ワイン祭り(長野県池田町・あづみ野池田クラフトパーク、11:00~15:00)
北アルプスの美しい景色を望みながら、地元で育ったワインを楽しむ極上のひと時。
ワイン飲み放題、豚肉の炭火焼き食べ放題、ワイン・農産物の販売、ジャズライブ。

○久居まつり本祭(三重県津市・久居二ノ町会場、緑の風公園会場、10時~16時〈ひさい版仮装大笑は津リージョンプラザで開催、14時開演〉)
二ノ町会場では各種ステージ発表、よさこい踊り、80nmこども巻き寿司、まちかど博物館、こどもみこしなどを実施。
緑の風公園会場では、子どもを対象とした各種イベント(ステージ発表、かえっこバザールなど)を実施。また、今年度は、かんこ踊りや湯の瀬太鼓も出演。

□たいまつ祭り(富山県黒部市・新治[にいはる]神社、10月26日~27日)
26日20時頃からゑびす様、大黒様を乗せた屋形船と神輿が町内を練り歩く。
クライマックスは、0時頃神社参道を焦がす300本の松明の上を厄年の男衆が神輿を担いで駆け抜ける勇壮な祭り(新治神社例大祭)。
とやまの祭り百選に選定されている。

○久美浜まるかじりまつり(京都府京丹後市・久美浜町浜公園会場)
町の特産品を一堂に集めた産業祭と、見て楽しい、買って嬉しい、1万人のフリーマーケットを実施。

□嵯峨大念仏狂言(京都市右京区・清凉寺境内狂言堂、13:30~)
壬生寺、千本閻魔堂とともに京の三大念仏狂言の一つとされている。
鎌倉時代、円覚上人が庶民に仏法を説くため始めたと伝わる。所作は壬生狂言と同じで無言劇。

□秋季大法要熾盛光法[しじょうこうほう](京都市東山区・青蓮院、12:00~)
青蓮院は天台密教の嫡流の一つとして、本尊にこの熾盛光如来を祭り、折々に天変地異の息災と皇室の安寧を祈願する役割を担ってきた。
その勤めの修法が平成17年のご開帳を勝縁として、平成18年より一般に公開された。

○紀州湯浅の鯖っと鯵まつり(和歌山県湯浅町・湯浅港〈湯浅湾漁業協同組合・湯浅水産物商業協同組合〉周辺)
オープニング式典(10時45分~)、鯖っと鯵味グルメフェア(式典終了後~15時※売切れ次第終了)、湯浅特産物フェア(11~15時)、フリーマーケット(11~15時)、湯浅町および有田地域の観光PRビデオの放映(随時)、観光写真展示、観光パンフレットなどの配布、アジ君・サバ君オリジナル携帯ストラップの配布を行うほか多数のイベントも開催予定。

○牛窓秋祭り(岡山県瀬戸内市・牛窓地区)
牛窓神社の秋の祭礼。独特の船型だんじり5台が、牛窓地区内を勇壮に練り歩き、唐子踊、太刀踊が奉納される。
朝鮮通信使も立ち寄った牛窓の歴史を偲ばせるのが唐子踊。色鮮やかな異国の衣装に身を包んだ2人の稚児が不思議な踊りを繰り広げる。
さまざまな文化の影響を受けた古い港町らしい異国情緒豊かな祭りである。

○風車フェスタ2014inうかん(岡山県高梁市・うかん常山公園 、9時30分~15時30分)
風ぐるまおもしろ市場。 
備中高梁観光大使の小六禮次郎さん 倍賞千恵子さんや麻丘めぐみさんがおいでになる。 
仮面ライダードライブショーなども。 

○ゆきふるさとまつり(広島県神石高原町・油木[ゆき]シルトピアグランド、9:00~15:00) 
地元の特産品や新鮮野菜を販売。イベントとして、よさこいのステージが行われる。

○2014やっさ花火フェスタ(広島県三原市・糸崎埠頭〈糸崎港〉、19:00~19:45、約5000発、1万人) 
2014やっさ花火フェスタは、初の海上より打ち上げ。
「第1景 水面に輝く光と音の幻想花」「第2景 花火満天」「第3景 星に願いを」「第4景 三原から未来に向かってのメッセージ」の4つのテーマから構成され、大玉22発を含む約5000発の花火が三原の夜空を彩る。
さらに、中国四国地方最大級の20号玉が三原で初めて打ち上げられる。

○第35回三段峡もみじまつり(岡山県安芸太田町・三段峡正面入口、11:00~15:00※スタンプラリー台紙は9:30より配布開始)
特別名勝に指定されてる三段峡で、もみじまつりが開催される。
三段峡内を回るスタンプラリーや、伝統芸能・神楽の上演、親子で宝探し大会、福餅まきなどが行われる。

○筑前の國いいづか街道まつり(福岡県飯塚市・飯塚市中心商店街界隈、10:00~17:00)
祭りの会場である飯塚市中心商店街は、かつて長崎街道の宿場町「飯塚宿」として栄えた。
お祭りでは、恒例の時代仮装行列をはじめ、長崎龍踊り、ステージライブ、ストリートダンス、飲食・物販のバザーコーナーなど多彩な催しが繰り広げられる。

□多久聖廟秋季釈菜(佐賀県多久[たく]市・多久聖廟、10:30~13:10)
多久聖廟の建立より300年以上続く孔子とその高弟を偲ぶ祭典。近年は中国より取り入れた釈菜[せきさい]の舞や孔子の里 腰鼓、揚琴(ようきん)の演奏なども行われており、厳かななかにも華やいだイベントとして親しまれている。
式典後は聖廟内が一般公開される。秋の釈菜の後には孔子祭があり、中国にちなんだ獅子舞や腰鼓(ようこ)などが披露される。また同時開催イベントとして9:00より「骨董&蚤の市」も開催。

○第40回東陽しょうが祭り(熊本県八代市・石橋公園)
昭和50(1975)年に始まった東陽町の特産品である生姜の収穫祭。
生姜をはじめ、八代を代表する農産物や加工品などを販売する。
ステージではデビュー当時小学生天才演歌歌手として注目を浴び、高校生となった今もTV番組でカラオケクイーンとして知名度を上げている「さくら まや」や熊本を拠点に活動するシンガーソングライター「MICA」の歌謡ショー、豪華商品が当たるお楽しみ抽選会や生姜のオークション販売など、イベントが盛りだくさん。
近くには温泉センター「せせらぎ」もあり、1日中楽しめる。

○第21回小京都ふるさと祭(鹿児島県南九州市・知覧平和公園自由広場、9:30~15:00)
地元農業と観光をテーマに、薩摩の小京都「ちらん」で開催される秋祭り。
当日は、歌謡ショーや郷土芸能などのステージイベントのほか、特産品の展示販売や農産物なんでも品評会などが行われる。
オープニングを飾る「武者行列」と「灯ろう流し踊り」は一見の価値あり。 

 ピラカンサ firethom

【花言葉】「慈悲」

【概要】
ピラカンサ(Pyracantha spp.)とは、バラ科トキワサンザシ属の種類の総称で、日本ではトキワサンザシ、タチバナモドキ、カザンデマリの3種類が多く栽培されており、これらをピラカンサと呼んでいる。
Pyracantha(ピラカンサ)は、ギリシャ語の「pyro(炎)+ acantha(刺)」が語源。火のような真っ赤な実をつけ、枝にはいっぱいとげがあるところから名付けられた。

トキワサンザシ(常盤山査子、学名:Pyracanthas coccinea)
南ヨーロッパ、アジア西部原産で、日本へは明治時代の中期に渡来した。
和名の由来は、山査子(サンザシ)に似て常緑であることからきている。 園芸的には、属名からピラカンサとも呼ばれる。種小名のcoccineaは「深紅色の」という意味で熟した実の色に由来する。
葉は狭倒卵形~楕円形で先端側の幅が最も広く、細かな鋸歯がある。3種のうち最も幅が広い。
果実は鮮やかな紅色に熟す。

タチバナモドキ(橘擬き、Pyracantha angustifolia)
中国西南部原産。
和名の由来は、実の色が橘(タチバナ)に似ていることから。
種小名のangustifoliaは「細葉の」という意味である。ホソバノトキワサンザシ(細葉常盤山査子)ともいう。
葉は狭い長方形で先端は丸く、わずかに鋸歯があるがほとんど全縁。裏面には灰色の綿毛が密生する。
果実は黄橙色に熟す。

カザンデマリ(崋山手毬、Pyracantha crenulata)
ヒマラヤトキワサンザシ、ヒマラヤピラカンサともいい、中国西部、ヒマラヤ地方原産。
種小名のcrenulataは「やや円鋸歯の」という意味である
。昭和初期に導入されたがあまり普及せず、戦後に改めて導入された。
和名は原産地が中国陜西省の崋山(ホワシャン)であることによる。
葉はやや大きく細長く、鮮緑色で細鋸歯がある。葉の中央部の幅が最も広い。両面とも無毛。
果実は球状に近く、紅色をおび最も赤い。

【特徴】

トキワサンザシ
樹高2~6m。葉は幅が広く、長さ2~4cmの倒披針形~狭倒卵形で、両面とも無毛。葉の縁には低い鋸歯がある。
開花期は5~6月で、枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、直径1cmに満たない小さな白い花をたくさんつける。 花弁は5枚、萼片も5枚である。花序には細毛がある。
花の後にできる実は球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。 10~12月ころに鮮やかな紅色に熟す。
http://1.bp.blogspot.com/-PGcCYRdhtns/UNkQJNqaoWI/AAAAAAAAAdk/dKfxhaCWxig/s640/06b-tokiwa-IMG_3705.JPG
・葉
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rosaceae/himarayatokiwasanzasi/himarayatokiwa15.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/71/787be633d94fb5be0805819223f9a17b.jpg
・花
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigijpg/pirakn5i.jpg
・果実
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/42477.jpg
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rosaceae/himarayatokiwasanzasi/himarayatokiwa01.jpg

タチバナモドキ
樹高2~4mになり、樹皮は灰黒色。枝には刺がある。葉は長さ5~6cmの狭長楕円形~狭倒卵形。縁は全縁または腺状の鋸歯がある。葉裏に灰白色の毛が密生する。萼や小花枝に灰白色の軟毛がある。
開花期は5~6月で、葉腋の散房花序に直径約8mmの白い花を5~10個開く。花弁と萼片は5個。
果実は直径5~8mmの平たい球形で、黄橙色に熟す。
http://www.ootk.net/shiki/TZ~RL/tachibanamodokiQ2.jpg
・葉
http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-tachibanamodoki/tachibanamodoki300.JPG
・花
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rosaceae/tachibanamodoki/tachibanamodoki02.jpg
・果実
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/48167.jpg

カザンデマリ
図鑑等ではトキワサンザシとの区別点が明瞭に記されていない。
果実はタチバナモドキよりも球状になり、紅色をおびかつ密着するとある。
枝は刺が小さく、トキワサンザシのように枝と刺の中間的なものはほとんどない。
葉の形はトキワサンザシとは区別しにくいが、唯一、若葉の時の表面に黄色の毛が散生する点が本種の特徴。
http://www2.city.kurashiki.okayama.jp/musnat/plant/s-plantphoto/s-kazandemari.jpg
・葉
http://mikawanoyasou.org/data/kazandemari-ha2.jpg
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/q-rika/q-jyb8/q-jfez/q-jfe4.jpg
・花
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigijpg/pirakn5i.jpg
・果実
http://endoh-kazuo.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/2010/12/03/p1420866.jpg

■主な作業
自然樹形で放任すると、四方に枝を伸ばし見応えがある上に実付きはよいが場所をとり樹形を乱すので形を整えるために剪定する必要がある。
基本の剪定:勢いよく長く伸びる枝(以下、徒長枝)には花芽を付けずに、先端がトゲのようになった短い枝に花芽を付ける。
基本の剪定はこの花芽が付かずに樹形を乱す徒長枝を切り戻すことになる。 
切り戻す位置はあまりこだわらず、大きくしたくない場合は枝分かれしている付け根から切り取ればよいし ある程度大きく茂らせたい場合は途中から切っても良い。 
判断に困る場合は、寝ぐせのようにピーンと突き出た枝を切り取って樹形を整えていけばよい。ただし、 あまり短く切り詰めすぎると徒長枝が出やすく実付きが悪くなるので注意する。
注意点:10月頃には翌年の花芽が枝の中で作られるので花や実をたくさん楽しみたい場合は、8月までに強く枝を切り戻したり、全体を刈り込む作業は済ませておく。特に短い枝は切らないように注意する。
なぜ、花芽のできる2ヶ月前までに刈り込みを済ませるかというと 花芽のできる直前に枝を切り戻すと、ワキから枝を伸ばすのに養分がとられて花芽ができにくくなるからである。
10月以降の刈り込みは単純に花芽ごと枝を切り落とすことになるので避ける。
また、ばっさりと強く刈り込むことで、花付き・実付きは悪くなるが樹勢(樹の生長するつよさ)が強くなるので、樹形をしっかり作りたい場合など目的に応じて行うとよい。
樹形を重視する場合:生け垣やトピアリーのように実付きよりも樹姿を重視するのであれば冬にも刈り込みを行う。
特にピラカンサは徒長枝が出やすいので、樹姿をキープしたい場合はこまめに伸び出た徒長枝を刈り込む必要がある。
垣根でも花を楽しみたい場合は、1年目に強く刈り込んで小枝をたくさんださせて 翌年は春頃に樹から飛び出ている枝を軽く整える程度の剪定にとどめる。 この作業を1年ごとに繰り返す。
柿色種(タチバナモドキ)の注意点:柿色の実を付ける品種は開花直後の6月には翌年の花芽が枝の中で形成される。
通常のように刈り込み・剪定を行うと全く花が咲かなくなる。 しかし枝は通常の品種と同じくよく伸びて樹形を乱すので、剪定が必要。
最初の1~2年は花や実をあきらめて花後に刈り込みを行って、できるだけ小枝の数を増やし樹形をしっかりつくる。
その後は花の咲く前、春先に枝の先端を軽く整える程度の剪定を行う。

■栽培環境
日当たりの良い場所を好む。日陰でも生長はするが、花付きは悪くほとんど実を付けない。
枝が四方に広がるので、庭木として育てる場合は広い場所や芝生の庭などに1本植えした方が見栄えがする。
ある程度の耐寒性はあるが、東北北部・北海道での露地植えは難しい。

■水遣り
庭植えは植え付け直後の苗木や雨の降らない日が続いて土が乾燥するようであれば水を与えるが一度根づくと水を与える必要はない。
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。特に春~秋の生長期は乾燥させないようにする。
また、開花時期に水切れさせてしまうとその後の実付きが悪くなるので注意が必要。

■肥料
肥料は庭植えの場合、ほとんど必要ない。冬に油かすに2割ほど骨粉を混ぜたものを株元に適量与える。
鉢植えは、開花前の3~4月、開花後の6~7月、実が色づく前の8~9月の年3回、固形の油かすか化成肥料を施す。
肥料は多すぎると徒長枝が増えて、実付きが悪くなる。

■用土
水はけがよい肥沃な土なら特に土質を選ばずに育てられる。粘土質の土壌の場合は腐葉土や堆肥をたっぷり混ぜ込んでおくと良い。
鉢植えの用土は赤玉土7:腐葉土3の配合土を使う。

■植え付け・植え替え
植え付けは春3~4月、秋9~11月が適期。地面が凍結するような寒冷地では春に暖かくなってから植え付ける。
鉢植えのものは鉢の中が根でいっぱいになったら植え替えを行う。樹を大きくする場合は一回り大きな鉢に植え替える。
それ以上大きくしたくない場合は一回り小さくなるように根を切り詰めて、同時に枝も短く切り詰めて同じ大きさの鉢に植える。

■ふやし方
挿し木:6月~7月、その年に伸びて堅くなった枝を使い、鹿沼土や赤玉土小粒や、さし木用の用土に挿してふやす。
タネまき:10月中~12月、熟した果実を採取し、果肉を洗って取り除いたものをまく。冬の間に発芽した場合は、寒風が当たらない無暖房の室内などに置き、春に鉢上げする。

■病気と害虫
病気:ほとんどない。
害虫:ハマキムシ
葉を食害するハマキムシが春と秋に発生するので、発生枝を枝ごと切り取る。

■まとめ
徒長枝(勢いよく長く伸びる枝)を切り落とす
日当たりの良い場所を好む
肥料はさほど必要ない
https://www.youtube.com/watch?v=7WCwjFUs5ng 


10月25日「新潟米の日」 誕生花:フウセントウワタ

2014-10-25 01:58:59 | 雑記

 記念日・年中行事

○新潟米の日
日本を代表する美味しいお米の産地、新潟県。その新潟のお米をもっと多くの人に食べてもらおうと「JA全農にいがた」が制定。
日付は新潟米のコシヒカリと、こしいぶきが、いいお米の代表であることから、10月25日(1025)を「い(1)いお(0)米、に(2)いがたコ(5)シヒカリ、こしいぶき」と読む語呂合わせから。

○信濃の国カレーの日
長野県産の牛肉、ブナシメジ、トマト、リンゴ、牛乳などをふんだんに使った「信濃の国カレー」を製造販売する長野県松本市に本社を置くセントラルフーズ株式会社が制定。
「信濃の国カレー」の美味しさ、長野県の食材の素晴らしさを多くの人に知ってもらうのが目的。箱は切り絵作家の柳沢京子氏のデザイン。「信濃の国」の歌詞が全文掲載されている。
日付は長野県の県歌「信濃の国」が1900年(明治33年)10月25日に行われた長野県師範学校の創立記念大運動会で、女子生徒の遊戯に使われたのが最初とされることから。

○民間航空記念日
1951(昭和26)年のこの日、戦後最初の国内民間航空会社として設立された日本航空が、戦後初の国内民間航空定期便としてアメリカのノースウエスト航空から外国人乗員とともにリースしたマーチン2-0-2型機「もく星号」で羽田空港-伊丹空港-板付空港間の定期旅客運航を開始し、乗客は36名だった。
料金は東京-大阪間片道6000円。国家公務員上級職の初任給6500円に匹敵。

○産業観光の日
名古屋商工会議所文化委員会が制定。2001(平成13)年のこの日、名古屋で産業観光サミットが開催された。

○島原の乱の日
1637(寛永14)年のこの日、過酷な年貢の取立てやキリシタン弾圧に耐えかねた島原の領民が代官・林兵左衛門を殺害し、島原の乱が勃発した。

○世界パスタの日
1995(平成7)年のこの日、イタリアで世界パスタ会議が開催された。
EUやイタリアパスタ製造業者連合会などが合同でパスタの販売促進キャンペーンを行っている。

○リクエストの日
1936年のこの日、ベルリンのドイツ放送で、ラジオのリクエスト番組が始った。
生演奏番組の放送中にリスナーから、希望する曲目を演奏して欲しいと電話があったのがきっかけで始められたもので、その後リクエスト番組は大ヒットした。

○空手の日[沖縄県]
1936年10月25日、琉球が伝承してきた「沖縄手」や「唐手」を、日本国内はもとより広く世界へ普及させるために、「空手」と称するようになった。
2005年、空手界からの働きかけにより、沖縄県議会は「空手の日10月25日」を宣言決議した。 

○【NPB】日本選手権シリーズ開幕(セ・リーグ優勝チーム本拠地、10月25日~)

○十二湖33湖めぐり(青森県深浦町・十二湖一円)
33湖めぐりトレッキングが開催される。
申込み問合せは十二湖エコ・ミュージアムセンターへ。申込み締切は、開催日の1週間前まで。

○よこて菊まつり(秋田県横手市・秋田ふるさと村、10月25日~11月4日)
第46回横手市菊花展示大会、第38回秋田県菊花展示大会などが開催される。期間中の土・日曜にはさまざまな催しが予定されている。

○江差産業まつり(岩手県奥州市・JA江刺本所前駐車場、10月25日~26日)
江刺の農産物や物産品の展示即売。芸能祭、江刺りんごの品評会と即売、江刺牛焼肉コーナーを開設、餅まきも行われる。 

○第79回西川菊まつり(山形県西川町・西川交流センター「あいべ」、10月25日~11月9日) 
伝統ある菊まつりで、2014年で79回を数える。約400点の菊花と菊人形が会場を鮮やかに彩る。

○収穫祭・そばまつり(福島県白河市・白河関の森公園、10月25日~26日)
地元産そば粉使用のそばが食べられる。農産物の販売や各種体験、参加型のステージイベントを開催。

○こんにゃくフォーラム2014in新潟(新潟県新潟市・ANAクラウンプラザホテル新潟、事前申し込み必要)
新潟市出身のプロチアリーダー柳下容子さんによる「チアダンスで笑顔と健康」の講演、地元新潟県産こんにゃくを使った「こんにゃく入りくるみ寿司」などの料理教室と試食や地元企業による製品等の紹介など、こんにゃくの魅力が伝わる仕掛けでこんにゃくの普及啓発と一般消費者との絆づくりを。 

○石油の里もみじまつり(新潟県新潟市・石油の里、10月25日~11月23日)
贅を尽くし40年の歳月をかけ築造された山地庭園。中野邸美術館に植えられた130種2000本余りの紅葉や1万2000坪の庭園の紅葉をはじめ、金津丘陵が色づき、訪れた人々を魅了する。

○第40回記念水戸の菊花展(茨城県水戸市・茨城県三の丸庁舎前広場、10/25~11/15)
色とりどりの菊(2013年は351鉢、切花34本)が会場に展示され、馥郁[ふくいく]とした香りが楽しめる。菊の販売や菊花相談コーナー、山野草の展示即売コーナーが設置されるほか、公募により集まった菊花の展示も行われる。

○つくばみらい市商工祭(茨城県つくばみらい市・総合運動公園)
つくばみらい市商工会が毎年企画運営している秋の商工祭。
例年、特設ステージでのイベントや、新米コシヒカリが当たる抽選会、上棟式を再現しての紅白のお餅やお菓子撒き、郷土の偉人「間宮林蔵」の名前をとった大鍋料理「林蔵鍋」のほか、模擬店も多数出店し、楽しいイベント盛りだくさんで開催される。

○2014年那須野巻狩まつり(栃木県那須塩原市・LR那須塩原駅西口駅前広場〈25日〉、那須塩原市那珂川河畔運動公園〈26日〉、10月25日~26日)
源頼朝は鎌倉幕府を開いた翌年、勢力を天下に示すため、那須野ケ原一帯で大きな巻狩をした。その故事にちなんで、巻狩太鼓、巻狩踊り、巻狩鍋などを行う。日付を変えて、2会場で開催。

○遊歩道散策イベント-遊歩道の四季を楽しむ-錦秋の森散策(栃木県那須塩原市・塩原温泉ビジターセンター 、10月25日午後1~3時、10月26日午前10時~昼12時)
パークコンダクターのガイドで塩原の四季折々の自然を体感できる、散策プラン。

□菊水祭(栃木県宇都宮市・宇都宮二荒山[ふた[あ]らやま]神社、10月25日~26日)
二荒山神社の例祭の附祭。両日とも古式ゆかしい鳳輦(ほうれん)渡御行列、流鏑馬が奉納される。西の上町、東の下町を古式ゆかしく巡行する。

○第19回鹿沼園芸フェア
(栃木県鹿沼市・花木センター特設会場 、9時~16時30分)
10月25日~28日:秋季さつき銘品展、10月31日~11月3日:ミニ盆栽・水石・山野草・ハンギングバスケット・パンフラワー展、10月25日~11月2日:おもと展、10月25日~11月9日:菊花展示会・秋の植木市・観光物産展・第4回秋のガーデニング展・第4回四季彩フォトコンテスト、11月6日~9日:日本盆栽逸品展を開催。

○第57回関東菊花大会(群馬県みどり市・ながめ公園、10月25日~11月24日)
北関東最大級の菊花の祭典で、約1300鉢のさまざまな菊が展示される。さらに、会場中心部にそびえ立つ特殊作りの五重塔や花を衣装にちりばめた菊人形が会場を華やかに彩る。
会場内には、全国でも数少ない芝居小屋「ながめ余興場」があり菊華寄席も開催される(10/26、11/1・23・8・9・15・16の計8回)。11月中旬からは、ながめ公園近くの高津戸峡で紅葉も始まるのであわせて楽しめる。

○第58回関東菊花大会(群馬県太田市・大光院境内内特設会場、10月25日~11月24日)
関東各地から菊花が約500鉢寄せられる。懸崖、千輪咲き、盆栽作りなど丹精込めた作品が咲き誇る。

○わしのみやコスモスフェスタ2014(埼玉県久喜市・鷲宮総合支所庁舎前駐車場とその周辺、10月25日~26日、両日ともに10:00~15:30)
市の花コスモスに彩られたお祭り。ポニーの体験乗馬等のお子様向けのイベントからプロ歌手による歌謡ショーといった大人向けのイベントまで、盛りだくさんの内容で開催する。地元産手打ちそばをはじめ各種農産物の販売や食品模擬店、フリーマーケット等。

○2014農業フェスティバル(埼玉県鴻巣市・コスモスアリーナふきあげ、9~16時)
農作物の品評会、直販などが行なわれる。2014年はコスモスフェスティバルと同時開催。

□成田弦まつり(千葉県成田市・成田市内(表参道・西参道)、10月25日~26日)
お不動様の御利益を再現し、そのご縁に感謝しつつ、さらに御利益がいただけるようお祝いする行事。平成7(1995)年から始められた。
中心となるイベントは、「歴史と伝統の街・世界につながる成田」ということから、表参道を劇場としてさまざまな弦楽器の演奏が披露される。

○都立庭園「紅葉めぐりスタンプラリー」(東京都中央区・都立庭園9箇所、入園時間9:00~17:00〈最終入園時間16:30〉)
紅葉狩りが楽しめる時期に合わせ、都立9庭園(HP参照)で、都立庭園「紅葉めぐりスタンプラリー」が開催される。
今年も昨年に引き続きJR東日本と協力しての開催。スタンプを5庭園分集めると先着10000名に「都立庭園カレンダー2015」のプレゼントや、ダブルチャンスとして、応募者の中から抽選で、都立庭園&JR東日本オリジナルグッズをプレゼント。

○~ファッションと食の宝庫~きなせやきなせや新潟五泉の恵みフェア(東京都 渋谷区・表参道・新潟館ネスパス、10月25日~28日、10時30分~18時※最終日は16時まで)

○「MOVING MUSIC」~いしんでんしん4(東京都世田谷区・山口県内〈萩市、防府市、下関市〉と世田谷区内、10月25日~26日、概ね9:00~16:00)
山口県と世田谷区同日開催「散策的まち歩きイベント」
 山口県と世田谷区の有志様と双方向的に組んだスマートフォン向け無料ウェブサービス「まちクエスト」(http://machique.st/)を利用する散策的なまち歩きイベント。当日の立ち寄り先はスマートフォンの画像レーダーを頼りに、その場所に設定された問題に挑戦していただく、オリエンテーリング風のまち歩き。

○タイフェアin芝公園2014(東京都品川区・芝公園、10月25日~26日、雨天決行・入場無料)
フリーマーケット同時開催。特設ページ: http://www.wmiba.com/thaifair-shiba/ 

○須賀川そば第10回法印さんと新そばまつり(長野県山ノ内町・北部公民館 、10/25~26)
須賀川は民話の宝庫で、民話を題材にしたそばまつり。
美味しい空気、水で打った新そば。山ごぼうの葉の繊維をつなぎに使う、めずらしい『須賀川そば』をご賞味ください。また、食の文化財に選ばれている『はやそば』の販売、新鮮野菜即売会も開催される。

□三谷祭[みやまつり](愛知県蒲郡市・八剱神社・若宮神社・三谷温泉前海岸、10/25~26)
金箔が張られ、極彩色の彫刻が施された豪華絢爛な山車4台を、水深2m近い三河湾の海中に惜しげもなく曳き入れ、そのまま300mも進むという海中渡御が呼び物の勇壮な祭り。
志賀直哉などの文士も魅了した天下の奇祭で、海中渡御は36年間の中断があったが300周年を期に復活。八剱(やつるぎ)神社、若宮神社では、大名行列や七福神踊り、子踊りなどが奉納される。
https://www.youtube.com/watch?v=cElNxxkzAzU

○第30回美濃焼伝統工芸品まつり(岐阜県土岐市・美濃焼伝統産業会館 、10/25~26)
手作りの伝統工芸品を窯元が販売。美濃陶芸村内では陶芸作家の陶房も開放している。大量生産では味わえない手作りの良さを理解してもらうことが目的。工芸品のバザールのほか、名陶展示などのイベントも行われる。

○九頭竜紅葉まつり(福井県大野市・九頭竜国民休養地、10/25~26)
越前おおの特産の昇竜まいたけ、穴馬かぶらなど、越前おおのの秋の味覚が揃う「紅葉市場」、太鼓の演奏など郷土芸能が披露される「紅葉ステージ」が行われる。そのほかにも木工クラフトやクイズラリー、流木の無料配布など様々な遊びやイベントが盛りだくさん。
今回は、旧鉱山で使用していた「トロッコの体験乗車」と「化石発掘体験」が目玉。秋の味覚を求めて足を運んでみよう。

○氏郷まつり”楽市卓座”2014(滋賀県日野町・日野町役場周辺、10/25~26、10:00~16:00※26日は9:00~)
日野町の特産・農林産物や工業製品をはじめ、松阪市・会津若松市の特産品をそろえた日野楽市楽座。屋台、ステージショー、子ども向け遊具の設置、日野筒鉄炮隊の演武、武者行列などが予定され、蒲生氏郷[がもううじさと]公時代の活気を今に伝えるイベント。

○虎屋京都ギャラリー企画展京版画・芸艸堂の世界(京都市上京区・虎屋 京都ギャラリー、10月25日~11月30日、10:00~17:00※期間中休館日なし)
今回の展示では芸艸堂の所蔵品のうち、伊藤若冲の「玄圃瑤華(げんぽようか)」、琳派の流れを汲む神坂雪佳など版画作品を中心に、代々受け継がれてきた貴重な版木も展示。

○第60回市民大茶会(京都市中京区・二条城、10月25日~11月3日、9:30~15:00)
10/25、11/1、11/3の3日間開催され、日本の伝統文化「茶道」を体験することができる。(25日 裏千家、1日 表千家、3日 薮内家)

□真如院庭園の特別公開(京都市下京区・真如院、10/25~11/3、10:00~15:00)
真如院は、織田信長、足利義昭の旧跡で、うろこ石を並べた独特の枯山水庭園。園内には、瓜実灯篭・烏帽子石・呼子手水鉢がある。

□抜穂祭[ぬきほさい・ぬいぼさい](京都市伏見区・伏見稲荷大社、11:00~)
豊かに実った稲穂を刈り取るお祭りで、刈り取られた稲藁は火焚祭に焚き上げられる。

○新絵巻平家物語LIVE(兵庫県神戸市・神戸 ジーベックホール)
「中世の一大叙事詩を、語りと音楽で、現代によみがえらせる国際プロジェクト」平家物語の名シーンを美術工芸手/漫画川柳作家である木内信夫氏が描かれたイラストに、「語り」と「音楽」が加わり、日本の古典『平家物語』を華麗に、そして神秘的に描き出される。

○第86回明石公園菊花展覧会(兵庫県明石市・明石公園、10/25~11/16)
旧御料地の明石公園を広く紹介するため、1926年より皇室の紋章にちなみ菊花展を開催。明石の秋を彩る伝統行事となっている。

○せんい児島瀬戸大橋まつり(岡山県倉敷市・児島ボートレース場 、10/25~26)
年2回春と秋に開催され、県外からも多数の人が訪れる一大イベント。児島競艇場の駐車場を中心に、繊維製品の大即売会が行われ、多彩なイベントも開催される。

□神幸祭(愛媛県八幡浜市・三嶋神社、11時/前餅まき 11時/宮入り 14時/御神輿宮出し、五ッ鹿から御宮を出て雨井にある御旅所へ 15時/御神輿は川之石Aコープ 15時半/御神輿御旅所到着予定 16時半/練りが御旅所に到着予定 19時頃/御神輿が三島神社に到着予定)
四つ太鼓から始まり、御車(祇園祭の山車の小型版)、牛鬼、御船、唐獅子、御車、御車、五ッ鹿御車に乗っている人形を見ることができる。8つ各練り20分程度で、最後は巫女舞で終了する。

○のこのこしまハロウィン♪(福岡県福岡市・のこのしまアイランドパーク 、10/25~26)
遅咲きコスモスが見頃の週末は、仮装して能古島に遊びに来ませんか! アイランドパーク入園口に着いたら、券売場のスタッフに元気よく「ハロウィン!」と言ってください。上記2日間のみ、小学生以下のお子様は入園料を無料サービス!

○ハーブフェスタin原鶴(福岡県朝倉市・原鶴温泉ハーブ公園と水辺公園、10/25~26)
原鶴温泉湯めぐり帳を1000円で限定販売(通常は1500円)、ハーブを使った体験コーナー、ライブやハンドメイド雑貨の展示販売会などの開催。

○松浦水軍まつり(長崎県松浦市・治役所周辺、10/25~26)
多彩なステージイベント、物産展示即売会はもちろん、松浦党が活躍した時代の貿易船を再現した「山車」を使ったパレードや武者行列も行われる。まるで松浦市の歴史絵巻を見るような、松浦市最大のイベント。

□妙円寺詣り行事大会・妙円寺詣りフェスタ2014(鹿児島県日置市・徳重神社ほか、10/25~26) 
鹿児島三大行事の一つ。鹿児島市の照国神社から徳重神社までの約20kmを歩き、慶長5(1600)年の関ケ原の戦いにおける島津義弘公の遺徳をしのぶ。
当日は、鎧冑に身を固めた勇壮な武者行列のほか、民俗芸能などが披露される。また、特産品販売やステージイベントなども同時に開催される。 

 フウセントウワタ(風船唐綿) cotton bush,swan plant

【花言葉】(花)「隠された能力」(実)「いっぱいの夢」

【概要】
フウセントウワタ(風船唐綿、学名:Gomphocarpus fruticosus)はガガイモ科フウセントウワタ(ガンフォカルプス)属の多年草または常緑低木。南アフリカ原産。
日本では春まき一年草として扱う。日本へは1936年頃入ったといわれ、最初はフウセンダマノキ(風船玉の木)という和名で紹介された。
フウセントウワタ(風船唐綿)という和名は、果実が風船のようにふくらむこと、南アフリカの原産なので、外来・舶来の意の「唐」を付し実が熟して割れて中から綿毛が現れることによる名付けである。
中国名は、汽球花。
属名の「Gomphocarpus(ガンフォカルプス/ゴムフォカルパス)」は、ギリシャ語の「gomphos(こん棒)と+「carpos(実)」が語源で、種小名のfruticosusは「低木状の」という意味である。

【特徴】草丈は1~2mになり、茎の切り口から白い乳汁がでる。葉は長さ10cmほどの線状の披針形(柳のような感じ)で、茎の各節から2枚ずつ対生する。1cm以下の葉柄があり、先端と基部は尖っている。葉縁は全縁。茎や葉表には白い短毛がある。
初夏~晩秋(9~11月)になると、枝先に近い位置にある葉の付け根から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな乳白色と淡紅色を持った花を6~10個ぶら下がるように下向きに付ける。花冠は白く、5つに裂ける。 萼は緑色で5つに裂ける。 真ん中の副花冠は淡紅色で5片よりなる。
花の姿かたちもそれなりにユニークで印象に残るが、その後にできる袋状の果実の形がだんぜんユニークで、もっぱらそちらの方を鑑賞したり切り花に利用する。果実は表面がうす緑色で先が少しとがって風船のようにふくらんでおり、表面にはややグロテスクな感じでトゲというか、毛のような突起物がびっしりと付いています。この突起物はサボテンのトゲによく見られるような固いものではなく軟らかい。よく見ると果実の表面には葉脈のような筋が何本も走っており突起物はその部分を避けるようにびっしり付いているようである。果実は熟すと中から綿毛の付いたタネが出てくる。
http://bcaweb.bai.ne.jp/~ahk94101/turusyokubutu/DSCN1521huusentouwata.JPG
・葉
http://www.monarch.org.nz/monarch/wp-content/uploads/2012/03/milkweed-leaves.jpg
・花
http://www.geocities.jp/nisi175812/fuusenntouwataA.JPG
・果実
http://www.flower-photo.info/upload/save_image/02061504_4f2f6d8945689.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/soann/imgs/7/7/77ef6549.jpg

・種子
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/pict/fuusentouwata_mi7.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
冬越し:元々毎年花を咲かせて実を付ける多年草であるが、寒さにやや弱く冬に枯れてしまうことが多いので園芸上は春にタネをまいてその年の夏から秋に楽しんでその後枯れて終わる「春まき一年草」として扱うのが一般的。
霜の心配のない暖かい地域なら屋外でも冬越し可能で一度植えると数年楽しむことも可能である。
冬越しした株は3月頃に高さを1/3ほどにばっさりと切り詰めると低い位置から新芽が出てくる。
タネとり:果実が成熟したら割れて散る前に採取し、タネを取り出して保存する。
なお、果実のついた切り枝を水に生けておくだけでも、タネが採取できる。

■栽培環境
日当たりを好み、水はけのよい肥沃な土壌で育てる。
水はけの悪い土壌では根腐れを起こしやすいので、腐葉土などの有機物やパーライトなどを加えて土壌改良するか、盛り土をして植え付ける。
株が大きくなるので、庭植えが向いているが、鉢植えにするときはできるだけ大きな鉢を選ぶ。

■水遣り
鉢植え、庭植えともに、土が乾いたらたっぷりと水遣りをする。

■肥料
元肥として、緩効性化成肥料を土壌に混ぜておく。
追肥は、鉢植えのみ、5月~9月の間にチッ素分の少ない液体肥料か緩効性化成肥料を定期的に施す。多肥にすると、花つきが悪くなったり、草姿があばれてきれいにまとまらなかったりする。

■用土
水はけがよく、通気性のある土が適している。市販の草花用培養土を用いるか、赤玉土6:腐葉土3:パーライト1の配合土を用いるとよい。

■植え付け・植え替え
気温の高くなる5月~7月上旬にポット苗を植え付ける。
株張りがよいので、植え付け間隔は30~50cmとする。
特に冬越しさせて毎年育てるなら1mほど間隔をとっておいた方がよい。

■ふやし方
タネまき:発芽適温は25℃以上と高いので、タネまきは4月中・下旬とする。
ポリポットにタネをまいたら1cmほど覆土をする。2~3週間で発芽する。5月~6月になってポット内に根がほどよく回ったら、植え付ける。
挿し木:冬越しさせた株であれば、春から伸びた枝を切って挿し木することができる。

■病気と害虫
害虫:アブラムシ
蕾や葉などに群生して汁を吸い、生育を阻害することがある。風通しが悪いと発生を助長する。見つけしだい適用のある殺虫剤で駆除する。

■まとめ
暖地では冬越しできる
タネまき適期は4月下旬以降
肥料はさほど要らない


10月24日「文鳥の日」 誕生花:ネズ

2014-10-24 03:53:32 | 雑記

 記念日・年中行事

○文鳥の日
文鳥にくわしいライターの伊藤美代子氏が制定。日付は10と24で「手に(10=テンと2)幸せ(4)」と読む語呂合わせと、この時期に手乗り文鳥のヒナが出回ること。それに「1024」の数字で、文鳥の姿をあらわせることなどから。江戸時代から愛されてきた文鳥について考える日。

○ツーバイフォー住宅の日
日本ツーバイフォー建築協会が制定。
ツーバイフォー工法が断面2x4インチの規格材を使用することから。

○吾郷会の日
島根県邑智郡美郷町の社会福祉法人「吾郷会」(あごうかい)が法人として認可され、設立登記を行ったのが1986年10月24日。「吾郷会」はこの日以来、老人福祉の分野において地域に密着、貢献することを目的に精進して、現在11の事業所を展開している。初心を忘れることのないようにと設立した日を記念日としたもの。

国連デー(United Nations Day)
国際デーの一つ。1948(昭和23)年から実施。1945(昭和20)年のこの日、ソ連の国際連合憲章への批准により、発効に必要な20か国の批准が得られたため、国連憲章が発効し、国際連合が発足した。日本は1956(昭和31)年に加入が認められた。

世界開発情報の日(World Development Information Day)
1972(昭和47)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。
1970(昭和45)年のこの日、「第2次国連開発の10年のための国際開発戦略」が採択された。世界中で行われている開発に関する情報を集めて、地球全体の開発のバランスを考える日。

軍縮週間(Disarmament Week、10月24日~10月30日)
1978年の軍縮特別総会で制定。国連が定めた国際週間の一つ。「国連の日」からの一週間。
各国に対し、軍備競争の危険性を明らかにし、その停止の必要性を広く知らせ、軍縮という緊急な任務に対する一般の理解を高めることが呼びかけられた。

*(旧)暗黒の木曜日
1929(昭和4)年10月24日木曜日、ニューヨーク・ウォール街の株式取引所で株価が大暴落し、世界大恐慌のきっかけとなった。
当時のアメリカは、第1次大戦の軍需により好景気が続いていたが、1920年代末には景気後退の前兆が見られ始めていた。10月24日の取引が開始して1時間ほどの間に急激に株価が下落し、そのスピードに人々がパニックになって一斉に売りに出た。市場介入等により、その日の取引終了時には前日の終値まで値を戻したが、5日後の10月29日火曜日にも、取引開始と同時に「暗黒の木曜日」を超える売りが殺到し、「悲劇の火曜日」と呼ばれた。

○札幌市天文台夜間公開北海道札幌市中央区・札幌市天文台、10/24~26、9~21時)
札幌市中心部にある天文台から、口径20cmの望遠鏡を使って星を観望する。直接天文台へお越しください。主な観望対象は、夏から秋の星座の星。

○鴨川棚田の夜祭り(千葉県鴨川市・大山千枚田、10月24日~26日、16:00~○20:00))
日本の棚田百選選定「大山千枚田」の夜を幻想的にライトアップする棚田の夜祭り開催。LEDライト10000個のライトアップ期間中は物産夜市やステージイベントなど、お祭りイベントを開催。

○殿ケ谷戸庭園「秋の手の平盆栽展」(東京都国分寺市・殿ヶ谷戸庭園、10月24日~26日、
0:00~16:00) 
岩崎家所有の時代につくられた蔵を会場とし、6月に続き、手のひらの四季などと呼ばれる小品盆栽の展覧会を開催する。

○大原女[おはらめ]まつり(京都市左京区・大原[おおはら・おはら]、10月24日~11月15日、10:00~16:00) 
期間中は、大原女の衣装を無料で着付けてもらえたり、大原女装束を身にまとった大原女時代行列がパレードし、観光客も地元の方に混ざり参加することができる。大原女ミニ時代行列は11月日に行われる。
https://www.youtube.com/watch?v=JrrKxi0lYtg

□高台寺秋の特別拝観(京都市東山区・高台寺、10月24日~12月24日、10:00~21:30
豊臣秀吉とねねのゆかりのお寺。夕刻になるとライトアップされ、暗闇に華麗に染まった紅葉が美しく浮かび上がる。特に高台寺の臥龍池と臥龍廊は幻想的。華麗な絵巻は「高台寺絵巻」として知られている。

□圓徳院秋の特別拝観「織部の武家茶~秀吉公、ねね様に捧げる~」(京都市東山区・圓徳院[えんとくいん]、10月24日~12月24日、10:00~21:30〈日没よりライトアップ〉)
特別展では「織部の武家茶~秀吉公、ねね様に捧げる~」をテ-マに茶碗や筆軸などが展示される。

□青蓮院夜の特別拝観(京都市東山区・青連院[しょうれんいん]、10月24日~12月23日、18:00~22:00〈21:30受付終了〉)
毎年春と秋に夜の特別拝観、ライトアップが開催される。青蓮院は普通のライトアップとは違い、青色の照明を使用している。相阿弥作の池泉廻遊式庭園や小堀遠州作「霧島の庭」の二つの名庭で見る秋の紅葉の美しさは格別。

○京都大アンティークフェア(京都市伏見区・パルスプラザ大展示場、10月24日~26日、10:00~17:00〈最終日は16時まで〉) 
全国からの出店数は330店。規模も大きく、日本全国だけでなく世界各国から古美術・アンティークディーラーが集合、名実共に西日本最大の骨董市。骨董・アンティークは150万点以上にもなり、変化に富んだ内容も特徴的である。

○癒しのならまちナイトカルチャー・秋(奈良県奈良市・ならまちセンター、10月24日~11月16日、[10月24日・25日、11月6日~11月16日※月曜日は除く、20:00~21:00〈開場19:〉※11月11日・13日の工芸体験は18:00~20:00])
江戸時代から明治にかけての町家の面影を伝える「ならまち」。その「ならまち」で開催している「ならまちナイトカルチャー」。今回は、芸能鑑賞はもちろん、工芸体験や文化講座と盛りだくさんでお送りする。秋の夜長に「ならまち」で感じる癒しのひと時を、ぜひお楽しみください。

□慈光院特別公開(奈良県奈良市・慈光院、10月24日~11月12日、9:00~17:00)
本堂の西南、敷地塀に囲まれた慈光殿が公開され、ここに納められた仏像・仏画・経典など多くの寺宝も拝観、見学できる。国宝十一面観音立像特別開扉も同時に行われる。法華寺の本堂に安置されている十一面観音像は絶世の美女で、菩薩のごとく慈悲深かった光明皇后のお姿を彫り上げたと伝えられる天平時代の仏像だ。特別公開期間外は御分身像拝観。

○第59回福山菊花展覧会(広島県福山市・福山城公園、JR福山駅前広場、10/24~11/14)
大菊、小菊盆栽、懸崖など1500鉢を展示。11月3日(月・祝)には箏曲演奏会やお茶会を開催。

平戸おくんち(亀岡神社例大祭)(長崎県平戸市・亀岡神社境内、10月24日~27日)
亀岡神社の例大祭。25日は、武者行列や踊り、獅子舞などで賑わう。26日には、国指定重要無形文化財「平戸神楽」24番が全曲奉納される。

○第17回YOSAKOIさせぼ祭り(長崎県佐世保市・名切お祭り広場ほか〈全13会場〉、10月24日~10月26日)
九州で一番大きなYOSAKOI祭りで、全国より約170チームが出場予定。会場は、ハウステンボスや九十九島パールシーリゾートなど全13会場(予定)で、熱い演舞が繰り広げられる。

○第40回読谷まつり(沖縄県読谷村[よみたんそん]・ 総合運動広場 、10月24日~26日)
村内古典音楽愛好家、村内琉球舞踊家300名余りによる舞台「赤犬子琉球古典音楽大演奏会」、村内の小中学生300名余りによる古典芸能の大発表会「受け継ごう読谷(ふるさと)の心」、村内小中学生の吹奏楽から婦人会の演舞、空手演武やエイサー、各字の民俗芸能を織り込みながら実際に船を走らせて展開するまつりのフィナーレ創作「進貢船」(しんこうせん;琉球から朝貢のため中国へおもむいた船)と、村民総参加による手作りのまつり。2014年は第40回の節目を迎え、音楽イベント「前日祭」を金曜日に設け、3日間の日程で開催。
https://www.youtube.com/watch?v=78ALTNK0dt4

○かりゆし芸能公演「花売りの縁」(沖縄県浦添市・国立劇場おきなわ〈小劇場〉、開演19時〈開場18時30分〉) 
玉城流玉扇会による、伝統的で華やかな琉球舞踊と組踊。「花売の縁」は猿引き登場するなどしやすく人気の演目。舞踊も含め、若手実力派の男性の立ち方に務める。 
【演目】 琉球舞踊(松竹梅鶴亀、高平良万歳、天川)、組踊「花売の縁」

○第38回沖縄の産業まつり(沖縄県那覇市・奥武山公園、県立武道館、10月24日~26日)
沖縄県内で製造される食品や工芸品など、ありとあらゆるものが一堂に揃う大規模な展示直売会。各メーカーごとに公園内にテントを建て、露店形式で展示を行うため、まさにお祭り。キッズ向けのイベントも多数催され、家族連れでも楽しめる内容になっている。

 ネズ(杜松) temple juniper、needle juniper

【花言葉】「保護」「援助」

【概要】
ネズ(杜松、学名: Juniperus rigida)は、ヒノキ科ビャクシン属に属する針葉樹。別名はネズミサシ、ムロ、モロノキ。
日本では東北以南の日当たりの良い丘陵地帯や花崗岩地に自生している。海外では中国、朝鮮半島に分布する。
和名はネズの硬い針葉をネズミ除けに使っていたこと、ネズミを刺すという意でネズミサシとなり、それが縮まったことに由来する。
庭木、生垣として利用され、盆栽では音読みのトショウの名で親しまれている。球果は杜松子(トショウシ)と呼ばれ、中国では古くから漢方の生薬として利用されている。
属名Juniperus(ジュニペルス)は、ケルト語で「不快な刺激がある・かみつくこと」という意味。種小名rigidaは「硬直した、固い」という意味である。
英名の juniper(ジュニパー)は、ラテン語の「juniores(若い果実)」が語源。

【特徴】
高さ5~6m、大きいものは10mになる。樹皮は灰色を帯びた赤褐色で縦に薄く裂けてはがれる。若枝には稜がある。古くなると先端が垂れ下ることが多い。
葉は長さ1.2~2.5cmの針状で、3輪生する。先はとがり、さわると痛い。表面には深い溝状になった白い気孔帯がある。
雌雄異株。開花期は4月頃で、雌雄とも花は前年枝の葉腋につく。雄花は長さ4~5mmの楕円形で黄褐色。雌花には3個の鱗片がある。
果実は直径8~10mmの球形の液果状。はじめは緑色、翌年または翌々年の10月頃に熟し、黒紫色になる。表面はロウ質におおわれる。種子はふつう2~3個。長さ4~5mmの楕円形。表面に樹脂のかたまりがある。ネズなどビャクシン属の雌の花序は、受粉後に多くの針葉樹と同様に球果となるが、通常の針葉樹のように乾燥した松ぽっくり状に熟すのではなく、受粉の1~2年後の10月頃に黒紫色漿果状の肉質に熟し、果実食の鳥に食われて内部の種子が散布される。
http://qscaping.com/Content/Images/Photos/F572-13.jpg
・葉
http://nopanoniwa.jp/woody_plant/Cupressaceae/nezu2.jpg
・雄花
http://ha7q.net/img/p/1303856208.jpg
・雌花
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/13356.jpg
・果実
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/13357.jpg
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/6630.jpg

【ビャクシン属の仲間】

カイヅカイブキ
カイヅカイブキ(貝塚伊吹、学名:Juniperus chinensis 'Kaizuka')は、小高木。イブキ(ビャクシン)の栽培品種。枝が巻き上がるように成育する。
原産地は中国、日本。漢名を「龍柏」といい、中国では山東省以南の各都市で広く植樹されており、台湾、香港でも一般的。砂地など、水はけのよい場所が適する。低温には弱いが、排気ガスに強く公園の生垣などにも用いられる。また、剪定によって造形をするのにも用いられる。
http://garden-vision.net/tree/k_line/kaidukaibuki01.jpg
http://kaede.nara-edu.ac.jp/plants_of_NUE/ichiranhyou/syokubutsupage/kaizuka4.jpg

ハイネズ
ハイネズ(這杜松、学名:Juniperus conferta)は、日本の海岸地帯が原産。幹が地を這うように生える。葉は鋭く尖っていて触ると痛い。グランドカバーによく使われる。園芸品種‘ブルーパシフィック(Blue Pacific)’がある。
http://farm3.staticflickr.com/2749/5717541844_1b9aa26fd6_z.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/04/d223459fdf57d743cde2a0ef3a8c43ec.jpg

コロラドビャクシン
コロラドビャクシン(学名:Juniperus scopulorum)は、北アメリカ西部に分布。山地の森林内および岩石地に生育している。葉は鱗片状で小型、緑色ないし灰色がかった青色をしており枝に密着している。英名は Rocky mountain juniper。別に Colorado red cedar、river juniper、Rocky mountain red cedar などとも呼ばれる。イトスギ(cypress)に似ている。
http://cdn.engei.net/images/38/38658.jpg

ハイビャクシン
ハイビャクシン(這柏槇、学名:Juniperus chinensis var. procumbens)は、ヒノキ科ビャクシン属イブキの変種。別名はソナレ(磯馴)、イワダレネズ(岩垂杜松)。日本原産の匍匐性の低木で、グランドカバーによく使われる。
http://livedoor.blogimg.jp/fain_blue/imgs/e/c/ec9a4d9b.jpg
 

【詳しい育て方】

■主な作業
剪定:円錐形になる種類や生け垣など人工的な樹形に仕立てたい株は刈り込んで樹形を整える。刈り込みは春の芽吹き前の2月~3月に行うと、茶色く変色する切り口がすぐに目立たなくなる。ほふく形や杯状形になる種類は、切り戻しや間引き剪定をすることで本来の自然樹形のような姿が維持できる。もちろん刈り込むこともできるが特徴的な樹形は失われる。

■栽培環境
日当たりと水はけのよい場所を好む。特に葉色が黄色の品種は、日当たりがよいほうがきれいに発色する。

■水遣り
鉢植えや、庭植えでも植え付けてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。
庭植えで植え付けてから2年以上たつ株は、特に水やりの必要はない。

■肥料
庭植えは、1月ごろ寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておく。鉢植えは、3月に化成肥料を株元に追肥する。

■用土
水はけがよくなるよう心がける。赤玉土中粒2:完熟腐葉または樹皮堆肥1の割合で混ぜたもののほか、市販の培養土でも構わない。

■植え付け・植え替え
コニファーはポットなどで生産されているものが多く、このような株は根を切らずに植え付けができるので、特に植え付け時期を選ばない。根を切って行う移植や、掘り上げてまもない根巻き株の植え付けは、庭植え、鉢植えともに11月~3月、または梅雨の期間が適期。庭植え、鉢植えとも植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておく。

■ふやし方
挿し木:2月~3月が適期。昨年伸びた各枝の先端から10cmほどの長さの穂木を採取する。切り口をカッターナイフなどで斜めに切り整えて2時間程度水あげし、鉢に入れた清潔な用土に挿す。挿し木後は乾燥しないよう鉢ごと透明なビニール袋に入れて密閉し、直射日光を避けた明るい場所で管理する。

■病気と害虫
病気:さび病(赤星病)
さび病(赤星病)は2月ごろ葉に赤褐色の冬胞子層が現れ、4月ごろ雨に当たりオレンジ色のゼリー状になる。ビャクシン類には大きな被害はないが、4月~5月ごろナシ、リンゴ、ボケ、カイドウなどの特定のバラ科の樹木にさび病菌が移って赤星病を発生し、大きな被害を与える。すべての品種で確認されているわけではないが、8月ごろにさび病菌がビャクシン類に移る。これがさび病菌のライフサイクルなので、上記のバラ科の樹木かビャクシン類のどちらか片方がなければ発生しない。
害虫:イブキチビキバガ、スギドクガ
イブキチビキバガはごく小さな幼虫が葉の中に入って食害し葉先が茶色く枯れる。一見病気に見えるが、枯れた部分に針で突いたような小さな穴が確認できる。幼虫は葉の中で越冬し、5月、7月、8月~9月の年3回成虫が発生し、7月が最も多く発生する。卵からかえった幼虫はすぐに葉の中に入るため殺虫剤が効きにくいが、昼間に樹冠内に潜んでいる成虫に殺虫剤を散布して被害の広がりを抑える。スギドクガの幼虫は鮮やかな黄緑色の体に茶色と白色のまだら模様があり、一見刺されると痛そうに見えるが毒はなく、触れても痛くはない。4月~月、7月~8月の年2回食害を受ける。樹冠内部の葉から食べるため外からはわかりにくいので、食害を受けやすい時期は株元にふんが落ちていないか注意する。

■まとめ
きれいに仕立てるにはこまめに剪定を
水はけのよい土壌を好む
日当たりのよい場所でよく育つ


10月23日「電信電話記念日」 誕生花:フリチラリア

2014-10-23 00:35:03 | 雑記

 記念日・年中行事

○電信電話記念日
1869年(明治2年)の9月19日(新暦では10月23日)に、東京~横浜間に日本で初の公衆電信線の架設工事が始められたことに由来する。
1950年(昭和25年)に電気通信省(後の日本電信電話公社〈電電公社〉、現在のNTT)が制定したもの。

○津軽弁の日
津軽弁の日やるべし会が1988(昭和63)年に制定。
津軽弁の日は毎年10月23日に青森文化会館で行われる青森県津軽地方で話されている津軽をテーマとした催し物。
2014年で27回目を迎える。 イベントの行われる10月23日は、青森県の誇る方言詩人、高木恭造の命日にあたる。

☆霜降[そうこう]
二十四節季の一つ。10月23日頃(2014年は10月23日)。および立冬までの期間。
太陽黄径210度。寒露から数えて15日目頃。
秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃。朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感できる。
初霜の知らせが聞かれるのも大体この頃で、山は紅葉で彩られる。
コートや暖房器具の準備など、この頃から冬支度を始める。読書や編み物をしたりして、秋の夜長を楽しむのも良し。

高圧ガス保安活動促進週間(10月23日~29日)
通商産業省(現在の経済産業省)が「高圧ガス危害予防週間」として制定。
2002(平成14)年に「高圧ガス保安活動促進週間」に改称した。
防災訓練、保安講習会等が実施される。

モルの日(Mole day)
主として北米の化学者たちが、10月23日の午前6時02分から午後6時02分までを、物質量の単位である「モル」を記念する日として祝っている。
1モルは6.02x10の23乗個(アボガドロ定数)の粒子(分子・原子など)からなる物質の物質量と定義されており、この6.02x10の23乗という数字を6:02 10/23に当てはめたのが「モルの日」である。

□上野天神祭(三重県伊賀市・上野天神宮(菅原神社)、伊賀市上野、三筋町など、10月23日~25日、10:00~21:00)
400年の伝統をもつ上野天神秋祭のみどころといえば、だんじりと鬼行列。
豪華な絵巻物のよう
に繰り広げられる荘厳な御神輿の巡行に供奉する恐ろしくもユーモラスな面を付けた百数十体の鬼行列。
続いて現在9台の絢爛豪華たるだんじりが、雅調豊かな祭囃子を奏でながら伊賀上野の
城下町を巡行する。国指定重要無形民俗文化財。

□亀岡祭(京都府亀岡市・丹波亀山城下町一帯、10月23日~25日、10/25 10:00~巡行11:00に旅籠町に集結※荒天中止)
10月23日(宵々山)・24日(宵宮)・25日(本祭)に、十一基の山鉾が城下町を巡行する亀岡祭(鍬山神社秋季大祭)が行われる。
亀岡祭の起源は、室町時代にさかのぼるといわれており、天正年間(1573~1592年)の明智光秀の丹後攻略など戦国時代の混乱の中で一時廃れたが、江戸時代には歴代藩主の庇護を受け、町衆の力により徐々に復興した。
延宝9年(1681年)に著された『矢田社之祭法』などによる
と、当時の亀岡祭は旧暦の9月1日から9月晦日の1か月にわたるもので、祇園祭と同様に山鉾の町内巡行や、くじ取り・くじ改めなどが行われていたようである。
江戸時代の中ごろになると、町衆
が日常生活の中で倹約に努め経費を捻出し、それまで舁き山であった山鉾を曳き山に改修するなどして祭りを発展させ、山鉾を飾っている織物類の中には、中国やペルシャなどからもたされたものもあり、亀岡祭は有形・無形の民俗文化財として郷土の先人たちが残してくれた貴重な文化遺産である。
丹波の祇園祭とも呼ばれる「亀岡祭」。古代、神々が亀岡を開拓した神話に基づき開催される丹波亀山城下町の秋祭りだ。
23日宵々山、24日宵宮では、提灯や花灯籠の明かりが城下町を幻
想的に包み込む。
25日の本祭では、渡来染織物などで飾られた豪華絢爛な山鉾が城下町を巡
行。同時に「城下町フェスティバル」も開催され、生け花展や絵画展など、さまざまな催しが実施される。

○博多おくんち(福岡県福岡市博多区・櫛田神社、10月23日~24日)
櫛田神社秋の大祭で、牛車にひかれる神輿や稚児の行列が博多の町を練り歩く。夕方より境内にて千灯明予定。
・千灯明
https://www.youtube.com/watch?v=1R7PEizzf8s

 フリチラリア・メレアグリス(ヨウラクユリ[瓔珞百合]) crown imperial

【花言葉】「才能」「人を喜ばせる」「王の威厳」「天上の愛」「型にはまった愛」

【概要】
フリチラリア・メレアグリス(ヨウラクユリ[瓔珞百合]、学名:Fritillaria meleagris)はユリ科バイモ属の多年草・球根植物である。原産地はヨーロッパ~西アジア。
和名は下向きに咲く花姿が仏具の飾りである瓔珞に似ていることから「ヨウラクユリ(瓔珞百合)」と名付けられた。
サンスクリット語で「真珠の首飾り」という意味の「ムクターハーラ」を語源とする瓔
珞は、仏像、寺院、仏壇を飾る荘厳具で、瓔珞の漢字は「瓔」=「珠のような石・首飾り」を、「珞」=「まとう」という意味が込められており、金色の美しい装飾には宝石が編みこまれたものもある。
基本的には一対、もしくはそれ以上の数を用いて仏壇の内部をきらびやかに装飾する。
属名の「フリチラリア(Fritillaria)」はラテン語の「fritillus(サイコロ箱、チェッカー盤)」という意で、花の模様や形によるとされる。種小名のmeleagrisは「帝王の」という意味で、この属の中で最も美しいことを表している。
英名は王冠のような花姿から『crown imperial「クラウン インペリアル」
(皇帝の王冠)』と呼ばれる。

【特徴】草丈は20~30cm。葉は幅の広い線形で、互生する。 葉の色は灰緑色。
開花期は4~5月で、茎先に長さ4cmくらいの釣鐘状の花を下向きに1つつける。 赤紫色に白の市松模様が入るめずらしい花色である。また、園芸品種として白花の‘アルバ’、灰紫紅に白の格子模様の‘アルテミス’などがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
http://media-cache-ec0.pinimg.com/736x/e8/65/bb/e865bb7d384cfd1c3d68bc83e4bcf367.jpg

【仲間・園芸品種】
クロユリ(黒百合、Fritillaria camtschatcensis)
カムチャッカ、アラスカ、東シベリア、日本の北海道や本州の高山に分布する。花色は暗い紫色、主な開花期は初夏。本州型と北海道型があり、花色や草丈、性質が若干異なる。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/2/28/%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A6%E3%83%AA.jpg

バイモ(貝母、F.Verticillata var. thunbergii)
中国原産で、日本には江戸時代に渡来。草丈40~60cm。葉は細くて、先端が蔓のようにカールし、4~5月に薄い黄緑色の花を咲かせる。花弁の内側に黒の網目模様が入り、アミガサユリ(編笠百合)の別名もある。
http://www.ootk.net/shiki/AG~RL/baimoQ.jpg

フリチラリア・インペリアリス(F.imperialis)
イラン、トルコ、ヒマラヤなどに分布する大型種で草丈は60~100cmで、開花時の姿は非常に立派なフリチラリアの王様。花色はオレンジもしくは黄色で、園芸品種の’ルテア’がよく出回っている。開花期は春。
http://yasashi.info/image/photo/c00254l.jpg

フリチラリア・ペルシカ(F.persica)
イラン原産、草丈は1mを超す大型種。赤褐色の花を穂状に咲かせる。
http://pds2.exblog.jp/pds/1/201111/21/70/f0191870_1594699.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
花がら摘み:咲き終わった花は、花首のところから折り取る。
球根の掘り上げと貯蔵(夏越し):開花後、葉が茶色く枯れて休眠に入ったら掘り上げて貯蔵する。作業の適期は初夏~梅雨前で高温多湿の季節がくるまでにはやってしまう。
球根は外皮がなく表面から水分が抜けて乾きやすいので、貯蔵の際は気をつける。
市販のものも、おがくずなどに入れて販売されていることが多い。
掘り上げた球根はベンレートなど消毒液に30分ほど浸し、表面を乾かしてからわずかに湿り気のある腐葉土やバーミキュライトに埋め込んで涼しい場所で貯蔵する。
鉢植えは掘り上げずに休眠に入ったら雨の当たらない涼しい場所に鉢を移動させて管理してもよい。

■栽培環境
庭植えの場合、木陰か、あるいは日中の直射日光が当たらない、風通しのよい場所で育てる。
鉢植えの場合、生育中は日当たりのよい場所で育て、花後は風通しのよい日陰に移す。

■水遣り
生育中は土が乾いたらたっぷりと水遣りをする。
地上部の枯れた休眠中は、鉢土がカラカラに乾
いたとき軽く水を与える。
この場合、水遣りというよりも、球根の水分が土に奪われないようにする
ために行う。

■肥料
元肥として緩効性化成肥料を施す。
追肥は、萌芽後から開花まで、液体肥料を2週間に1回施
す。あまりたくさん必要ない。

■用土
水はけと、通気性に富み、適度な保水性のある土が適している。
市販の山野草用培養土を用いる
か、あるいは、鹿沼土4、軽石3、腐葉土3の割合で配合した用土を使う。
暑さに弱い種類の場合
は、腐葉土の量を減らして軽石をふやすなど調整する。

■植え付け・植え替え
9月中旬~10月下旬に植え付ける。
鉢植えの場合、インペリアリス種のような大きな球根は6号
鉢に1球、クロユリのような小さな球根は5号鉢に3~4球植えが目安。植え付ける深さはいずれも3~5cm。
毎年植え替える必要はな
いが、球根が混み合ってきたり、鉢土の水はけが悪くなっている場合は植え替える。
庭植えの場合、大球種は深さ10~12cm、30cm間隔で植え付ける。小球種は深さ6~10cm、15cm間隔が適当である。
花後に球根を掘り
上げて夏越しさせ、秋に再び植え付ける。
植え付ける前に乾いてしまった球根は、植え付けても腐ってしまうことがある。
不安な場合は、軽く湿らせた砂や、
水はけのよい土に球根を埋める。乾いたら軽く湿る程度に水を与え、雨の当たらない涼しい日陰に1週間ほど置いた後、球根を掘り出す。
軽く触ってみて弾力があり、しっかりとしているものは大
丈夫なので、改めて植え付ける。
芽の部分が黒ずんでいたり、全体が弾力がなく柔らかくなった球
根は、そのまま腐る可能性が高いので、残念であるがあきらめる。

■ふやし方
分球:分球でふやす。球根を掘り上げたときに親球のまわりについている小球を外し、親球と同様に、夏の間乾燥させないように貯蔵する。
秋に植え付け、2年間くらい育てると開花球になる。

■病気と害虫
害虫:アブラムシ、ナメクジ
春にアブラムシがつくことがある。見つけしだい駆除する。
春~初夏にはナメクジが葉を食害する。被害がひどいと葉が枯れて休眠時期が早まることがある。
ナメクジ誘殺剤を使用するか見つけて捕獲・駆除する。

■まとめ
球根は外皮がなく乾燥に弱い
寒さには強いが、暑さには非常に弱い
夏の直射日光には当てない
https://www.youtube.com/watch?v=C1mwRD_RPFY


10月22日「平安遷都の日、時代祭」 誕生花:アオキ

2014-10-22 01:20:49 | 雑記

 記念日・年中行事

○平安遷都の日、時代祭
794(延暦13)年のこの日、桓武天皇が長岡京から山背国葛野郡宇太村の新京に移った。「平安京」と命名されたのは、その年の11月8日だった。
平安遷都1100年を記念して1895(明治28)年に創建された平安神宮の例祭・時代祭はこの日に開催される。

○図鑑の日
福岡県福岡市などでこどもの歯科医院を運営する「医療法人 元気が湧く」が開設した絵本と図鑑の民間図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリー」(ビブリオキッズ&ビブリオベイビー)が制定。
言葉や絵、図形などから形のあるものを立体的に捉え、想像力を育む図鑑の力を多くの人に知ってもらうことと、子どもから大人まで図鑑に親しむ環境を整えることが目的。
日付は日本で最初に「図鑑」の書籍名称を用いた『植物図鑑』の初版が発行された1908年(明治41年)10月22日にちなんで。
『植物図鑑』は「東京博物学研究会(代表・村越三千男)」編集・牧野富太郎の校訂で、北隆館/参文舎から発行された。

*(旧)絹婚記念日
日本ネクタイ組合連合会と日本スカーフ協会が1995(平成7)年から1997(平成9)年まで実施。
ネクタイやスカーフ等の絹製品のPRのため、結婚12年目の「絹婚式」を迎える夫婦に絹製品のプレゼントをと呼びかけている。

国際吃音啓発の日(International Stuttering Awareness Day)
国際吃音[きつおん]者連盟・国際流暢性学会などが1998年に制定。
吃音(どもり)についての理解啓発を求める日。

○パラシュートの日
1797年のこの日、フランスのパリ公園でアンドレ=ジャック・ガルヌランが高度8000フィート(約2400m)の気球から直径7mの布製の傘のようなものと一緒に飛び降りた。
これが世界初のパラシュートによる人間の降下となった。着陸時に衝撃があったものの、無傷であった。

○アブ・シンベル太陽祭「エジプトのアブ・シンベル神殿の奥に陽が届く日」
(年2回。もう1日は2月22日)アブ・シンベル神殿では、年に2回、神殿の奥まで日の光が届き、神殿の奥の4体の像のうち、冥界神であるプタハを除いた3体を明るく照らすようになっている。
その2回とはラムセス2世の生誕の日(2月22日)と、王に即位した日(10月22日)に合わせて設計されているといわれている。

※中原中也忌
詩人・中原中也[なかはらちゅうや]の1937(昭和12)年の忌日。
代表作:「一つのメルヘン」「朝の歌」「湖上」

○【MLB】ワールドシリーズ開幕(オールスター勝者リーグ所属チーム本拠地、10月22日~)
ワールドシリーズ(英語: World Series)は、野球のメジャーリーグベースボール(MLB)における優勝決定戦。
毎年レギュラーシーズン終了後の10月に、ナショナルリーグとアメリカンリーグのそれぞれの優勝チームどうしが戦い、その年の王座を争う。
シリーズ優勝チームにはMLB機構コッミショナーから優勝トロフィー "コミッショナーズ・トロフィー" が贈呈される。
また、チームも優勝記念にチャンピオンリングを製作し、選手らに贈るのが慣例となっている。
俗称は秋の祭典(FallClassic)。

○真珠祭(三重県志摩市・賢島港〈賢島円山公園ほか〉)
真珠のふるさと英虞[あご]湾・賢島[かしこじま]で行われる。
アコヤ貝の供養祭と、真珠養殖業界の振興を祈願するイベントが行われる。

□由岐神社例祭鞍馬の火祭(京都市左京区・鞍馬の町、18時~※雨天決行)
平安時代中期、平将門の乱や大地震など、動乱や天変地異が相次いだ。
940(天慶3)年、世の中の平安を願って、朱雀天皇の詔で御所に祭っていた由岐明神を北方の鞍馬に遷宮することで、北の鎮めとした。
その際、松明、神道具などを携えた行列は、十町(約1キロ)に及んだとされいる。
この行列に感激した鞍馬の住民が由岐明神の霊験と儀式を後世に残そうと伝え、守ってきた。
18時、かがり火点火。20時ごろ松明お練りが山門前に向かい、21時20分ごろ注連縄切りがある。神輿渡御などをへて午前0時ごろ終了する。
松明が火の粉を撒きながら神社へと向かう光景は圧巻。

□時代祭[じだいまつり](京都市上京区・京都御所、京都御苑/左京区・平安神宮※荒天順延)
7:00 時代祭祭典には総長・奉行が参列し、平安講社を代表して総長が祭文を奏上する。
8:00 神幸祭2基のご鳳輦に御霊代をお遷しし、午前9時に行列を整えて神幸列が本宮を進発、行在所に向かい、午前10時頃建礼門前在所に到着する。
10:30 行在所祭崇敬者並市民代表が参列し、神饌講社〈京都料理組合)より神饌が献じられ、白川女の献花奉仕がある。
12:00 行列進発
16:00 大極殿祭並還幸祭全行列到着後、御鳳輦を大極殿へ奉安し、延暦文官参朝列の三位が代表で祭文を奏上する。
続いて御霊代をご鳳輦より本殿にお遷しして祭典を終了する。
時代祭は、平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を奉祝する行事として、1895(明治28)年に始まった。明治維新によって衰退を見せた京都の町おこし事業として平安神宮が創建され、そこに寄せられた人々の熱意の象徴として、創始されたのが時代祭である。
京都の誕生日10月22日に「一目で京の都の歴史と文化が理解できるものを」「京都をおいて他にはまねのできないものを」と、京都人の誇りがふんだんに織り込まれている。きちんと時代考証をされた時代祭行列。往時の風俗が伺える。 
https://www.youtube.com/watch?v=Q98YF2ef8FM

○「時代祭に合わせて参観を楽しむ」旧九條家遺構拾翠亭(茶室)特別公開(京都市上京区・京都御苑、拾亭[しゅうすいてい]、9:30~15:30)
拾翠亭は、京都御苑内に有る五摂家のひとつ九条家の現存する唯一の建物。
江戸後期に建てられ数奇屋風書院造りになっている。
一般参観は金・土曜日・葵祭・時代祭・京都御所一般公開のみ。(12月28日から2月末はお休み)。

□武雄温泉秋まつり佐賀県武雄市・武雄神社周辺、10/22~23※10月22日18:00~23:30宵まつり〈エイトウ〉、16:30~21:30第42回市民綱引大会、10月23日10:40~16:30流鏑馬、12:00~13:00子どもみこし)
お供日行事。前夜祭(22日)は宵のまつり(エイトウ)や綱引きが開催される。
綱引きは子どもの部、大人の部、企業対抗があり総勢60余チームによる壮絶な戦いが繰り広げられる。
本祭(23日)は秋まつりのメインイベントとも言える827年の伝統を誇る流鏑馬行事が行われる。
温泉通りでは武雄町内の子どもたちによるおみこし、おくんちふれあいバザーやふるまいぜんざい会などが行われる。

 アオキ(青木) Japanese aucuba

【花言葉】「艶やか」「若く美しく」「初志貫徹」

【概要】
アオキ(青木、学名:Aucuba japonica)はアオキ科(ガリア科)アオキ属の常緑低木。
日本原産。北海道南部~九州の照葉樹林内に多いが、明るい雑木林などにも生える。日陰にもよく育つ。 
材は箸、杖、細工物などに利用される。 葉は飼料や薬用(健胃薬に配合)とされる。
葉はもとより枝も緑色をしているので「アオキ(青木)」と名付けられた。
学名の「アウクバ(Aucuba)」はアオキの別名「アオキバ」に由来する。種小名japonicaは「日本の」という意味である。

【特徴】
上部でよく枝分かれし、高さ2~3m、直径6cmほどになる。
樹皮は緑色で灰褐色の細い溝があり、横長の皮目がある。老木は灰褐色で、縦に細かく裂ける。若い枝は緑色で無毛。光沢がある。
葉は対生し、枝の上部に集まってつく。葉身はさ8~25cm、幅2~12cmの卵状長楕円形。先端はとがり、基部は広いくさび形、縁の上半部に粗い鋸歯がある。質は厚く、表面は深緑色で光沢がある。両面とも無毛。乾くと黒くなる。葉柄は長さ1~6cmで無毛。上面に浅い溝がある。
雌雄別株。3~4月に前年枝の枝先に円錐花序をだし、紫褐色の小さな花を多数つける。雌雄とも花は直径約1cm。花弁は4個。長卵形で先端は鋭くとがる。雄花には雄蕊が4個あり、葯は淡黄色。雌花は中央に花柱があり、雄蕊はない。萼筒は長卵形で、先端に萼歯が4個ある。
果実は核果。長さ1.5~2cmの長楕円形または卵状長楕円形で12月~5月に赤く熟す。表面は光沢があり、中に核が1個入っている。核は長さ1.3~1.5cm、幅7~8mmの長楕円形。中央に溝がある。

http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/q-rika/q-jya1/q-jaaz/q-jaa1.jpg
・葉
http://www.wood.co.jp/wood/ichidai/aoki-ichidai-20130810p1120129.jpg
・雄花
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/81/e58f718d564bab988c13e875198f964e.jpg
・雌花
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/4d/368e960f9ca862d7002d804c0530e31b.jpg
・果実
http://secretisland.cyberhangar.com/wp-content/uploads/2013/06/8299421305_c7de484e6c.jpg

【園芸品種】

‘ゴールドストライク’ (Aucuba japonica ‘Goldstrike’)
葉に不規則な黄色の斑が入る。
http://cdn.engei.net/images/35/35910.jpg

‘ピクツラタ’ (Aucuba japonica ‘Picturata’)
葉の内側に黄色の中斑が入る。
http://www.jacksonsnurseries.co.uk/images/thumbnails/2/800/AucubaPicturata.jpg

‘スルフレア・マルギナタ’ (Aucuba japonicum ’Surphurea Marginata’)
葉の外側が黄色の斑で囲まれる覆輪葉。
http://www.ueber-zaeune-schauen.de/admin/galerie/Variegata%20und%20Gelblaubiges%20eigene/G%20Aucuba%20japonicum%20Sulphurea%20Marginata.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
剪定:木が若いうちは、剪定(枝の切り詰め・切り戻し)の必要はほとんどない。放任していても株元から幹が伸びて株立ち上になり半円状のまとまった樹形になる。
木が大きくなると、枝葉が茂りすぎてうっとおしい感じになり風通しも悪くなり、病害虫の原因にもなるので剪定を行う。
不要な幹や老化してコルクのようになった幹を株元から切り落とすと風通しもよくなり全体の樹形もスッキリする。
アオキはこの『間引き剪定』が基本になる。
また、勢いよく伸びすぎたり、間延びした枝(飛び枝)は樹形のバランスを考えて切り詰める。作業の適期は3~4月。
間引き剪定が基本の理由:アオキはその年伸びた枝の内部で夏頃には翌春開花する花芽が作られる。
太い枝を切ってもほぼ新芽が発生するので、刈り込むこともできるが、夏以降に枝を切り戻すと花芽ごと枝を切り落とすことになり、翌年の開花(雌株では実付き)に影響を与えるので気を付ける。
また、夏以降に葉のないところで枝を切ると翌春まで葉がでないことがある。幹を株元から切り落とす間引き剪定だと、残した幹は枝を切り戻したりすることがないので開花や実付きにほとんど影響がない。
刈り込みも時期を間違えなければ問題ないが間引き剪定の方が手軽で失敗は少ない。

■栽培環境
直射日光の当たらない明るい日陰を好む。
「半陰樹」で、日射しの強い場所では葉が黄ばんできたり、斑入り種では葉焼けを起こして真っ黒になることがある。
斑入り種で葉の斑がきれいに出ないのは、この日の当たりすぎが原因の場合が多い。しかし、日陰だと枝葉が間延びして細長い樹形になったり、実付きが悪くなる。
鉢植えで場所を動かせる場合、夏は直射日光を避けた日陰、冬は 日の射し込む場所がベスト。
地植えの場合は落葉樹の下(夏は影になり、冬は落葉するので日が射し込む)が理想的。
強い風にさらされると、葉が傷んでしまうので気を付ける。寒さには強く、 北は北海道中部まで植裁可能。
実をならすには:実を成らすには雄木と雌木の2本が必要。
アオキはハチなどの昆虫を介して受粉が行われるので、雌雄それぞれの木の植えている場所にある程度距離があっても問題ない。

■水遣り
やや湿り気のある土壌を好む。庭植えは一度根づいてしまえば、ほとんど水を与える必要はない。
鉢植えは乾かさないように春から秋の生育期はたっぷりと水を与える。特に真夏は乾きやすいので注意する。逆に冬は乾きにくいので水遣りの回数を少なめにする。

■肥料
肥料はさほど必要ではない。地植えはよほどのやせ地でなければ肥料を与えなくても育つ。
木を大きくしたい場合や、実をたくさん付けたい場合は春と秋の年2回鶏糞などを株元に施す。
ただ、肥料が多いと枝葉が茂りすぎて樹形が乱れてしまう。
株元に敷きワラなどを施す方が肥料を与えるより効果が出ることもある。
鉢植えは春と秋に固形の油かすなどを施す。

■用土
有機質に富んだ、やや湿り気のある土が適している。鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3の配合土を使う。

■植え付け・植え替え
植え付けの時期は4~6月、8~9月。降雪地帯では秋植えは避けて、5月頃に植え付けるのが適当である。
植え穴は大きめに掘り、鶏糞や堆肥などをあらかじめよく混ぜ込んでおく。
根の張りのあまりよくないものは、根付きをよくするためにある程度枝や葉を落としてから植え付ける。
水はけの悪い場所では根腐れを起こしやすいので、盛り土をして高植えにする。
鉢植えは、鉢底から根が伸びているのが見えてきたら、一回り大きな鉢に植え替える。

■ふやし方
挿し木:作業適期は6月~7月中旬。
葉が大きいので挿し穂の各葉を1/2ほどに切って挿す。
空気穴をあけた透明ビニールで覆い、空中湿度を保って管理する。
とり木:6月~7月に枝の樹皮を3cm幅で木質部まではぎ取り、たっぷり湿らせた水ゴケで包み込みビニールで覆ってひもで固定し、乾燥を防ぐ。
とり木部分は折れないように、必要に応じてあて木をしておく。2か月後、発根が確認できたら切り離す。
タネまき:3月~6月上旬に完熟した実をとり、指先で果肉をつぶしながらタネを流水でよく洗い、すぐにまく。

■病気と害虫
病気:褐斑病、炭そ病褐斑病は、葉に褐色で円形の病斑が現れます。炭そ病は、4月ごろから葉の周囲に黒っぽい病斑が現れる。
害虫:アオキシロカイガラムシ、チャノホコリダニ、アオキミタマバエ
アオキシロカイガラムシは、葉の裏に5月、7月の2回発生し、甘い蜜状の排せつ物が付着した葉にカビが発生し、すす病となる。
チャノホコリダニは、高温で乾燥した環境がそろう8月~9月に急増し、新芽や若葉、成熟中の実の表面に褐色の粉が吹いたようになり、部分的にコルク状に硬化する。
また、アオキミタマバエは、成虫が6月に発生し、未成熟の実の中に寄生して「虫えい」として育つため、果実が小さいまま色づかない。

■まとめ
日射しが強いと葉が焼けて真っ黒になる
乾燥した土地を嫌う
肥料はさほど必要としない