記念日・年中行事
○きのこの日
日本特用林産振興会が1995(平成7)年5月の総会で制定。
10月はきのこ類の需要が高まる月で、その月の真ん中の15日を中心に椎茸を始めとするきのこ類の消費PRを行っていこうということから。
○たすけあいの日
全国社会福祉協議会が1965(昭和40)年に制定。
日常生活での助け合いや、地域社会でのボランティア活動を積極的な参加を呼びかける日。
○人形の日
日本人形協会と日本玩具及び人形連盟が1965(昭和40)年に制定したが、1972(昭和47)年に「抜本的な検討を加える必要がある」として、積極的な活動を休止した。
しかし、一般には普及し、この日に因んで全国各地で人形供養や人形感謝祭等が開催される。
○草履の日
草履興業組合が制定。
七五三・正月など、草履を履く行事の多い時期が近いことから。
○すき焼き通の日
すき焼きに関する本『すき焼き通』(向笠千恵子著・平凡社新書)が刊行されたことをきっかけに、すき焼き店とすき焼き愛好家で結成された「すきや連」が誕生。
すき焼きの美味しさと楽しさをアピールする日にと『すき焼き通』の刊行日(2008年10月15日)を記念日とした。
▲世界手洗いの日(Global Handwashing Day)
ユニセフ(UNICEF)・世界銀行などからなる「せっけんを使った手洗いのための官民パートナーシップ」が2008(平成20)年から実施。
感染症の予防のため、石鹸を使った正しい手洗いの方法を広めるための活動が世界各地で行われる。
▲農山漁村女性のための世界デー(International Day of Rural Women)
国連は2007年に、毎年10月15日を「農山漁村女性のための国際デー」と定めた。
国際デーとしては、比較的新しい記念日である。
農山漁村に住む女性の社会的・経済的な貢献を高く評価し、彼女たちの担う役割の重要性を再認識するよう呼びかけている。
○グレゴリオ暦制定記念日
1582年のこの日、ローマ教皇グレゴリウス13世が制定したグレゴリオ暦がイタリア・ポーランド・ポルトガル・スペインで導入された。
ユリウス暦が採用されてからの約1600年間で蓄積された誤差10日分を飛ばしたため、10月4日の翌日が10月15日になった。
*(旧)赤十字デー
1947(昭和22)年までの記念日。1885(明治19)年、ジュネーブ条約に日本が加盟した日。
1948(昭和23)年からは赤十字社の創始者アンリー・ジュナンの誕生日を記念した5月8日の「世界赤十字デー」になった。
○新聞週間(10月15日~21日)
日本新聞協会が主催。
1930年代にカリフォルニア、ペンシルバニア等アメリカ各地で行われるようになり、1940年には全米に拡大された。
日本では新聞の普及と教育の為にGHQが新聞週間を提唱し、1947(昭和22)年に愛媛新聞が最初に実施、翌1948(昭和23)年に日本新聞協会とアメリカ新聞協会が10月1日~8日までの一週間、新聞週間の活動を行った。1968(昭和43)年から台風シーズンを避ける為に、現在の10月15日からの一週間とした。
新聞大会、記念の集い等各種の行事が行われる。新聞大会では、優れた取材・報道活動や技術開発、経営活動等に対し「新聞協会賞」として表彰している。
○【NPB】クライマックスシリーズ最終ステージ(1位 対 ファーストステージ勝者、15日~)
○百万遍さんの「手づくり市」(京都市左京区・知恩院境内、毎月15日、8:00~16:00)
1987年4月15日、「素人さんが創った手づくりの作品を発表する場」、青空個展会場をと、京都市在住の臼井さんと榎本さんが企画し、京都市左京区の百万遍知恩寺境内で「手づくり市」が始まった。
□伊太祁曽神社秋祭り(和歌山県和歌山市・伊太祁曽[きそ]神社、例祭:10月15日、神幸祭:10月19日)
10月15日10時より祭典。祭典後子供みこしが練る。
神輿渡御を中心とする神幸祭は19日12時に出発。江戸期の作と伝わる3基の神輿は、猿田彦や獅子頭の先導により約3km北にある奥宮(丹生神社)を往復する。行列の出発を稚児行列が見送る。
□神馬渡御式[しんめとぎょしき](和歌山県新宮市・熊野速玉大社)
熊野速玉大社の例大祭の中で、速玉大神が神馬に奉安されて新宮市内を巡り、御旅所の「杉のお仮宮」に渡御する。
その後、松明の灯りがともされる中、「おみたま」とよばれる特殊な神饌が供えられる神事。
□伊和神社秋季大祭(兵庫県宍粟[しそう]市・伊和神社、10/15~16※15日例祭10:00~16日神幸祭12:30~、13:00~14:00神社練り合わせ、御旅、16:00ごろ神社へ)
伊和神社で行われる年中行事の一つ。15日には例祭、16日には神幸祭。
境内では壮大な屋台の練り合わせが行われ、会場内が一体化する。
□菊花祭[きっかさい](広島県廿日市市・厳島神社)
大神様に菊の花を供える祭典。行われる舞楽は、平安時代に平清盛が四天王寺から取り入れ現在まで伝承している。
17時から始まる祭典終了後に神職が楽人と舞人に別れ奉奏する。
○新居浜太鼓祭り(愛媛県新居浜市・市内9地区〈川西地区、川東地区、川東西部地区、下郷・又野・松神子地区、船木地区、角野地区、泉川地区、中萩地区、大生院地区〉、10/15~18)
新居浜太鼓祭りは、勇壮華麗な伝統行事。
金糸で刺繍された豪華絢爛な布団締めや幕を付けた約50台の太鼓台が市内を練り歩く。市全体が祭り一色に染まり、随所で太鼓の音が響き渡る。
https://www.youtube.com/watch?v=MKYpttQ_04A
□椎名八王子宮神祭(高知県室戸市・椎名[しいな]八王子宮)
秋祭りの神幸では、海の中で神輿を担ぎ沖へ沖へと進む。
神幸の後、椎名太刀踊りを奉納する。踊りは16時から行われる。
□野原八幡宮大祭(のばらさん)(熊本県荒尾市・野原八幡宮)
760年以上の歴史をもつ、ひと月早い七五三の祭り。
和紙でできた獅子頭を頭に付けた子ども2人による「風流」楽(県重要無形民俗文化財)と、威勢のよい「ヘーロイ・ヘーロイ」との掛け声を先導に、稚児を乗せた馬を引く行列が八幡宮へ神幸する「節頭行事」(市指無形民俗定文化財)が行われる。
バジル(メボウキ[目箒]) basil
【花言葉】「好意」「好感」「良い望み」「何という幸運」
【概要】
バジル(英名:basil、学名:Ocimum basilicum)はシソ科メボウキ属の多年草(日本では越冬できないので一年草として扱われる)。
原産地はインドで、日本へは江戸時代に中国から漢方薬として渡来した。
タネは黒で、グルコマンナン(コンニャクマンナン)を多く含み、水につけるとタネの表面がふくらんで半透明の白っぽい粘膜に包まれる。
この粘膜で目の中に入ったごみがとれると言うことで、メボウキ(目箒)の和名がある。
属名のオキムム(Ocimum)はギリシア語で「香りを楽しむ」という意味の言葉に由来すると言われている。
種小名のbasilicumはギリシャ語の「バジリコス」から由来し「王」という意味を持つ。
イタリア語basilicoの名はラテン語 basilicumから来ており、さらにさかのぼると「王」を意味する古代ギリシャ語のbasileus(バジレウス)に由来し、王の薬として用いられたのがその理由とされている。また、想像上の怪物である「basiliscus(バジリクス)」に由来するという説もある。
【特徴】
草丈は30~100cm、頂点の芽を摘むとよく枝分かれして茂る。茎の断面は四角形。
葉は先端の少しとがったタマゴ型で長さ5cmほどで対生する。縁は全縁(少し鋸歯があることもある)、表面は少しふくらんだり、おおざっぱにシワがよることがある。
葉の表面を軽くもむと芳香がたつ。
夏(6~10月)に、茎の先端から花穂を伸ばして、白や紅色がかった1cmほどの唇形の花を穂状にまばらに咲かせる。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
http://www.page.sannet.ne.jp/mahekawa/basil1021.jpg
・葉
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・花
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【種類】
ダークオパール・バジル(O. basilicum 'Dark Opal')
落ち着いた雰囲気がある深紫色の葉が美しく、料理のほか、花壇のアクセントとして利用できる。
http://ksbookshelf.com/DW/Flower/image/basildarkopalL.jpg
ブッシュバジル(O.basilicum 'Mimimum')
高さ30cmほどに収まる小型種で、葉も小さい。もともと細かく枝分かれして茂るが、園芸品種のアフログリーンは密に茂って、こんもりと丸くまとまる。
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レモンバジル(O. x citriodorum)
葉にレモンのような香りがある。スイートバジルに比べると葉の幅が狭く細長い。
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レタスバジル(O.basilicum 'Crispum')
大きくて肉厚の葉をもち、表面はでこぼこになる。サラダにも利用され。
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ホーリーバジル(O.tenuiflorum 旧:O.sanctum)
ヒンドゥー教では聖なる植物とされている。タイではガパオと呼ばれ、料理でよく使われる。
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http://livedoor.blogimg.jp/tulsi_people/imgs/a/2/a2525e21.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
摘心:苗が生長して伸びてきたら、芽先を摘んで脇芽を伸ばす。
脇芽が伸びてきたらその脇芽の芽先を摘む。これを3~4回繰り返すと枝の数が増えてたくさん収穫できる。
風通しが悪いと梅雨時期に蒸れて下の方の葉が枯れあがってしまうことがあるで、混み合っている部分は切り落として風通しを良くする。
花摘み:花が咲くと葉が硬くなり、葉の生育が鈍くなるので、通常は摘むが、そのままにしておくと種子が出来て翌年の春も芽が出ることがある。ただしこぼれダネのバジルの香りは劣化する。
■栽培環境
日当たりの良い場所で育てる。日当たりが悪いと生育も悪く軟弱な株になってしまう。
日当たりで管理しますが、真夏の直射日光に当たると葉っぱが焼けて変色する。バジルの場合は、葉緑素が抜けて黄色く変色する。
そのままにしておくと弱ってしまうので、真夏だけは半日陰や日陰で管理する。
生育には『暑さ』が必要。涼しいところで生育が悪い。葉焼けしないのであれば、直射日光を当てるのが好ましい。環境によるのでケースバイケースで。
■水遣り
乾燥に弱いの夏場は特に水遣りに注意する。
土の表面が乾いてきたらたっぷりと水遣りを行う。ひどく乾燥するような場所なら地面に腐葉土を敷いて乾かないようにする。
■肥料
ぐんぐん茎を伸ばして葉を付けていくので、肥料も切らさないようにする。植え付ける際に土に緩効性の肥料か油かすを混ぜ込んでおく。追肥として春から秋まで月に1回油かすを株元に与えるか、液体肥料を1週間に1回与える。肥料が切れると下のほうから葉が落ちていく。
■用土
湿り気のある有機質に富んだ土を好む。地植えにする場合は土に堆肥と腐葉土を充分に混ぜ込んでおく。
鉢植えにする場合は赤玉土小粒7:腐葉土3の配合土を使用する。
■植え付け・植え替え
一年草扱いなので植え替えの必要はない。
■ふやし方
タネまき:タネは発芽するのに20℃以上の気温が必要なので、充分に気温の上がる4月中旬以降にタネをまく。
タネは発芽するのに光が必要なので土をかぶせない。
挿し木:挿し木は芽先を葉が4、5枚になるように摘んで湿らした赤玉土に挿すだけ。
根がでるまで乾かさないようにして、半日陰の場所で管理する。その後は通常の管理を行う。
生育が旺盛で水につけておくだけでも根がでてくるのでコップなどに挿して根が充分にでてから植えるという方法もある。
■病気と害虫
ハーブは匂いが強いので虫が付かない気がするが、アブラムシや青虫が付く。食べるものなので、捕殺したり、水の噴射で吹き飛ばす。
■収穫・利用方法
肥料を十分まき、真夏には朝夕水を与えると常にやわらかい葉を収穫できる。
脇芽を残しながら、大きな葉を少しずつ収穫すると脇芽が伸びて枝葉がふえ、次々と収穫できる。強壮・殺菌効果があるので、料理に利用する。スパゲティー、ピッツア、トマト料理など、イタリア料理によく使用される。収穫は随時葉を摘み取って生のまま、もしくは乾燥させて用いる。
株自体が霜の降りる頃に枯れてしまうのでその前に茎ごとばっさりと刈り取ってしまい保存する。
■まとめ
収穫までに3、4回ほど芽先を摘んでわきの芽を伸ばす
乾燥に弱く、生育が旺盛なので水、肥料をたっぷり与えて育てる
発芽に高い気温が必要なのでタネまきは4月中旬以降に行う
https://www.youtube.com/watch?v=nQbeCyA6BoU