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5月31日「世界禁煙デー」 誕生花:ルピナス(ノボリフジ)

2013-05-31 00:02:56 | 雑記

 記念日

世界禁煙デー(World No-Tabacco Day)

世界保健機関(WHO)が制定。禁煙を推進する日。

日本では1992年より、5月31日~6月6日の1週間が「禁煙週間」になっている。

古材の日

「古材流通の文化」の創造を目指して、古材の再活用に向けた事業を展開する愛媛県松山

市に本社を置く株式会社ヴィンテージアイモクが制定。古材の魅力を伝え、その有効活用を

考えるなど、古材にとって大切な日と位置付けている。日付は5と31で「古材」と読む語呂

合わせから。

あやめ月間(5月31日~6月30日)

兵庫県豊岡市の城崎[きのさき]温泉観光協会が制定。

建設産業構造改善推進週間(5月31日~6月6日)

※青峰忌

俳人・嶋田青峰[しまだせいほう]の1944年の忌日。

新興俳句運動に理解を示していたことから、1941年、治安維持法による新興俳句派に対

する弾圧事件「俳句事件」に連座して起訴され、留置場で喀血して釈放されたが、症状が悪

化し亡くなった。

「わが影や 冬の夜道を 面伏せて」

「頬冠りが 淋しかり人 田植にも」

「ただ蟻の 為すままに蝶の 衰える」

 ルピナスlupin

【花言葉】「空想」「貪欲」「母性愛」「いつも幸せ」

【概要】

ルピナス(英名:lupin、学名:Lupinus)はマメ科の属の一つ。

ルピナスの名は、ラテン語で「」を意味するルプス(lupus)に由来し、どんな土地でも育つ

逞しさから名付けられたと考えられる。また、ギリシャ語で「悲哀」を意味するルーペに由来し

、これは豆(種)が非常に苦く、噛んだ時悲しい表情になることから来ている、という説もある

がはっきりしない。和名はハウチワマメ属で、根生葉が掌状複葉であることから名付けられ

た。また花の様子がフジに似ており。花が下から咲き上がるためノボリフジ(昇藤)とも呼ば

れる。

【特徴】

耐寒性または半耐寒性の一年草または多年草、一部潅木状になるものもある。地中海沿岸

地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上分布している。アメリカの植物学者デビッ

ド・ダグラスによって発見された。基本的は蒸し暑いのが苦手で、冷涼な気候を好む。中~

大型の植物で、草丈は40cm~1.8mになる。葉には長い柄があり、手を広げたような掌

状複葉で。春~初夏(3~6月)に花穂を長く(大きなもので70cmに達する)伸ばして、雄大

な総状花序をなし、蝶形花を多数咲かせる。花色は黄、オレンジ、赤、青、紫、ピンク、白等

があり、花後には枝豆のような莢ができ、中には豆(種)が入っている。

【種類】

ポリフィルス(ラッセルルピナス、英名:garden lupin、学名:L.polyphyllus) 

宿根ルピナスともいう。夏に休眠する耐寒性の宿根草だが、暑さに弱い為暖地では一年草

扱い。カリフォルニアからカナダにかけて分布し、草丈は1.5mにもなる大型種で、花色は

紫、藤色、樺色、紅、白などある。草丈50cmくらいの矮性種「ミレット」もある。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/da/Lupinus_polyphyllus.

JPG

ルテウス(黄花ルピナス、英名:yellow lupin、学名:L.luteus)

和名はキバナノハウチハマメ(黄花葉団扇豆)。南ヨーロッパ原産の一年草で、草丈50cm

前後、葉は7または9に切れた掌状複葉、花穂は15~25cmで、鮮やかな黄色の花を咲か

す。種小名のluteusは「黄色の」という意味。

http://www.mitomori.co.jp/hanazukan/hanazukan2.2.12_3.html

ヒルスツス(傘葉ルピナス、学名:L.hirsutus)

南ヨーロッパ原産の一年草、草丈は60~90cm、特に葉が大きく、傘を広げたようになる。

花色は青紫、ピンク、白、白と紫のツートンカラーなど。

http://g-kamu.com/htm/kasabarupinasu.htm

プベスケンス(L.pubescens)

中央~南アメリカ原産の一年草。花色は青紫と白の混色。たくさんの園芸品種の親となって

いる。

http://www.flickr.com/photos/chdeff_photos/5981013764/lightbox/

テキセンシス(テキサスルピナス、学名:L.texensis)

テキサス原産の二年草で、草丈は30cm前後で青色の花をややまばらに咲かせる。

テキサスの州花でブルーボンネット(blue bonnet:青色の帽子)とも呼ばれる。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/33/Texas_Bluebonnet_

%28Lupinus_texensis%29.jpg

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

1シーズンで花を2回楽しむためには、一番花を付けた花穂を満開を少し過ぎて枯れたきた

頃に切り取ってしまい、ワキの芽を育ててやると、小振りになる傾向はあるが、しっかりと花

を付ける。枯れてしまった花をそのままにしておくと二番花が楽しめないこともある。

日当たり・置き場所

日当たりの良いのに越したことはないが、ある程度の日陰にも耐えられる。冬の寒さには強

く-5℃くらいまで大丈夫であるが、凍らせるとアウトなので冬の水やりは午前中に行う。

逆に夏の暑さには弱く、25℃を超すと生長が止まる。特に苗の状態で夏越しする場合は、

なるべく風通しのよい涼しい場所で管理する。

水やり・肥料

過湿すると根腐れを起こしやすいので、どちらかといえば乾燥気味に管理する。土の表面が

完全に乾いてから水をやる。冬は生長が鈍り水の要求量も少ないために、土の)表面が乾

いてから1日か2日あけてから水をやる。

肥料はタネをまく時に予め土に混ぜておき、茎がよく伸びる4月頃に緩効性の固形肥料を与

える。窒素分の少ないものを選んで与える。

■用土

水はけの良い土で酸性の弱いものが適している。赤玉土7:腐葉土2:川砂1の割合で混ぜ

た土を使う。鹿沼土。ピートモスは特に酸性が強いので使用しない。また、庭に直まきする場

合は、石灰をタネをまく前に混ぜ込んでおき、酸性を中和しておいた方がよい。

植え替え

花後に枯れてしまうので植え替えの必要はない。

■ふやし方

ネの大きさは種によって若干異なる。例えばラッセル種は1ml当たり約20粒、カサバルピ

ナスは1~2粒/ml、キバナルピナスは6~7粒/mlである。

まく時期は9~10月頃、発芽適温15~20℃。カサバルピナスは高温発芽性で20~25℃

でよく芽を出す。夏越しが容易な寒冷地では春~初夏にタネをまいてもよい。

根が太く枝分かれしない直根性で移植しづらい性質なので、庭や鉢に直接タネをまく(「直ま

き」という)。少し多めにまいて、良いものだけを残し間引きながら育てる。

タネは非常に固いので、一晩水に浸けて柔かくしてからまく。二年草タイプは秋にタネをまい

たら翌々年の春、初夏にまくと翌春に花を咲かせる。ルピナスはある程度以上の大きさに生

長した株が、一定の低温に当たることで花芽を作る。秋にまいたものは冬までに条件を満た

すほどの大きさに育たず、開花が翌々年になるということである。

かかりやすい病害虫

苗が突然枯れる立ち枯れ病が発生することがある。水はけの良い場所を選んでタネをまく。

まとめ

直根性で移植いにくいので直まきする

かなり横に広がるので、間隔を十分あける

酸性の土を嫌う 

http://www.youtube.com/watch?v=PQrGSr3cUyY


5月30日「ゴミゼロの日」 誕生花:ライラック

2013-05-30 00:13:30 | 雑記

 記念日

ゴミゼロの日

「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」の語呂合わせ。

豊橋山岳会会長・夏目久男さんの呼び掛けにより豊橋市で530(ゴミゼロ)運動が開始さ

れ、1975年に官民一体の530運動推進委員会が設立、5月30日のゴミゼロの日と11月

11日の市民の日を中心に全国一斉の清掃活動が行われるようになった。「530(ゴミゼ

ロ)」というネーミングのユニークさから530運動は全国的に広がり、1993年には厚生省が

この日を初日とするごみ減量化週間を制定した。

お掃除の日

 5月30日で530(ゴミゼロ)の語呂合わせから、関東地方知事会空き缶対策推委員会が1

982年に設けた日。空き缶公害や梅雨時に向けてお掃除の大切さを呼びかける。

掃除機の日

日本電気工業会が1986年から「お掃除の日」として実施し、1997年に「掃除機の日」に

改称。

消費者の日

1968年のこの日、消費者の利益を守ることを目的とした「消費者保護基本法」が公布・施

行されたのを記念して、その10周年に当たる1978年に政府が制定したもの。経済企画庁

(現在の内閣府)が主催。

女子将棋の日

日本女子プロ将棋協会(LPSA)が2011年に制定。

2007年の同協会の設立日。

文化財保護法公布記念日

1950年のこの日、「文化財保護法」が公布された。

ごみ減量・リサイクル推進週間(5月30日~6月4日)

厚生省(現在の厚生労働省)が1993年に「ゴミ減量化週間」として制定し、1997年に現在

の名称に改称。「ゴミゼロの日」から1週間。 

 ライラック(ムラサキハシドイ) lilac

【花言葉】「初恋」「初恋の感激」「愛の芽生え」

【概要】

ライラック(lilac、紫丁香花[ムラサキハシドイ]、学名:Syringa vulgaris)はモクセイ科ハ

シドイ属の落葉小高木。ライラックの呼称は英語の仮名転写に由来し、他にフランス語由来

のlilas(リラ)でも呼ばれ、lilacはlilasが変化した語である。「lilac」「lilas」を遡ると、スペイ

ン語の「lilac」、アラビア語の「lilak」になり、「青色」を意味するペルシア語「lilak」に辿りつき

、薄紫の花の色が語源だと考えられる。和名はムラサキハシドイ。

属名のSyringa(シリンガ)はギリシア語の「syrinx(笛、パイプ)」に由来し、枝から笛やパイ

プを作ったことに因む。種小名のvulgarisは「普通の」という意味。 

【特徴】

原産地はバルカン半島で、16世紀にヨーロッパ全体に広がった。日本へは明治時代の中

期に渡来。樹高4~7mで、葉は幅の広い卵形で、対生。葉の先は尖り、縁には鋸歯がない

。葉の質は革質で艶がある。

主な開花期は4~5月で、先が4裂した直径1cmくらいの筒状花を密生して円錐花序を作

る。花序の長さは10~20cmくらい。雄蕊や雌蕊は花冠より短い。ハシドイ(丁香花)の方

は突き出ている。多くの園芸品種が作出されていて、一重咲き、八重咲きのそれぞれに白、

淡青色、濃紫色などがある。香りがよく、香水の原料ともされる。

花後にできる実は朔果である。

・ライラックの葉

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/7f/Lilac.leaves.arp.jpg

・ライラックの花

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/17/Lilac_Flower%26bee.j

pg

【詳しい育て方】 

季節・日常の手入れ

基本の剪定

剪定は枯れた枝や、伸びすぎた枝を切る程度にとどめる。過度な剪定は枝が枯れ込んだ

り、樹の生長する勢いが衰えたりすることがある(特に暖かい地方ではそのようなケースが

多い)。よくわからない場合は、咲き終わった花穂をすぐ下の枝分かれしている位置で切り

落とし、冬に枯れた枝があれば取り除くくらいで構わない。

一般にイボタノキを台にしてライラックの枝を接ぎ木苗が広く流通している。時折、台木にさ

れたイボタノキが枝を伸ばすことがある。地際から伸びてくる枝はよく見て、台木の方から伸

びているなら付け根から切り落とす。ほおっておくと上に接がれたライラックの枝の勢いが衰

えて、イボタノキが生長することになってしまう。

コンパクトに仕立てたい場合

場所の関係でコンパクトに収めたい場合は切り詰めても構わないが、必ず枝分かれしてい

る付け根で切る。

剪定の時期

花の咲き終わった頃が剪定の適期。翌年咲く花芽は7~8月に枝の先端にできあがる。で

あるから、それ以降、むやみに剪定すると花芽ごと枝を切り落とすことになり、翌年の花数が

減る。枯れた枝を取り除く程度なら落葉期にもできる。むしろ葉のない分、枯れた枝は見つ

けやすい。また、冬には花芽もしっかりと目で確認できる大きさになっているので失敗して枝

を切ることも少ない。

日当たり・置き場所

よく日に当てることで、花付きも良くなる。ただし、高温に弱く暑さや乾燥で葉が傷んで株が

弱り、花付きが極端に悪くなることがある。西日の当たる場所は避ける。

耐寒性は強いので防寒の必要はない。

水やり・肥料

鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。地植えしているものは一度根付いたら

水やりの必要はないが、真夏に極端に乾くようなら水やりをする。乾燥がひどいようなら株元

に腐葉土やわらを厚めに敷いて保護する。

冬に油かすや骨粉などの有機肥料を与える。鉢植えの場合は、固形の有機肥料が使いや

すい。この落葉時の冬に与える肥料のことを「寒肥[かんごえ]」という。1年に1回寒肥をや

っておけばそれ以上不要である。ただし、鉢植えのものは水やりとともに肥料が流れやすい

ので、花後に粒状の化成肥料を追肥として与える。

用土

水はけがよく、肥えた土なら土質を選ばず育つ。

植え替え・植え付け

植え付けは落葉期に行う。接ぎ木苗は植え付けた後、接ぎ木した位置が隠れるまで山高に

土を盛る。そうすることで接ぎ木された部分から穂木の根が出て生長も良くなる。これを「自

根を出させる」と言う。

接ぎ木苗は比較的生長が早く、苗を植え付けて2~3年で花を咲かせる。

ふやし方

取り木、接ぎ木でふやすことができる。

取り木は枝の表皮を1~2cmの幅でぐるりと剥ぎ、そこに湿らせたミズゴケを巻いて乾かな

いようにビニールで覆う。根が出てきたらその下の部分で切り離し植え付ける。適期は3~5

月。接ぎ木はイボタノキを台木として、ライラックの枝を接ぐのが一般的で適期は3月。

イボタノキ(水蝋樹、疣取木、学名:Ligustrum obtusifolium)はモクセイ科の落葉低木

。日本各地の山野に自生する。

 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Ligustrum_obtusif

oium1.jpg

かかりやすい病害虫

テッポウムシ:http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu08.html

まとめ

剪定は余計な枝を切る程度

日当たりの良い環境を好む

暖地ではテッポウムシに注意 

 http://www.youtube.com/watch?v=NZWykDe4onc


5月29日「呉服の日」 誕生花:ベニバナツメクサ(ストロベリーキャンドル)

2013-05-29 00:03:15 | 雑記

 記念日

●呉服の日

全国呉服小売組合総連合会が制定。「ご(5)ふ(2)く(9)」の語呂合わせから。呉服(和服)

のPRのため。

「呉服」とは、古代中国の「呉」の国から伝来した織り方によって作られた織物のことをいっ

た。しかし、単に「呉の服」の意味から「呉服」になったわけではない。

古く、呉服は「くれはとり」と言った。

「くれはとり」とは「呉織」とも書かれ「くれ」は「呉」の国を意味し、「はとり」は「はたおり(機織

り)」の変化した語。この「くれはとり(呉服)」を音読みしたのが「ごふく」である。

そのため、呉服は「服(着物)」をいうのではなく、「織物(反物)」をいうのである。

こんにゃくの日

財団法人日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会が1989年に制定。日付は5

と29を「こんにゃく」と読む語呂合わせから。また、5月はこんにゃくの種芋の植え付けの時

期で、本格的な夏を迎える前に、こんにゃくの効用や機能性を再確認して健康に過ごして欲

しいという願いが込められている。

通常こんにゃくと呼ばれる食品はコンニャクイモに含まれるコンニャクマンナンという多糖を

糊化しアルカリ液(通常水酸化カルシウム水溶液)を用いて凝固させたもので、ぷにぷにと

した独特の食感を持つ。一度凝固させたこんにゃくは水溶性を持たず、強い弾力を示す。

また、カロリーが極めて低く食物繊維が豊富という理由もあって、ダイエット(健康)食品とし

ても人気がある。

●幸福の日

世界の人々が幸せに平穏に暮らせることを祈って「幸福の日」を制定したのは、インターネッ

トなどでグリーティングカード、慶弔関連ギフトなどを販売している株式会社ヒューモニーの

長谷川博之氏。「幸せになりたい」「幸せにしたい」メッセージの公募を行う。日付は5と29で

「幸福」と読む語呂合わせから。

国連平和維持要員の国際デー(International Day of United Nations 

Peacekeepers)

2002年の国連総会で採択。国際デーの一つ。

国連平和維持活動(PKO)にかかわった全ての人の献身と勇気を称え、PKOで命を失った

人々をい追悼する日。

●エベレスト登頂記念日

1953年のこの日、ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとシェルパ族のテンジン・ノルゲイ

が世界で初めて世界最高峰のエベレストの登頂に成功した。

※白櫻忌、晶子忌

歌人・詩人の與謝野晶子[よさのあきこ]の1942年の忌日。

歿後に出された家集『白櫻集』に因み、「白櫻忌」とも呼ばれる。

「その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春の美しきかな」

「清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みな美しき」

「やわ肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」

※多佳子忌

俳人・橋本多佳子[はしもとたかこ]の1963年の忌日。

「白桃に 入れし刃先の 種を割る」

「ひとところ くらきをくぐる おどりの輪」

「乳母車 夏の怒涛に よこむきに」

 ベニバナツメクサ(ストロベリーキャンドル) crimson clover

【花言葉】「私を思い出して」「胸に灯りを点す」「きらめく愛」「素朴な愛らしさ」「善良」

【概要】

ベニバナツメクサ(紅花詰草、学名:Trifolium incarnatum)はマメ科シャジクソウ(

トリフォルウム)属の一年草。原産地はヨーロッパから西アジアにかけての一帯である。

シロツメグサ(白詰草)と同じく明治時代に観賞用や牧草として渡来したものが野生化してい

る。逸出したものが野生化し、北海道から九州にかけて帰化している。

また、苺のような花が咲くことからストロベリーキャンドルの名で流通している。あるいは

、英名のクリムソンクローバー(crimson clover)の名でも流通している。

属名のTrifoliumは、ラテン語の「treis(3)+folium(葉)」から来ている。葉が3小葉ででき

ていることから名付けられた。種小名のincarnatumは「肉色の」という意味で、花色に由来

する。

【特徴】

草丈は20~60cmくらいである。茎は根際から束のように生える(束生)。葉は3枚の小葉

(3出複葉)で、互い違いに生える(互生)。小葉は先が浅くへこんでおり、両面とも長い毛が

生える。

開花時期は5~9月である。茎先に濃い紅色をした長さ6~8mmくらいの蝶形の花が、円

錐形に集まって咲く。

花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。

 http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripet

alae/leguminosae/benibanatsumekusa/benibanatsumekusa.htm

http://www.youtube.com/watch?v=SkUkS0v_N_0

【詳しい育て方】

手入れ

タネを採らないのであれば咲き終わった茎は切り落とす。そうすることで株の消耗を防ぎ花

を長く楽しむことができる。

暑さに弱く、夏頃までには暑さで枯れてしまう。毎年楽しみたい場合は花後にできるタネを採

取して保存し秋にまいて育て直す。タネができた状態の花穂が雨に濡れるとそのまま発芽し

てしまうことがあるのでタネは早めに採取する。

日当たり・置き場所

日当たりと風通し、水はけの良い場所が適している。

水やり・肥料

苗のうちや、植え付け直後は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。一度根付くとある

程度の乾燥にも耐えるので、乾かし気味に管理する。

マメ科植物特有の根瘤菌が棲んでおり、肥料の要素の一つである窒素分を合成できる。下

の方の葉が黄色く変色していたら液体肥料を与えるが、元気に育っている場合肥料はほと

んど必要ない。

植え付け・用土

植え付けには水はけがよい市販の培養土を使う。自分で用土を作る場合は、赤玉土小粒6

:腐葉土3:バーミキュライト小粒1の割合で混ぜた用土など。根鉢を崩さずそっと植えつける

。花壇に植え付ける場合は、完熟腐葉土や完熟牛糞堆肥をすきこんで、ふかふかの土を作

ってから植え付ける。

タネの採取

高温多湿の厳しい地域では、夏場に枯死してしまう。タネがこばれる前に採取する。なお、

採取したタネは紙袋に入れて陰干しして、乾燥させる。しっかりと乾燥したらジャム瓶などに

入れて、冷蔵庫の野菜室で保存する。

■ふやし方

タネまきでふやすことができる。タネまきは通常ヒガンバナが咲く頃(9~10月)に行う。

移植を嫌う植物であるが、早めに植え付けることを前提に、ポリポットや育苗箱にまくことも

可能。ポリポットなどにタネまき用土を入れてタネをまき、覆土を1cm程度してたっぷりと水

を与えて育てる。本葉が展開したら、花壇やプランターなどに植え付ける。厳しい寒さがやっ

て来る前にしっかりと根を張るように管理する。-2℃以下の寒さに当たると凍害を起こした

り枯死することがあるので、寒さが厳しい地域では春(4~5月)まきする。ただし、ある程度

の寒さに当たらないと花を咲かせない性質があるので、春まきの場合は花が咲かない。緑

肥や緑化と考える。

かかりやすい病害虫

特にない。

■まとめ

丈夫だが暑さに弱い

肥料はあまり要らない

寒冷地以外は秋にタネをまく

 

 

 

 


5月28日「花火の日」 誕生花:クレコマ(フイリカキドオシ)

2013-05-28 00:39:11 | 雑記

 記念日

花火の日

1733年のこの日、隅田川で水神祭の川開きが行われ、慰霊を兼ねた花火が打ち上げら

れた。隅田川花火大会は1732年に発生した大飢饉とコレラの死者を弔うため1733年7

月9日(旧暦5月28日)、両国の川開きに花火を催したのが始まりとされる。

この当時は20発前後の花火で、かなりのんびりとしたものであった。打ち上げは最初期は

鍵屋が担当したが、1810年に鍵屋の分家の玉屋が創業し、2業者体制となり、双方が腕

をきそいあっていた。鍵屋と玉屋は異なる打ち上げ場所から交互に花火を揚げた為、観客

は双方の花火が上がったところで、良いと感じた業者の名を呼んだ。これが花火見物でおな

じみの「たまやー」「かぎやー」の掛け声の由来と言われる。両国の川開きの花火は明治維

新や第2次世界大戦などで数回中断した。1961年~1977年まで交通事情の悪化等によ

り中断するが、1978年に現在の名称で復活し、以後毎年続けられている。

ちなみに、平成25年(第36回)隅田川花火大会は7月27日(土)午後7時5分開催。

ゴルフ記念日

スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店エスポート・ミズノが1994年に制定。

1927年のこの日、第一回全日本オープンゴルフ大会が横浜の保土ヶ谷ゴルフ場で開催さ

れた。 

3000本記念日

1980年のこの日、ロッテオリオンズの張本勲選手が日本プロ野球史上初の通産3000本

安打を達成した。

1981年の引退までに3085安打を記録し、2009年にイチローに抜かれるまで日本記録

であった。

国際アムネスティ記念日

1961年のこの日、政治的権力による人権侵害を守るための国際民間機関アムネスティ・

インターナショナルが発足した。

アムネスティ・インターナショナ(Amnesty International)は、国際連合と協議資格を持つ

国際的影響力が大きい非政府組織(NGO)である。

国際法に則って、死刑の廃止、人権擁護、難民救済など良心の囚人を救済、支援する活動

を行っている。和名は「国際人権救済機構」。資金調達の為に、アーティストたちに描いても

らったアートカードや便箋などのグッズや活動などの内容を紹介する書籍、DVDなどの販売

を行っている。団体名「amnesty」は「恩赦」の意。聖書の言葉「暗闇を呪うより1本の蝋燭に

灯を点せ」に因み、有刺鉄線の絡んだ、灯りの点る蝋燭がシンボルマーク。

※業平忌

平安時代初期の歌人・在原業平[ありわらのなりひら]の880年の忌日。平城天皇の子の

阿保親王の第5子で、在原姓を賜って臣籍に下った。

六歌仙・三十六歌仙の一人で、容姿端麗で情熱的な和歌の名手だったため『伊勢物語』の

主人公とされている。枕を共にした女性は若い娘から上は99歳まで、その数3733人と伝

えられ、才女の小野小町も名を連ねている。

・代表歌

ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは

※辰雄忌

小説家・堀辰雄の1953年の忌日。

「聖家族」「風たちぬ」「菜穂子」

 グレコマ(フイリカキドオシ) ground ivy

【花言葉】「楽しみ」「享楽」

【概要】

グレコマ(斑入り垣通し、学名:Glechoma hederacea)はシソ科カキドオシ属の常緑多

年草。ヨーロッパ原産。ハーブや薬草としての一面もあり、ホップが使われるようになる16

世紀までビールの製造に用いられた。また、煎じて薬としても用いられた。

和名はセイヨウカキドオシ。カキッドオシ(Glechoma hederacia subsp.grandis)は

日本の道端でもよく見かける野草で、グレコマの仲間。カキドオシは「垣通し」で隣接地から

垣根を通り抜けて蔓延るところから付けられた名前。

属名Glechomはギリシア語で)ハッカの1種を意味する「glechon」に由来する。種小名の

hederaciaは「キズタ属(Hedera)に似た」という意味で、ツタのように地面を這うことに由来

する。

【特徴】

草丈は5~20cm、葉は腎形から丸形で対生し、縁には鈍鋸歯がある。葉柄には逆毛が密

生する。茎は横に這うように伸びていき、長さ1mにもなる。性質は剛健で地面についた各節

から根を出し更に広がっていく。

冬に葉の白い斑の部分と茎が紫色を帯びる。3~7月頃、茎の上部の葉腋から花序を出し、

青紫色の小さな唇形花を咲かせる。花冠の先端は5裂する。花後にできる実は分果(複数

の子房からできた果実)である。

http://www.ramble-among-flora-of-miyazaki.com/sub85-70.html

【詳しい育て方】

斑入りの園芸品種’アルボヴァリエガタ’(G.hederacea’Albovariegata’)が広く流通する。

季節・日常の手入れ

高温多湿の環境では風通しが悪くなり蒸れて株元の葉が枯れ上がり、真ん中が抜けたよう

な姿になることがある。そのような場合は、適宜切り戻して株元近くから新芽を出させる。

地植えで茂りすぎた場合も、切り戻しや混み合った茎を間引くなどの手入れをする。

日当たり・置き場所

日向から日陰まで、場所を選ばずよく育つ。真夏の強い日射しは嫌うので、夏は明るい日陰

で育てる。グレコマは寒さに比較的強いので、暖地では庭に植えても常緑で越冬する。

やや寒い地域では葉がなくなって宿根して越冬する。耐寒温度はー10℃くらい。

鉢植えで越冬させる場合は、日当たりがよく霜が当たらない凍らないような所で育てる。

■水やり・肥料

グレコマは水切れを嫌う。生育期の春から秋まで土の表面が乾いたらたっぷりと与える。

花壇では特に水を与えなくても大丈夫であるが、あまり雨が降らないようなら与える。冬は

休眠気味なるので、やや乾燥気味の水やりにして、越冬させる。

グレコマはあまり肥料を必要としない。春と秋に緩効性の化成肥料を与えるくらいで構わな

い。

用土

用土は特に選ばない。草花用の培養土であれば構わない。地植えの場合も適度な湿り気

のある場所ならよく育つ。例として赤玉土小粒6:腐葉土3:ピートモス1の割合で混ぜた土

を使う。

■植え替え・植え付け

鉢植えは、鉢の中に根がまわったら一回り大きな鉢に植え替える。それ以上大きくしたくな

いない場合は株分けを行う。作業は、真夏と真冬を除けばいつでも可能であるが、4~6月

頃と9月下旬~10月上旬頃が適期である。

ふやし方

株分け、挿し芽でふやせる。真夏と真冬を除いていつでも可能。

鉢植えの株分けは植え替えの時に手で分ける。花壇に植えられているものは、ランナーとい

う茎が根を生やしながら伸びるので、根の付いた伸びた茎を切って植え付ければ簡単にふ

やせる。

挿し芽(挿し木)は5cmくらいの挿し穂を用意して、下の3枚くらいの葉を取って、そこが用土

に埋まるように挿す。茎が伸びたら摘心してわき芽の数を増やす。適期は植え替えの時期と

同じ。

■かかりやすい病害虫

特にない。

まとめ

場所を選ばずよく育つ

伸びたら適宜切り戻す

適度な湿り気のある場所を好む

 http://www.youtube.com/watch?v=7rGMUCNUKxg

 

 


5月27日「日本海海戦の日」 誕生花:フィーバーヒュー(ナツシロギク)

2013-05-27 04:15:32 | 雑記

 記念日

日本海海戦の日

1905年のこの日、東郷平八郎率いる日本艦隊がロシアのバルチック艦隊に対して大勝利

を収めた。後に「東郷ターン」と呼ばれるT字型陣形を取り、敵艦に対して一斉射撃をして大

勝利を収めた。

・連合艦隊旗艦三笠艦橋で指揮をとる東郷平八郎大将

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b8/MIKASAPAINTING.jp

g

百人一首の日

1235年のこの日、藤原定家により小倉百人一首が完成された。

藤原定家の『名月記』の文暦2年5月27日の項に、定家が親友の宇都宮入道蓮生(頼綱)

の求めに応じて書写した和歌百首が嵯峨の小倉山荘(嵯峨中院山荘)の障子に貼られたと

いう記述があり、この記事が小倉百人一首の初出ではないかと考えられている。

小松菜の日

堺市で小松菜を生産する「しものファーム」が制定。小松菜の消費拡大が目的で、日付は5

と27で「小松菜」と読む語呂合わせから。小松菜はカルシウムがほうれん草の5倍も含まれ

、ビタミンも豊富など栄養価の高い野菜として知られている。

コマツナ(小松菜、学名:Brassica rapa var.perviridis)はアブラナ科の野菜。別名はフ

ユナ(冬菜)、ウグイスナ(鶯菜)、モチナ(餅菜)。

ツケナ類(野沢菜、チンゲンサイなどアブラナ科の非結球葉菜の総称)の一種で、江戸時代

初期に現在の東京都江戸川区小松川付近でクキタチナ(茎立菜)を品種改良して栽培され

始めたとされる。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/d/dd/Komatsuna.jpg

 フィーバーヒュー(ナツシロギク) feverfew

【花言葉】「鎮静」

【概要】

ナツシロギク(英名:feverfew、学名:Tanacetum parthenium)はキク科ヨモギギク属

の多年草。西アジア、バルカン半島が原産で、茎や葉を薬や染料に利用できるハーブであ

る。フィーバーヒューという名前は解熱効果が優れているところから「熱を下げる」という意味

の「フィブリューガ(Febrifuga)」が訛ったものと言われている。葉には薬臭いような香りと強

烈な苦味があり、蜂や蝶が近づかないほどで殺虫剤に利用できる。

タナケトゥーム(Tanacetum}は「不死の」の意味のギリシア語athanasiaから古ラテン語

tanazitaが語源。種小名パルテニウムparthenuimは「処女」という意味である。

【特徴】

草丈は30~100cmで、葉は羽状に深く裂け互生。

開花時期は6~7月で、花径1~2cmのキクに似た強い芳香がある白い花をたくさん付け

る。園芸品種には八重咲きや白と黄のポンポン咲きのものなどがある。

花後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)

である。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6d/Feverfew.jpg

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f2/Tanacetum_partheniu

m.jpg

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

枯れた花・傷んだ花をそのままにしておくとそこから灰色カビ病が発生することがあるので、

タネを採取しないのであれば、花がらはこまめに摘み取る。また、そうすることで新芽の発生

を促すと同時に花を長く楽しむことができる。

夏の高温多湿期に蒸れて株が腐ってしまうことがある。混み合っている部分の枝を透くよう

に間引いて通風を保つ。特に、年数を経た古株ほど腐りやすい。

日当たり・置き場所

一年を通して日当たりの良い場所で育てる。高温多湿に弱いのでできるだけ風通しの良い

場所で育てる。

耐寒性はあるが、霜に当ると枯れてしまうことがあるので、冬は株元を腐葉土などで覆う簡

単な防寒を行う。鉢植えの場合は屋根のあるベランダなどに移動させる。

庭植えにする場合、毎年同じ場所で育てると生育が悪いので(連作障害)、場所を替えて植

える。

水やり・肥料

多湿に弱く、根腐れしやすいので水やりは控えめに乾燥気味をたもつよう、土の表面が乾い

てから水を与えるようにする。特に夏場は高温多湿で株が傷みやすいので気をつける。

肥料は植え付ける際に土に混ぜ込んでおく肥料以外に、追肥として、3~5月、10~11月

に固形肥料を月1回くらいのペースで株元に少量与える。肥料が多すぎると茎葉が大きく茂

り倒れやすくなるので控えめにする。

用土

加湿に弱く根腐れしやすいので水はけの良い土を使うことが大きなポイント。赤玉土6:腐葉

土3:バーミキュライト1の割合で混ぜた土を使う。 

植え替え・植え付け

鉢植えで育てている場合、根詰まりしやすいので1~2年に1回新しい用土で植え付ける。

植え替えの適期は3~4月で、根を1/3くらい切り詰めてから植え替える。切り詰めることに

よって新しい根が出やすくなる。

高温多湿に弱いので、夏にかれてしまうこともよくある。

ふやし方

比較的簡単にタネでふやすことができる。本来多年草で毎年花を咲かせる性質であるが、

高温多湿に弱く、夏に枯れてしまうこともよくあるので、毎年楽しみたい場合は、花後にでき

るだけタネを採取しておく。タネは非常に細かくこぼれやすいので、小さな紙袋などで花の部

分を覆って熟した頃に花茎ごと切り取って採取する。

タネまきの適期は9月下旬~10月、3~5月である。ある程度耐寒性はあるので、秋にまい

て苗の形で冬越しさせ、初夏に花を咲かせた方が育てやすい。春にタネをまくと、開花時期

がこの植物が苦手な夏の高温期になってしまうので、寒冷地以外は育てにくい。

タネは箱や平蜂などにまいて、発芽したら混み合った部分を間引き、本葉が4枚の頃に1本

ずつ3号(直径9cm)のビニールポットに植え替える。その状態で冬越しし、春暖かくなった

ら鉢や花壇に植え付ける。

挿し芽でもふやすことができる

かかりやすい病害虫

春~秋に新芽にアブラムシが発生する。見つけ次第、薬剤を散布して駆除する。

まとめ 

高温多湿に弱い

こまめに花がらを摘む

土が過湿にならないように気をつける