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10月21日「あかりの日」 誕生花:ムラサキシキブ

2014-10-21 00:37:48 | 雑記

 記念日・年中行事

○あかりの日
日本電気協会・日本電球工業会等が1981(昭和56)年に制定。
1879年のこの日、エジソンが日本・京都産の竹を使って白熱電球を完成させた。
あかりのありがたみを認識する日。

○国際反戦デー
1966(昭和41)年のこの日、日本労働組合総評議会(総評)がアメリカ軍のベトナム戦争介入に反対する全国政治ストライキを計画し、同時に全世界の労働団体・反戦団体に呼びかけ、この日が反戦の日になった。

○禅寺丸柿の日
神奈川県川崎市麻生区の麻生(あさお)観光協会が制定。
約800年前の鎌倉時代前期に麻生区の王禅寺で発見され、日本最古の甘柿とされる禅寺丸柿を多くの人に知ってもらうことが目的。
日付は2012年のこの日に、麻生区は区制30周年を迎えたことを記念した「禅寺丸柿サミット」が行われ、麻生区の「区の木」として禅寺丸柿が制定されたことから。

※直哉忌
小説家・志賀直哉[しがなおや]の1971(昭和46)年の忌日。
代表作:『暗夜行路』、『和解』、『小僧の神様』、『城の崎にて』。

○国連週間(10月20日~26日)
「国連の日(10月24日)の前後一週間。

○早稲田大学創立記念日
1882年10月21日に大隈重信が早稲田大学の前身である東京専門学校を創立。

○センチュリー21の日
全世界に展開する不動産流通の大手。1021(セン21)から同日を制定。

□出雲大神宮例祭(京都府亀岡市・出雲大神宮)
和銅2年(709)、社殿創建を起源に始まった大祭。
巫女による優雅な浦安の舞が奉納され、参拝者を魅了する。
丹波国一宮にふさわしい壮厳な祭りで、祭典終了後は神振行事の奉納も行われる。

□秋祭(提灯祭り)(兵庫県姫路市・魚吹[うすき]八幡神社、10月21日~22日)
21日は19時から7カ村の提灯練りが行われる。
魚吹八幡神社の秋祭りは、「提灯祭り」といわれるように、祭りの呼び物は何といっても宵宮を彩る「提灯練り」。暗闇の中をまるで光の波のように揺れる提灯の列はため息の出る美しさであるが、それが楼門の前にさしかかると、一転、激しいものに変わり、互いに提灯を叩き合う「提灯練り」が始まると、若衆の叫びと群衆のどよめき、竹を打ち鳴らす音が混じり合い、祭りは最高潮の盛り上がりとなる。
22日は18台の屋台と4台の檀尻、1台の獅子檀尻が、昼頃から宮入される。
魚吹八幡神社は、播磨地方でも最大の氏子(24ヶ町1万数千戸)を抱えている。本宮の午後1時ごろから18台の屋台が宮入りを始め、楼門前や本殿前、拝殿前で練り合わせを行う。
「チョーサー」の掛け声で屋台を差し上げる息の合った力強さや、勇壮華麗な練りが見物。
 https://www.youtube.com/watch?v=8i7XhOCrzjQ

 ムラサキシキブ(紫式部) Japanese beautyberry

【花言葉】「愛され上手」「聡明な女性」

【概要】
ムラサキシキブ(紫式部、学名:Callicarpa japonica)はシソ科ムラサキシキブ属の落葉低木である。
日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培される。
海外では中国、台湾、朝鮮半島に分布する。
和名のムラサキシキブは由来に諸説ある。よく言われるのは「訛った説」と「植木屋説」。
ちなみに江戸時代の初期にはまだムラサキシキブの名はなく、「みむらさき(実紫)」「たまむらさき(玉紫)」と呼ばれていた。
訛った説:紫色の実が敷き詰められたように付く「むらさきしきみ(紫敷き実)」や紫色の実が茂る「むらさきしげみ(紫茂実」」が訛ったものとされている。
植木屋説:江戸時代の植木屋が平安時代の女流作家『紫式部』になぞらえて付けたともいわれる。洒落たのか、イメージをよくする商品名とした名付けたかはよくわからない。
属名のカリカルパ(Callicarpa)はギリシア語で「美しい果実」という意味で、スウェーデンの植物学者のカール・ツンベルクが命名した。
種小名のjaponicaは「日本の」という意味である。
別種に丈が低いコムラサキ(C.dichotoma)があり、庭木として広く普及している。コシキブ(小式部)とも呼ばれる。コンパクトに収まって場所をあまりとらず、果実もみっしりと付いてボリュームがあり美しいので、ムラサキシキブより用途が広いように感じられる。
園芸、とりわけ庭木ではコムラサキを指してムラサキシキブと呼ぶことも多い。実際はこの2種(ムラサキシキブとコムラサキ)と、それらの変種・園芸品種をまとめてムラサキシキブ(の仲間)としたほうがよい。
余談であるが、コムラサキの別名コシキブは平安時代の女流歌人、小式部内侍(こしきぶのないし)にあやかって付いたとされる。

【特徴】
高さ2~3m。樹皮は灰褐色で、若枝は星状毛があるが、のちに無毛。皮目は楕円形でやや多い。
葉は対生し、長さ6~13cm、幅2.5~6cmの楕円形~長楕円形。先は尾状に尖り、基部は狭いくさび形。縁には細かい鋸歯がある。両面とも無毛。裏面には淡褐色の腺点が散在する。葉柄は長さ2~7mm。
6~8月、葉腋から集散花序を出して、紅紫色の花を多数つける。花冠は長さ3~5mmの筒状で先は4裂し、裂片は平開する。雄蕊4個、雌蕊1個。
果実は核果で、直径3mmほどの球形で紫色に熟す。核は4個入り、長さ約2mm。
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・葉
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・花
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・実
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【変異】
非常に変異の幅が広い植物で、栽培もされるため、園芸品種もある。
特に果実が白いものはシロシキブと呼ばれ、よく栽培される。その他に果実の小さいコミムラサキシキブ、葉の小さいコバノムラサキシキブなどの名称で呼ばれるものもある。

・シロシキブ
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http://art5.photozou.jp/pub/716/111716/photo/5180111_624.jpg

オオムラサキシキブ(大紫式部、Callicarpa japonica var.luxurians)
より大きな変異としては変種として扱われる。基本変種に比べて葉は厚く大きく、長さ20cmにも達する。枝や花序も一回り大きい。
本州以南に見られるとされ、やや南よりの分布を持つ。『琉球植物誌』では琉球列島のものはすべてこれであると判断している。しかし、この二者は典型的なものでは一目で全くの別物と思えるほどに異なるのに、中間的なものが結構あり、明確な判断が難しい例も多い。
http://e.share.photo.xuite.net/bruce0342/1e07de1/10988318/512954819_m.jpg
http://treeflower.la.coocan.jp/Verbenaceae/Callicarpa%20japonica%20luxurians/DSC07760.JPG

【近似種など】
コムラサキ(小紫、Callicarpa dichotoma)
全体に小型だが果実の数が多くて美しいのでよく栽培される。別名コシキブ
ムラサキシキブとは別種であるが混同されやすく、コムラサキをムラサキシキブといって栽培していることが大半である。
全体によく似ているが、コムラサキの方がこぢんまりとしている。
個々の特徴では、葉はコムラサキは葉の先端半分にだけ鋸歯があるが、ムラサキシキブは葉全体に鋸歯があることで区別できる。
また、花序ではムラサキシキブのそれが腋生であるのに対して、コムラサキは腋上生で、葉の付け根から数mm離れた上につく。
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・葉
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・花
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ウラジロコムラサキ(裏白小紫、Callicarpa nishimurae
小笠原諸島の父島、兄島のみ生える固有種。葉が厚く、毛が生え、葉の裏側が白っぽい。
野生化したヤギの食害により減少し、絶滅の危険の恐れがある種「絶滅危惧 1A 類」に指定されている。
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【詳しい育て方】

主な作業
剪定:枝を切る作業(剪定)は落葉期の冬に行う。
剪定の目的は、翌年の花付きをよくすること、樹形を整えることである。
芽吹く力が強くてどこで切ってもたいがい芽は吹くが、あまり短く切り詰めると春に出てくる枝が間延びした感じになり、花付きが悪くなる。花が少ないと、当然その後にできる果実も少なくなる。
茂りすぎて枝が混み合っている場合は、枝を付け根から切り落とす間引き剪定を行う。
どの枝を切るか迷う場合は「長い枝を間引き、短い枝を残す」を判断基準にする。
なぜなら、伸びすぎた枝は花芽が付きにくいからである。
コンパクトな樹形を維持したい場合、その年伸びた枝を3節くらい残して全体を切り詰めるが、毎年こまめに剪定して大きさをキープする必要がある。
また、細い枝は冬に先っぽから枯れ込むことがあるので、枯れている箇所がわかれば、切り詰めて構わない。

■栽培環境
日のよく当たる場所~やや日陰の場所でよく育つ。日当たりが悪いと、花つきがよくないので注意する。
ただし、強い西日が当たる場所は嫌う。
腐植質が多く湿り気がある土を好み、乾燥を嫌う。
暑さ、寒さに強く北海道でも植栽できる。特に防寒対策などをする必要はない。

■水遣り
やや湿り気のある土壌を好む。土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えるようにする。特に、庭植え、鉢植えともに夏の水切れに注意する。

■肥料
肥料は特に与えなくてもよいが冬に油かすなどを株元に施すと、春からの生育がよい。鉢植えは落葉期の冬と、花が咲く前の春、実が色づく秋の年3回、緩効性の化成肥料を適量、株元にばらまく。

■用土
腐葉土など有機質の入った土が適している。鉢植えは赤玉土6:腐葉土4の配合土を使用する。

■植え付け・植え替え
庭植えの場合は、一度植えてしまえば植え替える必要はない。
鉢植えにしているものは生育旺盛ですぐに根づまりをおこしてしまうので、1年に1回、一回り大きな鉢に植え替える。落葉期が植え替えの適期であるが、厳寒期は株が傷む恐れがあるので避ける。

■ふやし方
挿し木:3月の春挿しの場合は、太い前年枝の充実した枝を挿し穂とする。5月~9月の夏挿しの場合は、当年枝の充実した枝を挿し穂とする。挿し床は、赤玉土、鹿沼土や、これにピートモスを混ぜたものを用いる。
株分け:3月下旬~4月に行う。このほか、タネまき、とり木(伏せとり木)でもふやすことができる。

■病気と害虫
病気:うどんこ病
日照が不足したり風通しが悪いと、梅雨どきにときどき発生する。適期の剪定で通風と採光を心がける。
害虫:カイガラムシなど
風通しと日当たりが悪いなど、環境のよくないところではカイガラムシが発生することがある。カイガラムシは主に枝に張り付くようにして付く害虫。植物の養分を吸い取り最悪の場合、枯らしてしまう。見つけ次第古くなった歯ブラシなどでこすり落とす。冬に薬剤を散布して予防する方法もある。成虫は薬剤が効きにくい。

■まとめ
多少湿り気味の土を好む
鉢植えの場合は根づまりをおこしやすい
日当たり~やや日陰でよく育つ
https://www.youtube.com/watch?v=Vq4arGX1-80