涼しさを感じる香りは? - gooランキング
(1)ミントの香り
主にペパーミント系とスペアミント系に分けられる。
●ペパーミント系・・・香りが強く、メントールの含有量も多い。ニホンハッカもここに含まれる。
●スペアミント系・・・香りは比較的弱く、甘い香りがある。香りの主体はl-カルボン。
ミントの香りは、鼻にツンとした感じで、爽快感があり、体温を低下させる効能がある。
(2)畳などイグサの香り
イグサの香りには、癒し効果があり、部屋の中で森林浴をしている効果がある。フィトンのほかにバニラ
エッセンスに含まれるバニリンという成分も含まれ、これが癒し効果をもたらす。
(3)ソーダの香り
ソーダとは炭酸飲料のことで、その香り付けにはライムが利用されている。ライムの香りは、爽やかで
フルーティ。スッキリした香りは適度な刺激を与えてくれる。
(4)森林の香り
爽やかな森の香りは、植物の花、葉、枝から発散される匂い物質によるもので、フィトンチッドと呼ば
る。緑葉や樹幹からは、主としてテルペン類が多く発散され、癒しや安らぎを与える効果がある。
(5)海の香り
海の匂い、磯の香りの正体は硫化メチルという一部の海草や植物プランクトンによってつくり出された
もので、ノリやアオサに似た分子構造をもっている。 空気中にたくさんあると悪臭と感じる。
磯の香りも環境汚染物質の1つの物差しで、海のきれいな珊瑚礁などでは嗅ぐことはできない。