記念日
●オーケストラの日
日本オーケストラ連盟は2007年に制定し、その年から実施した。
3と3と1で「耳に一番」「耳に良い日」の語呂合わせと、春休み期間中であり親子揃ってイベ
ントに参加しやすいことから。
●教育基本法・学校教育法公布記念日
1947年のこの日、「教育基本法」と「学校教育法」が公布された。
翌日から施行され、学校の6・3・3・4制が発足した。
●山菜の日
山形県西村山郡西川町にある山菜料理の出羽屋が制定。多くの人においしい山菜の食べ
方、保存方法、加工食品などについて知ってもらうのが目的。日付は雪の多い山形県西川
町では春の山菜が待ち遠しいこともあり、3月の最終日のこの日から「春ですよ」との合図を
込めるとともに、3と3と1で「山菜」と読む語呂合わせから。
●サザンイエローパインの日
屋外で耐久性の高いアメリカ産の木材サザンイエローパインの普及を目的に、この木材を
輸入して大阪のユニバーサルスタジオジャパンの屋外施設を建設した大阪府堺市に本社
がある中川木材産業株式会社が制定。日付はサ(3)ザン(3)イエロー(1)の語呂合わせ
から。
●エッフェル塔落成記念日
1889年のこの日、エッフェル塔の落成式が行われた。
パリのシャン・ド・ナルス公園に立つ鉄塔で、高さ約320m、パリ万博に合せて建設され、フ
ランス人技師エッフェルによって設計された。
◇復活祭(イースター)
復活祭とはキリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日で、十字架にかけられて死んだ
イエス・キリストが3日目に復活したことを記念する。英語で「イースター(Easter)」とも言わ
れる。正教会では「イースター」よりも「パスハ」の呼称の方が好まれる。
復活祭は「春分の日の後の最初の満月の満月の次の日曜日」と、紀元325年のニカイア
公会議という世界教会会議で定められというわけで、その年によって変わり、最大一ヶ月ほ
ど、つまり月の周期プラス数日のずれが生じる。
日本を始め多くの国で使われているグレゴリオ暦では、2013年は3月31日、’14年は4月
20日となっており、西方教会(ローマカトリック、プロテスタント、聖公会など)はこの日にイー
スターを行う。
東方教会(ギリシア正教など)はユリウス暦を使って計算しているため、2013年は5月5日
、’14年は4月20日となっている。
イースターに行われる風習は、一般的にクリスマス同様、家族でご馳走を食べて祝う。
また、エッグハント(卵狩り)やエッグロール(卵転がし)という、子どもの遊びもある。
イースターエッグと言うカラフルに染められたゆで卵を探すのがエッグハント、またその殻を
割らないように転がすのがエッグロール。アメリカのホワイトハウスでも、例年敷地内でエッ
グ ロールの催しが行われる。
イースターエッグは、ひよこが卵の殻を破って出てくるように、キリストも死という殻を破って
よみがえることを象徴している。
クリサンセマム・ムルチコーレ(Chrysanthemum multicaule)
【花言葉】「高潔」「誠実」「誠実な貴方でいて」
【概要】クリサンセマム・ムルチコーレ(学名:Coleostephus myconis)はキク科コレオス
テフス属の這性・耐寒性一年草で、アルジェリア原産。
クリサンセマムとはもともとキク属全体を指す名称で、このムルチコーレとパウドサム(ノース
ポール)、カリナタム(ハナワギク)などのごく小さな花のグループの総称として用いられる。
ムルチコーレはアルジェリアで品種改良された比較的新しい品種で、現在はクリサンセマム
属からコレオステフス属にかわり、園芸上はクリサンセマム・ムルチコーレと呼ばれている。
属名の「コレオステフス(Coleostephus)」はギリシア語の「koleos(さや)」と「stephunos
(冠、王冠)」と言う意で、冠毛の形から名付けらたとされる。英名は「yellow daisy(イエロ
ーデイジイ、multicaule(ムルチコーレ)」。Chrysanthemumはギリシア語の「chrysos
(黄金色の)+anthemon(花)」が語源。multicauleは「茎が多い」の意。
【特徴】
草丈は15~20cm、非常によく分枝して広がり、輝くばかりの黄金色の2~3cmほどの小
花を1株に30近くも咲かせる。とても丈夫で花期は初春~初夏(3~6月)と長い。花周辺の
花びら(舌状花)も花芯部の管状花(筒状花)も黄色。舌状花はヘラ状でやや丸い。
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
葉が密集すると風通しが悪くなり、株が蒸れやすくなる。枯れた葉はこまめに摘み取る。
苗がある程度の高さになったら先端の芽を摘む。そうすると下から数本の茎が伸びてきて茂
り、ボリュームのある草姿に育つ。
■日当たり・置き場所
日当たりの良い場所で育てる。多湿な環境は苦手なので風通しは大切である。また、日照
不足は花付きや生育に大きな影響を与えるので、しっかり日に当てる。ひどい場合はひょろ
ひょろと伸びて、花もあまり咲かない。
寒さに弱く、寒風や霜の被害に遭うと枯れてしまうことがある。寒冷地では室内に取り込んだ
方がよい。それ以外の地域では防寒ネットで覆うか夜間だけ軒下に移動させるなどの防寒
対策を行う。
■水やり・肥料
加湿に弱く、水をやりすぎると根が傷んで株がダメになってしまう。ある程度の乾燥にも耐え
るので、水のやりすぎには注意する。
開花期間中は液体肥料を時々与えるが、肥料自体あまりたくさんいらない。特に窒素分が
多いと葉は茂るが、花は咲きにくくなる。
■用土
水はけの良い土が適している。じめじめしていていつまでも乾かない場所には育たない。
■植え替え・植え付け
花壇に植え付ける場合は、春暖かくなってからの方が霜や寒風の被害を受けなくて済む。
晩秋に植え付ける場合は霜除けが必要。また、大苗での移植を嫌うのでビニールポットなど
で苗を育て植え付けるときは周りの土をくずさないように植え付けると比較的根付きやすい
ので、この方法がよい。
■ふやし方
発芽率が悪く、芽が出ないタネもあるので多めにまく。発芽温度は15~20℃、9月下旬~
10月まき時。気温が高すぎると発芽も悪いので、あまり早くまきすぎない。
用土を入れた箱などにタネをまいて、ある程度大きくなったらビニールポットに1つずつ植え
て霜や寒さを避けられる場所で育て、春になってから植え付ける。
寒さが厳しい寒冷地では春にまいても良い。その場合、開花は初夏~秋になる。
■かかりやすい病害虫
湿度が高いと灰色カビ病が発生する。枯れた花や葉はこまめに取り除き、風通しの良い場
所で管理する。発生が見られたら殺菌剤を散布する。
春先からアブラムシが茎葉、つぼみに発生する。見つけ次第殺虫剤で駆除する。
■まとめ
寒さに弱いので冬は防寒を
高温多湿に弱いので、風通しをよくする
日によく当てて育てる