gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

2月28日「エッセイ記念日」 誕生花:ヘリクリサム(ムギワラギク)

2014-02-28 00:15:34 | 雑記

 記念日・年中行事

○エッセイ記念日

エッセイストの元祖といわれているフランスのミッシェル・ド・モンテーニュの誕生日(1553

年2月28日)に因み、木村治美エッセイストグループ(KEG)が制定。エッセイストの集いを

開いたり、エッセイを公募するなどの活動を行う。

ビスケットの日

1855(安政2)年2月28日の日付の文書に、ビスケットの製法が記されていたことを記念

して、全国ビスケット協会が1980年に制定し、翌年から実施した。

この文書は、軍用のパンの製法を学ぶために長崎に留学していた水戸藩の蘭医・柴田方

庵が、同藩の萩信之助に、パン・ビスケットの製法を書いた『パン・ビスコイト製法書』を送っ

た。これがビスケットの製法を記した日本初の文書とされている。

また、ビスケットの語源がラテン語で「二度焼かれたもの」という意味の「ビス・コクトゥス

(bis coctus)」であることから、「に(2)どや(8)く」の語呂合わせの意味も持たしている。

○バカヤローの日

1953年のこの日、吉田茂首相が、衆議院の予算委員会の席上、西村栄一議員の質問に

対し興奮して「バカヤロー」と発言した。これがもとで内閣不信任決議案が提出・可決され、

その歳の3月14日に衆議院は解散してしまった。この解散は「バカヤロー解散」と呼ばれて

いる。

◇三の午

2月の最初の午の日が「初午」、2番目が「二の午」、3番目が「三の午」。初午の日は全国

各地の稲荷神社で祭礼が行われるが、地方によっては、二、三の午にも祭礼を行う。

○織部の日

岐阜県土岐[とき]市が1988年に制定。1599年のこの日、利休亡き後の豊臣秀吉の茶

頭・古田織部が、自分で焼いた茶器を用いて茶会を開いた。この器が後に織部焼と呼ばれ

るようになった。

※利休忌、宗易忌

茶人・千利休の1591年の忌日。

3月27・28日に墓所のある京都・大徳寺で追善茶会が開かれる。

※逍遥忌

小説家・演劇評論家・劇作家・英文学者の坪内逍遥[つぼうちしょうよう]の1935年の忌

日。

□不動神社春季大祭(ぜんざい祭)( 福岡県福津市・宮地嶽神社)

ぜんざいを頂き無病息災を祈る。10~15時。ぜんざいは無料。神前に供えられた餅とサツ

マイモ、サトウキビで作られた黒砂糖でぜんざいを作ったのが始まり。

 ヘリクリサム(ムギワラギク) everlasting/strawflower

【花言葉】「不滅の愛」「永遠の思い出」「記憶」「献身」

【概要】

ヘリクリサムの名で流通している植物はムギワラギク(麦藁菊、学名:Bracteantha bra-

cteata)で旧学名はHelichrysum bracteatum)、キク科ブラクテアンサ属、オーストラリア

原産の常緑小低木だが、寒さと高温多湿にやや弱く、日本では半耐寒性一年草として扱わ

れている。日本へは明治時代初期に渡来した。

Helichrysumは、ギリシア語の「helios(太陽)+chrysum(黄金の)」が語源で、「黄金の

太陽」という意味で、花に独特の金属光沢があることに因る。

属名Bracteanthaはラテン語で「bract(苞葉)+antha(花)」が語源。総苞弁が花弁状に発

達した花に由来する。種小名bracteatumは「苞葉のある」という意。

麦藁を連想させることからムギワラギクの和名がある。別名テイオウカイザイク(帝王貝細

工)も花の特徴に由来する。

カサカサとした花は長期間色褪せもしないことから、英名ではeverlasting flower(永遠の

花)と呼ばれている。

【特徴】

草丈は1m位になるが、30cmほどの矮性種もある。茎は堅く直立し、上部で枝分かれす

る。葉は披針形で互生し、葉の縁には鋸歯がない(全縁)。開花期は5~10月(夏は除く)。

茎先に1輪ずつ花(頭花)をつける。特徴は頭花を包む総苞片(花序全体を包む葉の変形し

タモの)が花弁状に発達していることである。その部分がかさかさとして、ドライフラワーに適

している。花の真ん中にある筒状花は黄色い。総苞片の色は黄色、橙色、淡い紅色、クリー

ム色、白など様々である。花の後にできる実は痩果である。

http://www.zoezoe.biz/2010_syokubutu/gazou_l/l_2012/1207/l_120728_0

29.jpg

・花

http://www.page.sannet.ne.jp/mahekawa/mugiwaragiku0931.jpg

・葉

http://hanazukan.hanashirabe.com/image/v0193104.jpg

【詳しい育て方】

主な作業

高性種は茎が弱く、雨や風で倒れることがあるので草丈が高くなってきたら支柱を立てる。

花が終わって変色してきたら早めに花がらを摘み取る。そうすることで次の花が咲きやすく

なる。花がらをそのままにしておくと腐って病気の元となることがある。

秋まきの場合、苗が大きくなりすぎる前に摘心を行う。

■栽培環境

暑さに弱く、比較的乾燥した気候と日当たりを好む。日当たりと通風のよい場所で育てる。

日当たりが悪いと花が開かないことがある。

秋にタネをまいた場合、冬に霜に当ると枯れてしまうので霜除けを行う。霜が降りない暖地

であれば越冬可能である。

■水遣り

過湿を嫌うので、乾燥気味に管理する。鉢植えの場合は土の表面が乾いたら与える。過湿

に弱く、水をやりすぎると腐って枯れてしまう。土が濡れているうちは水を遣らない。

庭植えの場合、植え付け直後2週間ほど根付くまで土の表面が乾いていたら水を遣るが、そ

れ以降は降雨だけで十分である。

肥料

さほど肥料は要らない。春~初夏にかけて2か月1回、緩効性化成肥料または固形肥料の

置き肥を追肥として施す。肥料(特に窒素分の多い)与え過ぎると花付きが悪くなる。

■用土

水はけのよいほぼ中性の土を好む。

庭植えの場合、植え付けする1週間前に堆肥と苦土石灰をを土に混ぜ込んでおく。あまりに

も水はけの悪い場合は川砂を混ぜて水はけをよくする。

鉢植えの場合は、赤玉土小粒7:腐葉土3に緩効性化成肥料を加え混ぜたものを用土とす

る。

植え替え・植え付け

本来多年草なので、鉢植えで夏越し、冬室内で越冬した株は春一回り大きな鉢に植え替え

る。タネから育て苗は本葉が2~3枚になったらポットに鉢上げし、本葉が5~6枚になった

頃、仕上鉢か花壇、プランターなどに定植する。 

庭植えの場合、株と株の間は30cmほど開ける。あまり密植すると風通しが悪くなり立ち枯

れ病が発生することがある。一度栽培した所では少なくとも1年は栽培しない(輪作障害)。

ふやし方

タネをまいてふやす。発芽適温は18~21℃。関東以西では秋まきし、越冬させて春~初夏

に花を楽しむ。9~10月がタネまきの適期。寒冷地や秋に定植できない場合は冬~春(2

~4月)にまく。覆土はタネが隠れる程度でよい。発芽日数は7~14日くらい。

病気・害虫

特にない。害虫:ナメクジ、コナジラミ、アブラムシ

■まとめ

日当たりと水はけがよい場所を好む

寒さや高温多湿にやや弱い

肥料は控えめ、乾燥気味に育てる


2月27日「冬の恋人の日」 誕生花:オーニソガラム

2014-02-27 00:48:34 | 雑記

 記念日・年中行事

○冬の恋人の日

2月14日のバレンタインデーのあと3月14日のホワイトデーまでの中間の日で、恋人の絆

を深める日をと、結婚カウンセラーなどが制定した日。日付は寒さが厳しい冬でも愛情を育

んでくれる月の2月と、二人の結びつきを表す絆(きずな)の「ずな」を→「づな」→「ツーナ」→

27日に見立てたもの。

○女性雑誌の日

1693年のこの日、ロンドンで世界初の女性向け週刊誌『ザ・レディス・マーキュリー』(The

Ladies’ Mercury)が創刊された。

○新組の日

文久2年2月27日(グレゴリオ暦1862年3月27日)、京都で幕府が武芸にすぐれた浪士を

集めてつくった武力組織、新撰組の前身の「壬生[みぶ]浪士組」が結成された。

これとは別に、東京都日野市観光協会が同市ゆかりの新選組をPRするため3月13日を

「新組の日」に制定。日付は文久3年3月13日(1863年4月18日)、後に新選組となる

浪士隊が会津藩御預となったことに由来する。

◇奥州水沢くくり雛まつり(岩手県奥州市まちなか交流館[メイン会場]・奥州市武家住宅

資料館・みずさわ物産センター・JR水沢駅・市街地旧家・商店街他、2月27日~3月3日)

くくり雛とは「押し絵」の技法で作られた雛人形のこと。その起源は江戸時代に遡る。内裏雛

や三人官女、五人囃子などのほか、歌舞伎、おとぎ話などを題材にしたものなどが、中心市

街地などに展示される。

◇第12回引田ひなまつり(香川県東かがわ市、2月27日~3月3日、10~16時) 

http://www.hnt.or.jp/?p=737

 オーニソガラム(オオアマナ) 

【花言葉】「潔癖」「純粋」「無垢」「才能」

【概要】

オーニソガラム(Ornithogalum)はヨーロッパ~西アジア、アフリカに約100種分布する多

年性球根植物。ユリ(ヒヤシンス)科オーニソガラム(オオアマナ)属に分類される。

属名Arnithogalumはギリシア語の「arnithos(鳥)+gala(乳)」が語源で、乳白色の花色

に由来すると考えられる。オオアマナの由来は花がアマナ(Amana edulis)に似ていて大

きいことから来ている。

【特徴】

園芸では耐寒性の露地栽培可能種と半耐寒性のため温室またはフレーム栽培を必要とす

る種に区分される。

球根はタマネギのように薄い鱗片が重なった鱗茎で、卵形や平たい球形。種によって大きさ

は異なり、小型種で径3cm~大型種で径10cmほどになる。

葉は線形~披針形で、長さ20~60cmで球根から直接出る(根出)。地上茎には葉がな

い。開花期は3~5月で、葉の中心から花茎を長く伸ばし、数輪~十数輪の花が散房または

総状花序をなすが、下部の花の花柄が伸びた散房状の総状花序をなす場合が多い。花は6

枚の花被片を持つ星形で、色は白や乳白色が多く、他に黄色、オレンジ色などがある。

花の後にできる実は果で球形または倒卵形。

【種類】

■耐寒性種

・アラビカム(O.arabicum)

地中海沿岸原産。花茎を50cm前後伸ばして、径3cm程度の花を10輪ほど咲かせる。花

色は乳白色で、芳香がある。花の中心にある雌蕊が黒っぽくて大きいのでクロボシオオアマ

ナ(黒星大甘菜)の和名がある。英名はArabian star flower。

http://blg.nikonsrc.com/cache/J61_%25TRewKAXNc45zCf2ynkNE4.D38toM

=n98e&4ZPXTD5X6iYy7ZdH.ydHIbjG/item.jpg?rot=1

・花

http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/33709.jpg

ウンベラツム(O.umbellatum)

ヨーロッパ、南西アジア原産。和名オオアマナ(大甘菜)。 英名star of Bethlehem。

径3cm前後の白花を10~20輪咲かせる。花被片の外側は縁に白色の筋が入る。

花は日が射すと開き、陰ると閉じる。種小名umbellatumは「散(傘)形花序の」という意味。

http://okutama.eco.coocan.jp/plantpic/3577001L.jpg

・花

http://iwasironokuni.cocolog-nifty.com/photos/kaze2/img_1938.jpg

http://kero1113.up.n.seesaa.net/kero1113/image/E382AAE383BCE3838BE

382BDE382ACE383A9E383A0E383BBE382A6E383B3E38399E383A9E382B

FE383A02013-04-22.jpg?d=a0

ナルボネンセ(O.narbonense)

地中海沿岸原産。白い花をまばらに穂状につける。種小名narbonenseは「(フランス南部

の都市)ナルボン[Narbon,Narbonne]の」という意味。 

http://contents.minhana.net/A1347/picture_normal/A1347_picture_normal

.jpg

半耐寒性種

・ドゥミウム(O.dubium)

ダミウムとも呼ばれ、オレンジ色の花を数輪~十数輪咲かせる。春先に鉢花としてよく出回

る。種小名dubiumは「疑わしい」という意味。

http://yasashi.info/image/photo/c00565a.jpg

ティルソイデス(O.thyrsoides)

南アフリカ原産。草丈50cm前後、1本の花穂に30輪前後の白花を咲かせる。開花期は5

月中旬。

http://www.westatic.com/img/dict/skbzk/plants-aa/ornthy_2.jpg 

【詳しい育て方】

主な作業

花が咲き終わったらそのまま花を付けておかずに早めに花茎ごと切り落とす。枯れた花をそ

のままにしておくと栄養がそちらに行ってしまうからである。葉は球根に送る役目があるので

、花後も自然に枯れるまでそのままにしておく。

6月に葉がかれたら、鉢植えのものは掘り上げる。休眠期に30℃を超す場所で貯蔵すると

花芽ができないので、できるだけ涼しい場所で保管する。

栽培環境

生育中はよく日に当てる。日当たりが悪いと生育が悪く、花が付かないこともある。特に蕾が

大きくなってきたら日当たりのよい場所に置かないと蕾が開かないので、注意が必要であ

る。耐寒性種は露地で冬越しできるが、南アフリカ原産の半耐寒性種は霜に当たると葉が

傷んでしまい最悪の場合は枯れてしまう。鉢植えで育てて、11月以降は室内の良く日が当

たる場所で管理する。

水遣り

乾燥した土地を好むので水の遣りすぎには注意する。特に球根植え付け直後から2か月の

間は水の遣りすぎで球根を腐らせることがる。休眠開け直後は水に慣らすように回数を控え

めに、土の表面が完全に乾いてから水を与える。それ以外の生育期間は土の表面が乾いた

らたっぷりと水を与える。6月頃に葉が枯れて休眠に入るので6~10月は水を与える必要

はない。

■肥料

肥料は球根を植え付ける際に緩効性の肥料を土に混ぜ込む。その後の追肥は要らない。

■用土

水はけの良い場所を好む。水はけが悪いと白絹病が発生して球根がダメになることがある

ので、庭植えする場合は特に注意する。鉢植えは赤玉土5:腐葉土3:川砂若しくは山砂2

割合で混ぜた土を使用する。

植え替え・植え付け

鉢植えは毎年植え替える。露地植えは3年に1回くらい分球するために掘り上げる以外、特

に植え替える必要はない。

球根の植え付け適期は10月頃。露地植えは深さは7cm、小球種は10cm間隔、大球種は

15cm間隔で植え付ける。鉢植えは2~3cmの深さに植え付ける。カウバツムのような巨

大球は鉢植えで球根を用土の上に置くようにごく浅く植える。

ふやし方

球根を分球する。葉が黄色くなって1/3くらいが枯れた頃に球根を掘り上げる。掘り上げて分

球した球根は植え付けの適期が来るまで風通しの良い場所で貯蔵しておく。

■病気・害虫

病気:白絹病 害虫:センチュウ 

白絹病は水はけの悪い土壌で発生しやすい病気である。地際に白い糸のような菌糸が張ら

れ、植物を枯らす。他の植物にも伝染するので、発生した株はすぐに処分する。

■まとめ

日当たりで育てる。特に開花前は日によく当てる

水はけのよい場所が適する

球根は涼しい場所で貯蔵する。

http://www.youtube.com/watch?v=pV2aDzOLuf8


2月26日「包むの日」 誕生花:ローダンセ

2014-02-26 00:15:11 | 雑記

 記念日・年中行事

○包むの日

神奈川県川崎市に本拠を置くプラスチック包装フィルムのメーカーである東興資材工業株式

会社が制定。書籍、DVD、化粧品などをパッケージするシュリンクフィルムなどで知られる同

社では、包装材を広くPRするのが目的。 日付は2と26で「包む」と読む語呂合わせから。

shrink(シュリンク)は「小さくなる」「縮む」という意味である。シュリンク包装とは「予め熱収

縮性プラスチックフィルムで包まれた被包装物を加熱して、その形状に密着させる包装」。

○フロリダグレープフルーツの日

世界で一番美味しいと言われるフロリダ産のグレープフルーツを、日本でもっと知ってもら

い、販売促進につなげることを目的に、アメリカのフロリダ州柑橘局が制定した。日付は2月

からフロリダ産のグレープフルーツが旬になること、26をフロリダの「フロ」と読む語呂合わせ

から。

○ 血液銀行開業記念日

1951年のこの日、日本初の血液銀行・日本ブラッドバンク(後のミドリ十字。吉富製薬と合

併する等して現在は田辺三菱製薬)が大阪に設立された。

血液銀行は、献血等により提供者から採取した血液を保存管理して輸血に必要な血液を確

保し、必要に応じて供給する機関で、GHQの指示により設置された。翌1952年に、日本赤

十字社も血液銀行を設立した。

○2.26事件の日

1936年のこの日、2.26事件が発生した。

陸軍の皇道派の青年将校が、対立していた統制派の打倒と国家改造を目指し、約1500名

の部隊を率いて首相官邸等を襲撃した。内大臣・大蔵大臣等が殺害され、永田町一帯が占

拠された。

当初、陸軍の首脳部は青年将校たちの行動を容認する態度をとっていたが、海軍が鎮圧を

要求し、天皇も同様の立場をとったので、29日に鎮圧を開始した。飛行機から「下士官兵ニ

告グ」のビラをまいて帰順を勧め、「今からでも決して遅くないから、直ちに抵抗を止めて軍

旗の下に復帰する様にせよ」との投降を呼び掛けるラジオ放送を行った。形勢が不利になっ

たと判断した将校たちは兵を原隊に帰し、2名の自決、残りの者が自首し、その日のうちに

鎮定された。

○咸臨丸の日

万延元年旧暦2月26日(1860年3月18日)、幕府が派遣した使節団が、咸臨丸による37

日間の太平洋横断航海を終えてサンフランシスコに到着した。

○脱出の日

1815年のこの日、エルバ島に流刑されていたナポレオンが島を脱出してパリに向かった。

※周遊忌

鉄道紀行作家・宮脇俊三の2003年の忌日。

周遊忌という名前は、生前に自らつけた戒名「鉄道院周遊俊妙居士」に因むものである。

『時刻表2万キロ』『時刻表昭和史』『韓国・サハリン鉄道紀行』などの著作がある。

※良忍上人忌

平安時代後期の僧で、融通念仏宗の祖。良忍の法要の日。

亡くなったのは1132年2月1日であるが、法要はこの日に行われる。1773年に聖応大師

[しょうおうだいし]の諡号[しごう]を贈られた。

 ローダンセ(ヒロハノハナカンザシ[広葉の花簪])swan river everlasting

【花言葉】「終わりのない友情」「温順」「光輝」「飛翔」

【概要】

ローダンセ(ヒロハノハナカンザシ[広葉の花簪]、学名:Rhodanthe manglesii=Helipt

ーerum manglesii)は、キク科ローダンセ属の一年草。オーストラリア原産。

和名の由来は、造花など美しく飾った簪のことを「花簪」というが、その造花の花に見立てた

ハナカンザシ(Rhodanthe roseum)の花に似るが、葉の幅が広いことから来ている。

属名のRhodantheはギリシア語の「rhodon(バラ)+anthus(花)」が語源である。種小名

のmanglesiiは19世紀の園芸療法家「マングルス(J.Mangles)の」という意味である。

属名Helipterumは、ギリシア語の「helios(太陽)+pteron(翼)」が語源である。

【特徴】

草丈30~60cmで、茎は細かく枝分かれする。

葉は幅の広い卵形で互生する。葉はすべすべした粉に被われている。

開花期は4~7月で、茎先にかさかさした花を横向きに付ける。花径は3~4cmで、舌状花

はなく、真ん中に黄色い筒状花だけがある。周りにあるかさかさした花びらのように見えるも

のは総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)である。総苞片の色はピンクが基本だが、

赤や白のものもある。花の後にできる実は痩果である。

・花

http://hanazukan.hanashirabe.com/image/v1215100.jpg

http://www.flower366.com/swfu/d/0627_rhodanthe.jpg

・葉・茎

http://k-kabegami.com/kannofarm/25.jpg

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/63/a9ed00883814b67f3ee536158

bd4c078.jpg

【近縁種】

ハナカンザシ(花簪、Rhodanthe roseum=Heliptrum roseum) 

葉は披針形で、互生する。葉の質は柔かく、色は緑白色で毛がはえる。花茎をたくさんだし、

花径5cmくらいで上向きに咲く、夜になると花は閉じる。

http://www.ts-niwa.com/wp-content/uploads/IMG_0021-600x450.jpg

http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/70/0001167270/23/img92b925abzik

8zj.jpeg

http://www.yonemura.co.jp/pho/npf2/y6210.jpg

・葉

http://hanazukan.hanashirabe.com/image/v0514102.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業

切り花の他ドライフラワーとして楽しむことができる。満開なる少し前くらいに茎ごと刈り取っ

てばらけないようにしっかりと束ねて雨の当たらない風通しのよい場所で逆さまに吊るして

乾燥させる。満開になったからだと刈り取った後も生長が進んでタネができて肝心の花が咲

かなくってしまうことがある。また、ある程度花が開いていないと花首がしっかりと固まってお

らず未熟でそこから腐ってしまうことがある。きれいなドライフラワーを作るには収獲する時期

と天候がポイントとなり、晴れた日が続くと乾燥が早く、きれいに仕上がりやすくなる。

■栽培環境

日当たりのよい環境を好む。やや耐寒性が弱く、0~5℃程度の気温が必要である。冬は室

内の日あたりのよい場所、寒風や霜を避けられるベランダなどで育てる。花壇に植えたい場

合、植え付けた後にビニールトンネルなどで保温するか、春までビニールポットなどで育苗し

て暖かくなるのを待って植え付ける。

水遣り

乾燥気味を好む。発芽直後~苗が小さい時期や蕾が出始める頃は水切れに気をつけた方

がよいが、それ以外は水を遣り過ぎないようにする。

肥料

肥料が多すぎると軟弱に育ちやすいので、肥料はできるだけ控えめにする。肥えた土であれ

ば特に肥料を与える必要はない。鉢やコンテナ植えをする場合も、用土に予め緩効性の肥

料を混ぜ込んでおき、生育を見ながら液体肥料を与える。

■用土

水はけがよく腐葉土などの腐植質を多く含んだ土を好む。また、酸性土壌を嫌い、弱アルカ

リ用土でよく育つ。植え付ける用土には石灰を混ぜ込んでおく。

■植え付け・植え替え

一年草で花が咲いた後は枯れてしまうため、一度植え付けると植え替えの必要はない。

寒さに弱いので花壇など屋外の植え付けは春以降に行う。

病気・害虫

特にない。

ふやし方

タネをまいてふやす。適期は9~10月。発芽温度がおよそ15℃と低めなのであまり早くまき

すぎない。タネは大きめで扱いやすいが、表面が綿毛に包まれておりソマまでは吸水しにく

い。タネと少量の砂を混ぜて袋に入れて擦り合わせるように揉んで綿毛を切るか、一晩水に

浸けて吸水させてからまく。本葉2~3枚の頃にビニールポットなどに仮植えして苗を育て

て、本葉4~5枚の頃を目安に春暖かくなったら植え付ける。

寒冷地では厳寒期の育が難しいので春にタネをまいて育てる。その場合は開花期は夏頃に

ずれ込む。一般地では春にタネをまいても暑さで生育が悪く、あまりよい苗はできない。

まとめ

肥料と水は控えめに

やや寒さに弱い

弱アルカリ性の土壌で良く育つ

http://www.youtube.com/watch?v=o2K2Ai5jvKc 


2月25日「夕刊フジ創刊記念日」 誕生花:ユッカ

2014-02-25 00:19:32 | 雑記

 記念日・年中行事

○夕刊フジ創刊記念日(夕刊紙の日)

1969年のこの日、日本初の駅売り専門の夕刊紙『夕刊フジ』が創刊した。サラリーマンを対

象としたタブロイド紙(ブランケット版大衆紙)の登場は、ひとつのクロスカルチャー(交差した

異文化)を生んだといわれる。夕刊フジは産業経済新聞社から発行され、大衆的な内容であ

る。関東・近畿での即売が中心。駅売り店では『日刊ゲンダイ』や『東京スポーツ』と競合す

る。1部売りが130円。新聞題名は「フジテレビジョン」から由来。

○ヱビスの日

東京・恵比寿に本社を置くサッポロビール株式会社が自社ブランドのヱビスビールをPRする

ために制定。ヱビスビールはアロマホップをふんだんに使用し、長期熟成によって生まれた、

素材と製法にこだわった麦芽100%の「ちょっと贅沢なビール」。日付は1890(明治23)年

2月25日にヱビスビールが初めて発売されたことから。

○225の日

個人投資家向けに日経225先物取引などの情報提供を行っている株式会社ゲイターズが

、自社の運営サイト「225ラボ」に因んで制定。日付は多くの個人投資家や投資関連企業に

活用してもらえるようにと、2と25で「225の日」としてシンプルにしたもの。 

○深良[ふから]用水完成の日

1670年のこの日、日本の土木史上重要な意味を持つ深良用水(箱根用水)が完成した。

湖尻峠に約1280mのトンネルを掘って、芦ノ湖の水を富士山麓数か村に導く用水で、深良

村(現在の裾野市)の名主・大庭源之丞らが中心となって約4年かけて完成させた。出会い

に1m程の誤差しかなった言われ、測量技術の精度の高さに驚かされる。

サッカーAFCチャンピョンズリーグ開幕(韓国スティールヤード、19:30~)

浦項スティーラーズ(ホーム)対セレッソ大坂(アウェイ):日テレプラスで19:15~21:30)

和良比[わらび]はだか祭り(千葉県四街道市・皇産霊神社、和良比ケ丘公園)

毎年2月25日に皇産霊[みむすび]神社のどろんこ祭り。褌姿の若者が神田で五穀豊穣を

祈り、健康な成長を祈って赤ちゃんの顔に神田の泥を塗る。泥のぶつけ合いから騎馬戦まで

文字通り泥だらけの祭りである。

□火渡り神事(滋賀県野洲市・菅原神社)

立春から新しい年の繁栄と安全を祈る祭り。護摩木を燃やしたあとを素足で歩いて渡り、無

病息災を祈願する。火渡りは一般者も体験できる。当日申し込みも可能で1500円(先着

130名)。

□北野天満宮梅花祭(京都市上京区・北野天満宮)

菅原道真公の祥月命日に当たる2月25日に「梅花祭」と称して祭典を斎行する。道真公は

梅花を愛でたことでも知られている。約2万坪の境内に50種約1500本の梅があり、三光

門西広場では10~15時に、豊臣秀吉公の北野天満宮に因む野点[のだて]の席が上七軒

の芸舞妓創出の奉仕により行われる。

※道真忌

平安時代の学者・廷臣の菅原道真の903年の忌日。

※茂吉忌

精神科医でアララギ派の歌人・斎藤茂吉[さいとうもきち]の1953年の忌日。

「のど赤き玄鳥[つばくらめ]2つ屋梁[はり]にゐて足乳根の母は死にたまふなり」

「夕されば大根の葉に降るしぐれいたく寂しく降りにけるかも」

「最上川逆白波のたつまでにふぶくゆうべとなりにけるかも」

※契沖忌

江戸時代の国学者・歌人である契沖[けいちゅう]の1701年の忌日。

「和歌浦に至らぬ迄もきの國や心なくさのやまと言の葉」

 ユッカ yucca

【花言葉】「全てを持つ」「勇壮」

【概要】

ユッカ(学名:Yucca)はリュウゼツラン科ユッカ属の植物の総称。英語ではヤッカ(yucca)。

ユッカ(Yucca)という名前は、初期にカリブ諸島ハイチでユカ(yuca)というマニホット(キャッ

サバ)と混同したために付けられた名前である。

ユッカ属(49種、24亜種)は中米~北米に広く自生しており、南はガテマラから北はカナダ

のアルバータ州に及んでいる。特にメキシコ北部ノバハ・カリフォルニア州、ソラノ砂漠、チワ

ワ砂漠、米国中西部の乾燥地帯に多く分布している。17~18世紀に原産地の北米から各

地へ移植され、観賞用に多くの品種が開発された。耐寒性があるものが多く、多くは庭園材

料として用いられている。日本へは明治時代に渡来し、数種類が庭園木や庭木として親し

まれ利用されており、近年では観葉植物として親しまれている。

観葉植物として最も多く利用されているものはユッカ・エレファンティペス(Y.elephantipes

)で、自生地では10m以上になるが、中米などから輸入した「朴物」といわれる幹から新芽を

出させた株が流通している。象の脚のような幹に披針形の濃緑色の葉を付ける。

ほかもユッカのように葉の先端に鋭い刺がなく、スピンレス・ユッカとも呼ばれている。

ユッカ・エレファンティペス

http://www.snkobe.com/greenlife/DataFolder/Photos/1116_2.jpg

庭園樹・庭木としてのユッカ

【特徴】

〔リュウゼツランとユッカの違い〕

・葉はいずれも放射状に生えるが、リュウゼツランの方が肉厚で葉の先に刺、葉の縁に鋸刃

状の刺があるのに対し、ユッカはより薄く、細く、葉は真っ直ぐで刺がないものが多い。また、

ユッカは生長に伴い幹を形成し高く生長するが、リュウゼツランはほとんど幹を形成しない。

・受粉はユッカはユッカガによるが、リュウゼツランはハチ、ガ、鳥、コウモリなどによる。

リュウゼツランは大半は1回結実性で10年から数十年に一度しか開花せず、結実後には枯

れるが、ユッカは成熟個体はほぼ毎年開花し結実後も枯れず生長を続ける。

ユッカ・アロイフォリア(Yucca alofilia) 和名:センジュラン(千寿蘭)

アメリカ・メキシコ・ジャマイカ原産、樹高は6mに達する。葉の長さは40cmほどで、放射状

にびっしり生える。葉は革質で厚く、先端は針のように尖り、縁には細かい鋸歯がある。別名

Spanish bayonet(銃剣)。種小名アロフォリアは「アロエのような葉をした」という意味で、

株姿に由来する。花茎は30~60cm合って、円錐花序となり白い花をいっぱい咲かせる。

先端はやや湾曲して垂れる。園芸品種に葉縁が黄色覆輪になるマルギナータ(和名:キン

ポウラン[金宝蘭]、cv.marginata)ある。

・センジュラン

http://yasashi.info/image/photo/0000-0211b.jpg

・センジュラン花

http://www.botanic.jp/plants-sa/senjur_3.jpg

ユッカ・フィラメントサ(Y.filamentosa) 和名:イトラン(糸蘭)

通称Adam’s needleで、原産地はアメリカ南東部。樹高は70~150cm程で葉は長さ3

0~50cm、剣状で硬く先端が垂れ、若い葉の縁から捩れた白い繊維が剥離して糸状に伸

びている。これが名の由来でもある。日本での開花時期は6~7月、花茎は90~180cm

(最長3m)程に伸び、淡いクリーム色の花を釣鐘状にたくさん付ける。 

・葉

http://www.ootk.net/shiki/HJ~RL/itoranR1.jpg

・花

http://contents.minhana.net/A0265/picture_normal/A0265_picture_normal

.jpg

ユッカ・レクルヴィフォリア(Y.recurvifolia) 和名:キミガヨラン(君が代蘭)

北アメリ南部(ジョージア州~ミシシッピ州)原産。樹高は2~3mになる。根際から生える葉

は剣状で分厚く、先が鋭く尖る。葉は少し垂れ気味になる。

開花期は5~10月で、春と秋に花を咲かせる。茎先に円錐花序を出し、花径5~6cmの淡

いクリーム色をした鐘形の花をたくさん付ける。和名の由来は花が数多く咲き続き、いつまで

も栄えるところから来ている。種小名のレクルヴィフォリアは「反り返った葉の」という意味。

http://sorairo-net.com/plant/03/2006/640/001.jpg

・花

http://sorairo-net.com/plant/10/2007/640/053.jpg

ユッカ・グロリオサ(Y.gloriosa) 和名:アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)

北アメリカ南原産。庭園樹・庭木として日本でよく植えられているユッカ・レクルヴィフォリア

に似ているが、本種の方が葉に厚みがあり、長さがやや短い。花はよい香りがする。

http://jp.bloguru.com/userdata/150/150/2013/orig_201310110601200.jpg

【詳しい育て方】

主な作業

茎から伸ばした芽が長く伸び過ぎたら、株元から5~10cm残し切り戻す。切った茎は挿し

木できる。水遣り少ないと葉先が枯れるので、枯れた葉先はハサミで葉の形に沿ってカット

する。

栽培環境

丈夫で育てやすく 、鉢植えで室内に飾るほか、庭植えにしても問題はない。できるだけ日が

当たる場所で管理する。ユッカ・エレファンティペスは日陰でも育つ。冬は戸外でも問題ない

が、室内に置く場合はガラス越しの日光によく当てる。

■水遣り

根が多肉質で乾燥に強い。春から秋は鉢土が乾いてきたら与え、冬は鉢土を乾かし気味に

する。地植えは一度根付いてしまったら)水遣りの必要はない。

■肥料

春~秋の生育期に緩効性化成肥料を2か月に1回施す。肥料はさほど必要ない。

用土

腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒5:腐葉土3:軽石小粒2の配合土)を用いる。

■植え替え・植え付け

エレファンティペスなど生育はあまり早くないので植え替えは3~4年に1回、その他の生育

旺盛のものは1~2年に1回植え替える。適期は4月中旬~9月中旬。鉢の底から根が伸び

てきているようであれば植え替えの合図である。

鉢土を1/4程度落とし一~二回り大きな鉢に植える。

ふやし方

茎挿し:4月中旬~9月中旬に、ノコギリなどよく切れるもので茎を切断して挿す。

挿し木:挿し木は脇芽をえぐるように樹皮をつけて削ぎ取って、用土を入れた鉢に挿すと、2

か月くらいで根が出る。

病気・害虫

病気:炭そ病

春から秋に炭そ病が発生し、主に葉に径3~20mm程度の褐色で円形の病斑ができる。

害虫:ハダニ、カイガラムシ

見付け次第薬剤を散布して駆除する。

まとめ

乾燥に強いので水の遣り過ぎに注意

春~秋は十分日が当たるところに置く

大きくなるなるものは露地植えが前提

http://www.youtube.com/watch?v=pQahH3MR_-E

http://www.youtube.com/watch?v=OcVb-q76mXU


2月24日「月光仮面登場の日」 誕生花:ツルニチニチソウ

2014-02-24 00:16:42 | 雑記

 記念日・年中行事

○月光仮面登場の日

1958年のこの日、ラジオ東京(現在のTBS)が国産初のテレビ映画『月光仮面』のテレビ放

送が始まった。

○鉄道ストの日

1898年のこの日、日本初の鉄道ストライキが実施された。

日本鉄道会社の機関士ら400人がストライキに突入し、上野~青森の列車が運休した。

○クロスカントリーの日

1977年のこの日、原野・森林等にコースを設定して走る競技・クロスカントリーの統一ルー

ルによる初めての大会がイギリスで開催された。

○第22回オリンピック冬季競技大会(2014/ソチ)閉会式(1:14~)

○第69回国民体育大会冬季大会(スキー)最終日

□汗かき地蔵まつり(三重県志摩市押切堂の山)

地蔵尊の汗の色を見て吉凶を判断。地蔵尊は吉事が起こるときには白い汗をかき、凶事が

起こるときには黒い汗をかくといわれている。周辺には屋台が並び、参拝者で賑わう。

※等伯忌

石川県七尾市で長谷川等伯を顕彰する市民団体「等伯会」が制定。長谷川等伯は安土桃山

時代から江戸時代にかけて活躍した能登・七尾生まれの絵師。代表作『松林図屏風』は国

宝に指定されている。日付は等伯の命日(慶長15年2月24日)から。講演会や作品鑑賞会

などを行い、その功績を顕彰し、威徳をしのぶ。

※南国忌

大衆作家・直木三十五[なおきさんじゅうご]の1934年の忌日。代表作の『南国太平記』か

ら「南国忌』と呼ばれている。

翌年、直木三十五の友人だった作家・文芸春秋社長の菊池寛が、純文学の「芥川龍之介賞

(芥川賞)」とともに大衆文学の分野の新人に贈る賞として「直木三十五賞(直木賞)」を創設

した。

※不器男忌

27歳で夭折した俳人・芝不器男[しばふきお]の1930年の忌日。

「永き日のにはとり柵を越えにけり」

「白藤や揺りやみしかばうすみどり」

「卒業の兄と来てゐる堤かな」

※丈草忌

江戸時代前・中期の俳人で蕉門十哲の一人・内藤丈草[ないとうじょうそう]の1704年の忌

日。

「ほととぎす啼くや枝も梅桜」

「柊にさえかえりわたる月夜かな」

「初秋やをのづととれし雲の角」

*(旧)大喪の礼

昭和天皇の大喪のため、1989(平成元)年2月24日は休日となった。

 ツルニチニチソウ(蔓日々草) periwinkle

【花言葉】「楽しき思い出」

【概要】

ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)はキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属

の常緑蔓性多年草または亜低木。別名ツルビンカ。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にも

同名のもの(Campanumoea maximowicnii)があり、キキョウ科のものが標準和名であ

る。地中海沿岸地方(南ヨーロッパ、北アフリカ)原産。

和名は花の形がニチニチソウに似ていて蔓性植物ということで名付けられた。

属名のVincaはラテン語の「vincio(結ぶ)」が語源で、ラテン名称vincaperivincaが短くな

ったもの。しなやかな長い蔓を花輪に利用したことに由来する。種小名major(マヨール/マ

ジョール)は「大きい」という意味で、葉が大きいことから来ている。

【特徴】

草丈は蔓が長く伸びる(10~60cm)。葉や花が付く茎は直立する。葉は楕円形~卵形で

先端が尖り対生する。葉の質は肉厚で艶がある。

早春に新芽を出して蔓を50cmほど伸ばしそこに花を付ける。主な開花期は4~5月、茎の

先に付ける5弁花(正しくは花の根本は筒状の合弁花で先端が5枚の花びらになったもの)

でプロペラのようである。花の色は白~青紫色。柱頭は円盤状をしておりその上に毛のある

突起物がある。

葉に斑の入るフイリニチニチソウ(V,major’Variegata’)、葉の縁に黄白色の模様が入

る’エレガンティシマ’、葉に黄色い網目模様が入る’レティキュラータ’などの変種がある。

http://pcweb.hobby-web.net/7111/1116201b.jpg

・フイリツルニチニチソウ(斑入り蔓日々草、V.major’Variegata’)

http://kazesanpo.com/goods_image/A1323_Z3.jpg

・ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草、V.minor)

ヨーロッパ原産で、ツルニチニチソウと比べると葉が小さく、開花期間が4~7月と長い。花

の付く茎は直立し、花の付かない茎は匍匐し節から根を地面に下ろし、盛大に増殖する。

八重咲きや葉に黄色や白の斑が入る変種がある。

http://image.rakuten.co.jp/chigusa/cabinet/01375442/01376120/0137849

0/img58513559.jpg

http://blog-imgs-44.fc2.com/p/a/r/parurunikki/20110424204732311.jpg 

【詳しい育て方】

■主な作業

蔓の伸びが早く蔓が密生して風通しが悪くなるとカイガラムシが発生することがあるので、

また広がりすぎるときは、伸びすぎた不要な部分は適宜間引いたり、切り戻しを行い整理。

斑入り品種から緑葉が出た場合は、早めに切り取る。

■栽培環境

ツルニチニチソウは日当たり~半日陰、ヒメツルニチニチソウは日当たり~日陰でよく育

つ。花付きをよくするには日当たりが望ましいが、斑入り品種は日陰の方が葉が美しく見え

る。乾燥に強い反面、土壌の過湿を嫌うので、水はけのよい土壌で育てる。ツルニチニチソ

ウはヒメツルニチニチソウに比べるとやや寒さで葉が傷みやすいので、葉を長く鑑賞したい

時は霜除けをする。

水遣り

鉢植えの場合、用土が乾いたらたっぷりと水遣りする。庭植えの場合、根がしっかり張った後

は不要。 

肥料

植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んでおく。その後は施肥をすると

茂り過ぎるので、追肥は不要である。ただし、鉢植えの場合は、肥料切れするすることがある

ので、花後に緩効性化成肥料や有機質肥料を施す。

用土

水はけと通気性に富んだ土が適している。市販の草花培養土を用いるか、赤玉土小粒5:

腐葉土4:川砂1などの割合で配合した用土を用いる。

植え替え・植え付け

3月下旬~5月上旬、及び9月下旬~10月下旬に、30cm程の間隔で植え付ける。株元の

節を埋めるように深植えする。

ふやし方

株分けまたは挿し芽でふやす。

株分け蔓が土に根を下ろしていたら、そこから切って苗にする。

挿し芽:たくさんふやしたいときは、初夏に伸長が止まって茎(蔓)が堅くなった頃、先端を切

って挿し芽用土に挿す。

■病気・害虫

特に問題となる病気・害虫はない。

カイガラムシが発生したら早めに薬剤をまいて駆除する。

まとめ

よく広がるので植え場所をよく考える 

水はけのよい土壌で育てる

茂りすぎたら適宜蔓を間引く