記念日
▲世界翻訳の日(International Translation Day)
世界翻訳家連盟が制定。キリスト教の聖職者で、聖書をラテン語訳したことで知られるヒエ
ロニムスが亡くなった日。
●交通事故死ゼロを目指す日
日本政府が「生活安全プロジェクト」の一環として2008年から実施。
1年に3回あり、2月20日と春・秋の全国交通安全運動の期間中の4月10日・9月30日。
●クレーンの日
日本クレーン協会とクレーン・ボイラ安全協会が1980年に制定。
1972年のこの日、現行の「クレーン等安全規則」が交付された。
1967年に日本クレーン協会が旧クレーン安全規則が1962年に施行された11月1日を
「クレーンの日」として制定したのに始まる。その数年後、これとは別にボイラ・クレーン安全
協会が6月6日を「クレーンの日」として制定し、「クレーンの日」が2つある状態になった。両
協会を所管する労働省から統一するよう勧奨されたこともあり、1980年に現在の9月30日
に統一された。
●くるみの日
くるみの出回る季節にかけて日本一のくるみの名産地、長野県東御市[とうみし]などのくる
み愛好家が制定。
「く(9)るみ(3)はまるい(0)」の語呂合わせ。
くるみの食材としての素晴らしさ、用途の広さなどをアピールする日。
●奥様の日
長野県小梅町でメモリアルホールみつわ、花工房みちわなどを営む株式会社みつわが制
定。同社のある長野県は女性の就業率が全国的にも高く、中でも川上村、南牧村は長野県
内で1、2位を争うほど農業に従事する「働く奥様」が多いことから、働く奥様に日頃の感謝
の気持ちを込めて花を贈る日としたもの。日付は9月を09、30日を30とした「0930」を
「奥様」と読む語呂合わせから。
●両親の日
自分の可能性は無限であることに気づき、やりたいことを現実にする「夢限」の力を仲間と
創り出すことを掲げる「超」∞大学の松永真樹氏が制定。両親への感謝の気持ちをあらわす
日として、両親の前で「産んでくれてありがとう」と伝えるイベントなどを行う。日付は9と30
を反対から表記すると039となり「お父さん、お母さん(0)、サンキュー(39)」の語呂合わせ
から。
シュウメイギク(秋明菊) Japanese thimbleweed
【花言葉】「忍耐」「薄れゆく愛」「多感なとき」
【概要】
シュウメイギク(秋明菊、学名:Anemone hupehensis var.japonica)とはキンポウゲ
科イチリンソウ(アネモネ)属の宿根草(多年草)。別名キブネギク(貴船菊)。原産地は中国
。中国から古い時代に入ってきた帰化植物で、文献上では『花壇綱目』(江戸時代)に秋明
菊の記載が成されていて、日本に定着していたことが窺える。花がキクに似ていて、秋に咲
くので秋明菊と名付けられた。また、別名のキブネギク(貴船菊)は京都北部の貴船に多か
ったため名付けれた。
属名のAnemoneはギリシア語の「anemos(風)」+「one(娘・子)」が語源で、「風の娘」
「風の子」の意味である。アネモネが風に由来するのは春風が吹く頃だけ開花するためや、
ギリシア神話で風の神ゼフュロスと恋に落ちた妖精アネモネに由来する説がある。
種小名のhupehensisは「湖北省産の」との意味で原産地をあらわし、変種名のjaponica
は「日本の」という意味。
【特徴】
草丈は50~100cmで、地下茎をよく伸ばして広がっていく。葉は3出複葉で、根際から生
える葉と茎に付く葉がある。根際から生える葉の方が大きく、茎に付く葉は対生する。
開花期は9~11月で、花柄の先にキクに似た淡い赤紫色ないし白の花をつける。ただし、
花びらのように見えるのは花片ではなく萼片である。八重咲きのものは、萼と雄蕊が多弁化
したものである。花の真ん中には橙色の雄蕊と緑色の雌蕊がたくさんある。
花の後にできる実は痩果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるも
の)である。
kazuo.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/2009/08/31/p1070303.jpg
kazuo.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/2009/08/31/p1610911.jpg
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
花が枯れたら花が咲いていた茎を切り戻す。これは来年も花を楽しむために必要な作業で
ある。冬になると地上部分は枯れるので、地際から枯れた部分は取り除く。
■日当たり・置き場所
半日陰の場所を好む。日当たりのよい場所では葉がかさついた感じになり草丈が十分伸び
ない上に生育が悪い。これはシュウメイギクがやや湿り気のある場所を好むことと関係する
。具体的に理想の場所は庭木の下や家の北側の場所、生垣の庭木の間など。
冬は地上部分は枯れ、地下茎の状態で越す。寒さには強いので特に防寒する必要はない。
■水遣り・肥料
やや湿り気のある土壌を好むので土の表面が乾いてきたら水をたっぷりと与える。地植え
の場合は半日陰の湿り気のある場所に植えていれば特に水を与える必要はないが、植え
付け直後から根付くまでは水を与えた方がよい。一度根付くと乾燥にもよく耐える。
花が終わった頃に化成肥料や固形の油かすを根元から少し離れた場所に置く(お礼肥え)。
これは来年花を咲かせるためにも大切な肥料である。
■用土
水持ちがよく有機質に富んだ土が適している。また弱酸性の土を好む。元々日本の土は弱
酸性の土が多いが打ちたてコンクリート枠花壇などではコンクリートの成分が土に染み出し
てきて土質がアルカリ性に傾くことがある。そのような場所では育ちが悪い。
鉢植えの場合、赤玉土4:鹿沼土3:腐葉土3の配合用土を使用する。
■植え替え
地植えにしているものは環境が合えば放っておいても毎年株がふえていき花数も多くなる。
ふえ過ぎて窮屈のなり、生育が悪くなる場合は株分けを兼ねて植え替えをする。元気に育っ
ていればむやみに植え替えはしない方がよい。
鉢植えの場合は株が大きくなり子株が出てきてふえることを考えて6号鉢(直径18cm)に
1株が目安である。地植えの場合は植え付ける場所に腐葉土などの有機質を混ぜ込んでお
く。
■ふやし方
子株ができやすいので、株分けで簡単にふやすことができる。地下茎からランナーが伸びて
その先に子株ができる。その子株を掘り上げて他の場所に植え付けたり鉢植えにする。株
分けの適期は3~4月。
■かかりやすい病害虫
病気は特にない。アブラムシが発生するので見つけ次第駆除する。
■まとめ
半日陰を好む
花後は花茎を切り戻す
弱酸性の土を好む
http://www.youtube.com/watch?v=c36s4boTheY