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東証大引け 小幅続伸 主力企業の好決算が支え、米景気懸念は重荷 国内株概況 2023年4月25日 15:29

2023-04-25 20:23:17 | 日記
東証大引け 小幅続伸 主力企業の好決算が支え、米景気懸念は重荷
国内株概況
2023年4月25日 15:29

25日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前日比26円55銭(0.09%)高の2万8620円07銭で終えた。好調な企業業績の発表を受けて投資家心理が改善し、朝方は幅広い銘柄に買いが先行した。日経平均は上げ幅を200円超に広げ、18日に付けた年初来高値(2万8658円)を上回る場面もあった。半面、利益確定売りや米景気の先行き不透明感が重荷となり、取引終了にかけ上げ幅を縮めた。

24日の取引終了後に市場予想を上回る2024年3月期(今期)の連結純利益見通しを発表したニデックが一時4%高まで買われた。政府が次世代半導体の国産化のため新たに資金を補助すると伝わったのが材料視され東エレクなど値がさの半導体関連株が買われて相場を押し上げた。

買い一巡後は伸び悩んだ。日経平均が年初来高値を上回って推移する場面では個人投資家を中心に利益確定売りが出た。米中堅銀ファースト・リパブリック・バンクは24日、1~3月期に大規模な預金流出が発生したことを明らかにした。3月のシリコンバレーバンク(SVB)の経営破綻以降、一部中堅銀行は預金流出に見舞われており、金融不安の再燃や融資基準の厳格化による米景気の悪化懸念が強まったことが相場の重荷となった。

東証株価指数(TOPIX)は続伸し、4.81ポイント(0.24%)高の2042.15で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆3472億円。売買高は9億6206万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1079と、全体の6割を占めた。値下がりは666、変わらずは91銘柄だった。

ファストリと信越化が買われた。野村と三井住友FGも高く、任天堂も上げた。一方、日本製鉄と郵船が売られた。三越伊勢丹も安い。ファナックとソフトバンクグループも下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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