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米国株、ダウ小反落し36ドル安 売り先行も決算期待の買いで下げ渋る ナスダック1万5000台回復 米国・欧州株概況2021年10月19日 5:53 (2021年10月19日 6:08更新)

2021-10-19 09:07:40 | 日記
米国株、ダウ小反落し36ドル安 売り先行も決算期待の買いで下げ渋る ナスダック1万5000台回復
米国・欧州株概況2021年10月19日 5:53 (2021年10月19日 6:08更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反落し、前週末比36ドル15セント(0.1%)安の3万5258ドル61セントで終えた。18日発表の中国の7~9月期の実質国内総生産(GDP)が市場予想に届かず、嫌気した売りが先行した。ただ、今週から本格化する米主要企業の決算発表を期待した買いが入り、売り一巡後はダウ平均は下げ幅を縮めた。
7~9月期の中国の実質GDPは前年同期比4.9%増と、4~6月期(7.9%増)から減速し、市場予想も下回った。中国景気の停滞が意識され、建機のキャタピラーなど中国景気の影響を受けやすい銘柄の売りを誘った。
映画・娯楽のウォルト・ディズニーの下げもダウ平均の重荷だった。アナリストが動画配信サービスの契約者数の伸び悩みを指摘し、投資判断を引き下げたことが売り材料視された。ダウ平均は午前に下げ幅を一時260ドル近くに広げた。
売り一巡後は急速に下げ渋り、小幅高に転じる場面もあった。午前に前週末比0.05%高い1.62%を付けた米長期金利が日中は1.5%台後半に低下し、ハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄の買い直しを誘った。売り先行で始まったスマートフォンのアップルが上げに転じ、ソフトウエアのマイクロソフトも高い。
前週末の15日に好決算を発表した金融のゴールドマン・サックスは18日も2%近く上げた。米主要企業の決算発表は今週から本格化する。前週に好決算が相次いだ金融に続いて、買い材料になるとの期待が相場を支えた。ダウ平均の構成銘柄以外では今週に決算発表を控える動画配信のネットフリックスと電気自動車のテスラに先回りした買いが入った。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、前週末比124.469ポイント(0.8%)高の1万5021.809と、9月24日以来となる1万5000台に乗せて終えた。欧州で技術者などの採用拡大を明らかにした交流サイトのフェイスブックが3%高。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど半導体の一角も買われた。


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