雀鬼流の会長、もう今や過去の人? 昔はメディアに出たりしてた人だったんだが。ま、こういう記事はディスられるだろうってことでスルーされるかも知れないが、このサイトではそんな視野の狭い低レベルな批判をするつもりはなければ、こういう切り口では誰もしてないと思うんで。
というのも、ズブの初心者には意外にフィットするルールじゃないか?と思っている。
理由は単純でとにかく、初心者は字牌やドラを何も考えずに切ってしまいがちだから。逆にそういう人が多いから、そういうルールにしたんじゃないか?とすら思える。
Q、ではドラや字牌を大切にすることで何の意味があるのか?
1、鳴かせないスキル。
役牌であればそれだけで役が確定する訳だし、ドラであれば高い手を成就させてしまう。
こういうの麻雀界隈では絞りって言われてるが、特に昨今の麻雀では順位点があり、賭け引きも重要なので場合によっては重要なスキルとなる。
ただ、周りに迷惑掛けない為にとか、そういった理由ではない。ちゃんとしたメリットがあるからそうするってだけであって、闇雲に大事にするのではなく、なぜ大事にするのか?を考えるのが大事である。
2、手役に対する意識。
字牌を重要視することで、こっからこう来て、そうなるんだなっていう発見があるといい。実際そうなることもある。
役満、混一、全帯くらいしか使えないと思うだろうが、七対や暗刻手にも強いことも多い。単騎待ちとしても優秀。
昨今、手役はそこまで重要視されなくなってきたが、そういうスキルで周りと差を着ける為にも大事なことである。
3、安全度に対する意識。
重なれば対子以上になるし、対子になって誰が1枚切れば相当安全牌、2枚切れなら国士以外の現物となる。
要するに相手からアクションが入っても回り易いし、案外、使い勝手の良い牌なのである。
4、打点。
当然だが、ドラが絡むとこっちの打点も上がる。相手に鳴かせず、アガらせずに使い切って和了るというのは、そうでないプレイヤーと比べて、アドバンテージになるのは間違いない。
ただ、思うのがドラそのものだけでなく、ドラ傍も重視していいように思う。ドラを使えるようにはどういう麻雀を打てばいいか? そういう麻雀も打てるようになると視野が広がるはずである。
5、放銃素点を下げる為。
重要視するということは、切る頻度が減るということであり、上述したように、字牌やドラを切って振り込んだ場合、打点が高いケースが多い。それは致命傷になりにくいということである。
昨今では字牌なんて確率が低いからと言って、安全でもないのに、そこを無理にして切ったりとかあるが、素点が減るだけでなく、そういう降り打ちとかも減るのではとも思える。
6、レアケースを回避できる。
上でも触れたように、確率が低ければ良いのか?レアって何をもってレアなのか?って話なのである。麻雀ってのはある意味レアケースの連続とも言える。だって、一局、一局、全く一緒な局ってないでしょ。
皆がレアケースと言ってハマってしまうケースであれば、自分だけでは回避できるというだけで差になる。それはどういう意味か? 自分はここで得してるけど、皆はここでは損してるから、そこで実力差が生まれるのである。麻雀は絶対評価ではなく相対評価。
こんなもんか。
にしても、こんなんマニアックすぎて、上級者でも理解できない人多いだろうし、初心者なら尚の事である。このページをバイブルとしてブクマしてもらって、場数踏んで、振り返ったらああいうこともあったなと参考になるのでは?とも思う。
自分のスキルが上がったと思うならこのルールは必要ないと思うし、ただ、ルールに従うだけでもダメである。なぜそのルールに従うのか?そこを徹底的に考えるのが一番大事。
麻雀は単に目先の結果を追い求めるゲームでもなく、ただの絵合わせゲームではないという事を知る為にも、まぁこういうルールもありなんじゃないか?という見解である。
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