自分がある状況に置かれることで、相手がどうするかを考える必要がある。
麻雀は絵合わせや運の側面も大きいが、あくまで対人ゲームでもある。相手が違えば全くの別ゲーとなる。
また自分が勝手に、自分がこの状況なら相手がこうするだろうなと思っても、実際はそうしなかったってことは少なくないし、
相手がどうするかなんて分からないんだから、どうやってもいいでしょ、と言われればそれまでもかも知れないが。
ある程度の傾向はあるかなと。
例えば、順位点のあるルールで、東一局に55000くらいのそこそこ大きいマージンのトップを獲るとか。こうなると相手は上だけではなく、下も意識するようになる。
故に東一から親が回ってくる方が、トップを取りやすいのである。昨今の箱下のないルールなら尚。
ただし、もちろん相手がトップ率が高い相手や、何も考えてないような相手なら通用はしないし。
昨今の打ち手を見て思うのが、現状の点棒状況を見すぎててリスクを取れないというか。もちろん麻雀には運があるし、どうなるかなんて分からないし、あくまで一つのファクターでしかない。それが分かっておらず。むしろ、そういう状況に置かれたらそういう風に構える事こそ絶対に正しいとすら思ってる。
こういう人は、今、負けることはあっても後で勝てば良いでしょ。
って考える打ち手を批判する傾向にあるそうである。
それと、ここまでマージンがあるなら大丈夫でしょ。
と、一体何が違うのか、どちらも十分な根拠がない。そして、こういった現状見すぎな人間が冷静で頭良いとか言われる傾向にあるが、それはおかしいのである。
では、どうしたら良いのか?
これは難しい事だが、バランスが大事で、現状、未来、どちらも見る必要がある。
少なからずいえることは、
現状を見すぎて、縮こまってる人間。
楽観的すぎて未来ばかりに期待する人間。
両方とも、どちらも重視できる人間には勝てないということである。
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