上級麻雀攻略論

更に強くなりたい人向け

実力で勝負する私にとって、赤なしの方が合ってるのか?

2017-01-01 22:43:09 | 戦術

赤ありが得意なタイプというのは運に頼ったり、単に手なりでやる人とか。
特に思ったのがタンピン345~567まで絡む役、断ヤオ、三色、平和系を好む人なんかも赤ありが好きに思える。
真ん中の役が絡む役が好きなタイプである。
タンピン三色は高嶺の花といわれる、更に赤も絡んだら見た目とかも美しいといえば美しいのかも知れない。
というか私自身、見た目を重視する麻雀なんて意識したことがないが、
しかも、打点もそれなりに高いし、赤有りでは一気に差を付けることが出来る。
どんな手役が好きですか?と聞かれて、三色が好きな人間が多いという理由もそこにあるのかも知れない。

その反面、ふと考えてみたら、私は普通の人と比べてヤオ中牌で組み立てることが多い。
それは守備型ということでもあり、守備型となると振り込まないことを考えるので、そうなりがちだ。
あまり好形を作る為に浮き牌を持ちすぎたりはしないし、中ブクレや連続形もそこまでは重視しない。
面子が決まってるなら、中張牌なんて立直や鳴きが入る前に、どんどん切り飛ばして決め打ちしてしまう。

赤ありは赤を生かすスキルが必要とされるので実力はむしろ赤ありの方がいるということも聞くが、
逆に、赤なしは赤を活かさなくても良いというメリットを生かすスキルが必要とされる。

どういうことかというと、

4と6よりも3と7を大事にするとか、高い手が出来にくいだけに高打点な振込みは出来る限り避ける、
確率だけで打ったら痛い目に遭う、相手が安手だと思ったら積極的に形聴を取りにいき、ノミ手のクソ待ちでも立直打つとか。

最後に手役作りという大きな壁がある、赤ありを好む人間は結構手役作りが下手なのが多いように思える。
俺は作れるよと自負してる人もいるだろうが、手役程、奥が深く、難しいものもなく、私もまだまだである。
そのような人間は赤ありだと全然手が高くならないというジレンマに陥り、手役を作れる人間と比べてそれは大きな差となるのは間違いない。
赤を絡めて立直打って裏めくってみたいな、そんな麻雀だけでは通用しないのだ。

赤を生かすスキルがいるから赤ありの方が実力いる?そんな単純な話ではないことは分かるだろう。

それに赤を入れると、バラツキというのはどうしても生じるものである。
長い目で見れば、平等に近づくというけれど、近づくというだけであって、それは完全な平等ではない。
偏りや運の要素は出来る限り排除しなければならないだろうし、それこそが実力で勝つ麻雀ではないだろうか。
祝儀とかも同じような考え方である。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ちょっとした反省 | トップ | 一発裏ドラ槓ドラを取り除か... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

戦術」カテゴリの最新記事