INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

どうでもいいですよ(23)

2011年10月18日 |   ┗ どうでもいいですよ
(つづき)
福岡市中央区の「福岡タワー南口」バス停。

“天神・博多駅方面へお急ぎのお客様は、本数の多い「博物館北口」バス停をご利用ください。「博物館北口」バス停まで約150mです”
との案内が掲示されている。

福岡タワー南口(TNC放送会館前)」から出てきた便が合流するため、たしかに「博物館北口」のほうが格段に本数は多いのだが、「博物館北口」に向かって歩き始めて途中でバスに追い抜かれたら悲しいだろうな…などとどうでもいいことを考えてしまう(バス停には、“バスナビ”のモニターもあり、“歩くか待つか”を決断するためのツールは一応整っている)。

なおこのバス停、バス停の表記では「福岡タワー南口 RKB放送会館前」、車内アナウンスでは「福岡タワー南口 総合図書館北口」などと案内されるが、西鉄のサイトでは単に「福岡タワー南口」である。



一方、西鉄百道浜営業所に近いほうのTNC放送会館東側広場にあるバス停は、バス停表記もアナウンスもサイトも「福岡タワー南口 TNC放送会館前」である。

冒頭の写真の「福岡タワー南口 RKB放送会館前」も、実際にはRKBよりもTNCに近い位置にある(反対方向は、RKBに近いですが)。

「ヤフードーム前」についても、ドームそのものには「国立医療センター ヤフードーム西口」(西鉄のサイトでは“ヤフードーム西口”は付いていない)のほうが近いなど、バス停名が利用者のニーズにアジャストしているとは必ずしもいえないケースは他にもある(←もともと「ヤフードーム前」(かつての「福岡ドーム前」)がドームに一番近いバス停だったということはわかったうえで敢えて書いています)。
多くの公共施設、文化施設、娯楽施設などが集積するエリアでは、いろんな情報を盛り込もうとしてバス停の名称が長くなり、しかもそれが実態を的確に反映しているとは言い難かったり、どこまでが正式名称なのかがわからなくなったり…という負のスパイラルに陥りがちである。

福岡タワー・マリゾン前」の廃止以降、福岡タワー最寄りバス停は、タワーの北側には存在しないため、バス停の名称を簡略化する意味で、もはや「南口」というコトバは不要な気もする。
ただ、地区全体のバランスを考えずに、単に「南口」を取ることだけを実行しても無用の混乱が起きそうである。
そんなことをあれこれ考えていくと、結局は、多少の矛盾には目をつぶって、現在のバス停名に利用者のほうがアジャストしてください…ということになってしまうのかな。


(つづく)

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