INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

続・オモワク(32)

2018年01月22日 |    ┣ 思惑と提案

(つづき)
路線バスのネットワーク崩壊
防止に一筋の光??

西日本新聞によると、

・コミュニティバスの利便性向上を目指し、県は来年度、隣り合う市町村間の直通運行やスムーズな乗り継ぎに配慮した新路線を設け、市町村を助成する方針を固めた。

・コミュニティバスは複数の市町村をまたぐ路線が少なく、高齢者などから広域運行を求める声が上がっている。

・直通の試験運行を実施するのは以下の5路線を想定。

 嘉麻市(稲築地区)~桂川町(JR桂川駅)
 宮若市(福丸バス停)~宗像市(JR赤間駅)
 久山町(久山町役場)~新宮町(JR新宮中央駅)
 うきは市(市街地)~朝倉市(高速バス停)
 須恵町(JR須恵中央駅)~志免町(厚生施設)

・上記のほか、「大野城市~春日市」や「遠賀町~岡垣町」では、乗り継ぎポイントを設定し、ダイヤ見直しやバス停近接化により円滑な乗り継ぎを促進。

・試験運行を3年間行い、利用状況を検証のうえ、本格導入を探る。財源は地方創生推進交付金を活用する方向。

とのこと。

自治体を跨ぐコミュニティバスの可能性については、

“各自治体の中をきめ細かいルートで結んで住民のニーズに応えること自体は決して間違いではなく、それが功を奏している例も多いと思う。
ただ、それによって、自治体を跨ぐ移動が困難になっていくことに対しては、もう少し目を向けてほしい気がする。
「となり町の大型商業施設や病院に行きたいけど、バスがない」ということはよくあることであり、「住民サービス」という観点からも、広域的な移動手段という視点も忘れないでいてほしい”

“今後、西鉄バスが生きていくための選択肢のひとつとして、もっと積極的に検討していく余地があるのではないだろうか”

“「国境は人間が勝手にひいたものであって、実際の地球の上には線なんてない」というような内容は、メッセージソングなどにありがちなテーマだが、バスについても同じようなことが言えそうである”


と、過去にも書いてきたが、今回、西鉄ではなく県の主導で行われることに。
3年間という結構長い試行期間であり、ぜひ定着を期待したいところ。
(つづく)



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