つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

90歳。何がめでたい

2024年07月13日 | 映画

「書けない、書かない、書きたくない!」

予告映像で草笛光子が気持ちよく叫ぶのを観て、

「この映画観たい」と思った

 

佐藤愛子さんの本はたいして読んでいない

歯切れのよいエッセイをいくつか読んでいるだろうか???

 

痛快だった

草笛光子さんて、とてもきれいでしゃんとしていて、女優を体現されている方のように

お見受けしていたが、

同じ年代の女性、しかも作家という女性を見事に演じていた

すこしたるんだ感じ、少しよどんだ感じ

スラっとしているというよりは、たまっちゃったなあというかんじ

すごいや

 

でも、お出かけするのに美容院に行きセットして、

ちょっとしゃれた洋服や、着物で向かわれる姿はとてもかっこよかった

私も見習いたい

 

佐藤愛子も、草笛光子も、気持ちのよい生き様だった

それに絡む唐沢寿明も、普段はしゅっとかっこいいのが、

ぼさぼさのむさくるしい昭和のおっさんを、こういうイメージよねと楽しく見せてくれた

 

佐藤愛子さんは手書きで書かれているのだろうか

万年筆で原稿用紙に向かう姿が、

パソコンのモニターに向かうものと違う、静かな時間があり、しんとしていた

文章を書くにしてもいろいろな方法があってよいように思った

 

時代遅れ と一言でくくられてしまうことの多い現代だが、

多様性というのは、時間さえも超越してほしいと思う

 

「90歳。何がめでたい」佐藤愛子さん100歳でお元気のようだ

もう少し本を読んでみようと思った

コメント (2)
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