「書けない、書かない、書きたくない!」
予告映像で草笛光子が気持ちよく叫ぶのを観て、
「この映画観たい」と思った
佐藤愛子さんの本はたいして読んでいない
歯切れのよいエッセイをいくつか読んでいるだろうか???
痛快だった
草笛光子さんて、とてもきれいでしゃんとしていて、女優を体現されている方のように
お見受けしていたが、
同じ年代の女性、しかも作家という女性を見事に演じていた
すこしたるんだ感じ、少しよどんだ感じ
スラっとしているというよりは、たまっちゃったなあというかんじ
すごいや
でも、お出かけするのに美容院に行きセットして、
ちょっとしゃれた洋服や、着物で向かわれる姿はとてもかっこよかった
私も見習いたい
佐藤愛子も、草笛光子も、気持ちのよい生き様だった
それに絡む唐沢寿明も、普段はしゅっとかっこいいのが、
ぼさぼさのむさくるしい昭和のおっさんを、こういうイメージよねと楽しく見せてくれた
佐藤愛子さんは手書きで書かれているのだろうか
万年筆で原稿用紙に向かう姿が、
パソコンのモニターに向かうものと違う、静かな時間があり、しんとしていた
文章を書くにしてもいろいろな方法があってよいように思った
時代遅れ と一言でくくられてしまうことの多い現代だが、
多様性というのは、時間さえも超越してほしいと思う
「90歳。何がめでたい」佐藤愛子さん100歳でお元気のようだ
もう少し本を読んでみようと思った