仕事を終えて旦那様が帰宅した
毎度小腹をすかせていて、夕飯前になるがおやつを食べる
バナナを食べたがまだ食べたい
饅頭があったので一個 まだ、少し、で、
少し前に買って手を付けていなかったカレーパンを温めて食べた
夕飯の支度を始めた私のそばで「気持ち悪い」と言い出した
え?
なんだなんだ何事だ???
おまけに両ふくらはぎがつってしまいじっとしていられない
熱が出るのかな?コロナかな?嫌な想像が次々と…
ところで、そんな大好きな「パパ」の様子に、旦那が帰れば、
まとわりつき、ひざに上がりおねだりし、私のそばになど寄ってこない猫が、
遠巻きに見ている
その様子にあれ?旦那大丈夫かな?と心配になった
尾籠な話で恐縮だが、その後トイレに行ったらひどくおなかが下ったらしい
「寒い」というので、毛布と掛け布団を引っ張り出し、
水と体温計を枕元に置いた
なんとなく私も夕飯を食べ損ね旦那の様子が落ち着くのを、
遠巻きの猫とみていた
「イチゴ食べたい」しばらくして
私が夕飯用に用意していたイチゴを思いだして旦那が言った
おなかが落ち着いてきたようだった
と、猫の様子が変わった
遠巻きにしていたのが、なんとなく近くを歩き回り、やがて旦那がかけていた布団の上に上がった
ああ、もう大丈夫なんだと、その猫の様子を見ながら思った
今朝は調子も戻り、お掃除のバイトにも行けた
念のためお粥を用意して帰りを待ったが、水加減が足りなくて
やわらかめのご飯になってしまった
おかずは昨夜途中でやめた残りを片付けることにした
じじとばば二人だと
残り物を出さないというのも結構努力がいる
猫は今朝は変わらない
いつものように旦那に甘え、いつものように家じゅうをパトロールしている
この子が私たちを見守ってくれている
そう思った