Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

オックスフォード旅2020③オリオル・コレッジ

2020-03-20 21:00:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
いよいよハイライトのひとつ、オリオル・コレッジへ入城だー!と2時のチェックイン時間に入り口を探したのですが、

見つからないのです!マートンはロッジが開いていたのに、オリオルは全くどこも開いてない。確か去年通りかかった時もそうで残念で、泊まれるコレッジを探してた時にオリオルが可能と知って「これで中に入れる!」と期待が膨らんだのですが。。。

フード業者オンリーと書かれた通用門みたいのも「これじゃない」と思いながらもとにかく入り口を探し当てなくては!と決死の覚悟でピンポン押すも応答なし。「研究員宿舎」的なピンポンはさすがに絶対違う!と手を出せず、

コレッジの塀を2周して「ひと気はないけどいよいよここしかありえない」という木の扉のブザーを押すも応答なし。そこへ別の観光客ではなさそうな人が現れて、ふたりでジタバタしてたらやっと開きました。

ロッジの人は日曜のためかひとり体制で、私のチェックイン最中にも電話がかかってきて忙しそうでしたが、マイペースの落ち着いたおじさんでとにかく話は通じました。そしてもらったのがこのマップ。

ガーーーン!!!

塀の中じゃない!



マグピー・レーンという道を隔てたお向かいでした。そりゃマグピー・レーンはENDEAVOUR07でモースが訪れる家なので嬉しいことは嬉しいんですが、だがしかし、私のオリオルへの夢は?!

トボトボとモースのいた所を歩く、とっても陰鬱、とってもENDEAVOUR。



あ、この家かな。



なかなかかわいらしいではありませんの?



紛れも無い。ここ。



鍵、開いた。Hello。
見てこのドア私の身長から高さを見るにとても小さい。ホビットか。



2階への階段の途中で下を振り返る図。



着きました!私のおへや。



窓から見えるのがコレッジですよ。



さすがピローもオックスフォード(この縁の幅が広いのをそう呼ぶのです)!上等な感じ!



ライトも趣味がよろしい!ビスケット大きい。



蔵書はコナン・ドイルの「緋色の研究」!



ベッドの左の背の低いワードローブは取手がアール・デコ風。



中はよくわからない趣味だけど、ヘアドライヤーがこんなとこに?



おや、この扉裏のお馬さん物体はなんだろう?どうもネクタイ掛けかな。



こんなカラクリ引き出しが・・・カフスピンとか小物収納ですか?紳士仕様なのはいいですね。



ここがバスルーム。



さすがにバスルームは近代的、多分近年になって作られたのでしょう。



バスアメ二ティは鳥さん印。やはりちょっぴり男性的ですね。



テレビがある部屋で、日曜ですので「ドクター・フー」をやっていました!



さて、これから侵入工作として、本日のチャペルはマートンではなくオリオルに決めました。見学不可のコレッジでも日曜の礼拝には扉を開けた形を取っていて、せっかく泊りに来たのにこのチャンスを逃してはオリオルの中庭の石を踏まずに帰るしかない。

一応さっき会ったロッジ管理人さんに確認したら「門戸開放するから後10分したら来てね」とのことで、うむ、堂々と入れるのね、これは。

やっぱりお泊まりはさせてくれても排他的な空気を敏感に感じるのは私がどう見てもここのコレッジ内部の人に見えない場違いな観光客だからです。



でもやっとここまで来れました。ああ、モースに出てくるあの階段が目の前に!あら、でも撮影は許可してるんだから、ファンがこうしてロケ地詣でに来るのは念頭においていただきたいですわ!



礼拝なので、スマホでカシャカシャは控えましたが、公式のお写真がありました。



たったの2列しかないので、隠れることもできず必死で入り口で渡されたプリントと聖歌の本で参加しました!(涙)立ったり座ったり歌ったり!私以外にコレッジ外からの参加者は全部で10名くらいだったでしょうか。



終わったら中庭は真っ暗でした。



あくまでも部外者立ち入り禁止。私は礼拝に来たんですからね〜



これが入場に苦労したロッジです。なんと今見たらブザーには「故障中」の張り紙が!私が押した時はそれもなかったので、反応があるのかないのかもわからなかったわけです。



翌朝のマグピー・レーンにはゴミが出されていて生活感。モースじゃないでしょうね・・・