Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

踊らない合唱部

2011-07-23 12:14:00 | いろいろ

      symbol7ホガース「合唱」symbol7

娘Mの合唱の練習を見学するチャンスがありました。

Mの所属しているのは、区運営のジュニア合唱団の予備軍piyo
この合唱団本チームは、全国大会で何度も入賞させた
優秀な先生に指導していただいています。
歌の練習にはとても恵まれた環境だと思いますsymbol1


symbol7区のPHよりsymbol7

Mは歌うことが好きなので、
習ってみたらいいと気軽な気持ちで入団したら
思いもかけず本格的に学ぶことができとてもラッキーsmile

・・・なんですが、
その厳しいご指導は、軍隊式とでもいうのか、
先生は前の中央で始終厳しい表情でダメな箇所を指摘改善し、
アシスタントの数名の先生達は、子供達の列の間に入って
個別にアドバイスや注意をしてくださっていて、
部屋の後ろで見学している親=私まで
頭からつま先まで思わずピーンと伸ばしてしまう緊張感です。

全国大会優勝などの結果を出しているご指導ですから、
私のような素人が口出しをする余地はないのですが、

びっくりしたのは、
日本語があまりわからない子供さんも受け入れて
音楽の楽しみを言葉を超えてシェアしようという体制は良いものの
その子、先生が何を言ってるのかわからないですから、
じっと先生に向かって立ってることができないのです。
そしてそのキョロキョロモジモジする子を
アシスタントの先生が頭や肩を押さえて皆と同じことをさせようと
なさってるんですね・・・・

歌唱の基礎テクニックはもちろん大切なことですが
歌って、音楽って、
もっと楽しかったり、高揚することじゃないの?
思わず身体が動いちゃうことじゃないの??


Mが「ミュージカル」を好きなった「BILLY ELLIOT(リトル・ダンサー)」

まあ、Mの場合は、いつものびのびマイペースなんですから、
月に3時間くらいは入隊しても人格になんら影響はないと思いますし、
本人、なにも文句も言っておりませんnikukiu
音楽の歌のテストでは褒められたそうですkirakira2

ビンゴも歌も

2011-07-22 00:00:00 | 日本語


4日間の「ゼロからの日本語」プライベートレッスン、
継続中ですexclamation2

「教えることは学ぶこと」とは良く言ったものlight
毎日が勉強です~exclamation2
私に教わってくださってるKくん、
ほんとにありがとう、謝謝symbol4

現在、日本での日本語学校での教え方は、
日本語のみで行う「直接法」というやり方が主流です。
いや、私、やっぱり、これかなり苦手・・・
って言うか、できないですぅ~~ase

でも考えた。勝手に考えた。
直接法は、クラスに多国籍の生徒さんがいる場合はマストだけれど、
プライベートの場合、その生徒さんにとってベストなら
直接法じゃなくてもOKなのではないかeq

で、ここ二日、ネットの中国語辞書ひきまくってます。
発音はできないけど、なんとか書けるぞ、慣れれば。
やっぱり、日本語と中国語って漢字だけでもかなり違うんですねeq
(って私が中国語やってどうする・・・)

頑張ってるけど、相手は10歳、容赦なくあくびなんてしてくれちゃって。
それで私もなんとか眠くならないように、
「かな一文字だけのカルタ」やってみたり、
どらえもんの絵描き歌でドラえもん描かせたり、
そう! ビンゴゲームは大正解でした!
出て来た玉の数字を読んで、その数字の穴をカードにあけていく。
数字と一緒に「ある!」「ない!」も覚えてくれました。

でもよく考えたら、小学校の授業1時間って45分ですよね。
子供の集中力の限界がそれなんだと思います。
だから90分のレッスンは、気分転換なしにはもたないわけですね。

本日の眠気醒しはコレですsymbol7



カラオケで歌うよ~~symbol7
きらきらぼし、ブンブンブン、かえるの歌animal10

がんばろう外国も

2011-07-21 14:22:00 | 異文化
ニュース オブ ザ ワールド事件は、やはりその後も
会長マードック氏のことやアメリカでのメディア王としての様子が
日本のお茶の間にもニュースとして伝わって来ていますね。
イギリス首相との関係なども目が離せません・・・

さてitem3

私に日本語を習ってくれているMさんのお宅に招かれました。
Mさんはフランス人でご主人はスエーデン人で、
ふたりとも某大企業にお勤めです。

いつもレッスンの時にお互いの家族について話すので
私の方も一家三人でおじゃまして来ました。

近所は外国人なんてぜんぜんいない普通の町に住んでるお宅で
まずご主人が「甚平の上下」でもって迎えてくれました・・・


up
何かしら日本的なものへの憧れと、蒸し暑い日本の夏対策にはいいと
思いますが、初対面にこれですと、なかなか意表はつかれます・・・

夕飯meatをいただきながら初対面の男ふたりを交えた会話は
お互いの仕事の話をしながら、「日本で働くこと」へと。

おふたりの会社は、ヨーロッパの企業が買収した元日本企業で、
どちらの会社も歴史のある世界的に有名な大企業です。symbol3
で日本の会社はそのままあり続けながら本社はヨーロッパですから
日本の技術を活かしつつ、
経営など会社の体制はグローバル化しようという作戦のため、
駐在員さん達は日夜努力しているのです。

「社員のほとんどが外国に行ったことがない」
「行ったことがあると言う人は1週間の新婚旅行だった」
「誰もイニシアチブも責任もとらない」
「ランチでさえひとりで机で5分ですませて後は昼寝などしている」
「昼休みに部の人達を花見に出す15分間延長についてくどくど言われる」
「長期の休みをとろうとすると青天の霹靂あつかい」

うう~~ん、そうですね、まあ、想像はつきますよねase

大企業の社員さんというのは、
いわば学校のエリートさんが行くところですから、
テストでいい点をとるには先生が教えてくれたことを覚えるのに
せいいっぱいで、「責任をとる」だの「臨機応変」とか「楽しむ」とか
「自分の権利を知る」「世界を見る」など試験に出ない役に立たないものは
考えたこともなかったかも知れません。

そういう方達にグローバルスタンダードを導入するというのは
まあ、「いったん日本的考えを捨ててみろ」みたいなことだけど
他も知らないでは日本的なものが何なのかも分からないわけです。

21世紀、インターネットで世界はつながってはいるけれど、
やっぱりまだまだ文化の壁というものはあるんだなあ。
駐在員さんも頑張ってる。


up
クリストフ・ルメール2009/10AWより

「甚平着たスエーデン人」見て思い出したのが、
昔クリストフ・ルメールと働いてた時発表された
「柔道着にインスパイアされた」コレクション。
その画像探そうとしたら、なんと近年にもまた別の
東洋風コレクションを発表していた・・・・
これを見ても西洋と東洋のお互いの片思いみたいなものを感じますsymbol6

ニュース オブ ザ ワールド

2011-07-16 19:23:00 | いろいろ


・・・・だそうです。

イギリスの日曜紙が廃刊となり長い歴史の幕をおろしました。
理由は、ゴシップ獲得のため有名人の盗聴を繰り返したことによる社長の逮捕。

普通こういう海外のニュースってあまり日本のテレビでやりませんけど
きょう夕方のNHKで報道されたのが印象的でした。

そもそも、なぜ盗聴してまでゴシップを得るかというと
それさえ載せれば新聞が売れるからですね。

イギリスの新聞は読者層による紙面の違いが日本よりもはっきりとしていて
この「ニュース オブ ザ ワールド」は大衆向けです。
日本で言うとスポーツ新聞や女性週刊誌的な存在。
知りたい有名人と言うのは日本と同じで
芸能人、王室、政治家、事件の関係者・・・などなどの
プライバシーにみんな興味しんしんということですね。

このニュースを聞いて、昔、英語を習った時にきいた、
「英語ネイティブは、プライバシーの侵害に敏感だから、
初対面で年齢を聞いたりあまり個人的なことを質問しないように」
って、何だったんだ?!・・・・と思い出しました。

確かに欧米人って年齢を聞いてくることって
ある程度親しくなるまでありません。
それは日本人ほど関心ごとのトップが年齢ではないってこともあるけど
(イスラム教の人には初対面で聞かれたことあるからアジア的なのかな)
やっぱり社会的なマナーとして聞かないということもあって
実は、心の中では、欧米人も他人のプライバシーは
気になってしかたないんじゃない?!

それが金儲けになるなら、手段は選ばずどんな手でも使う
という道徳心のなさも、西洋的だよな・・・と思いました。
ホラ、海外旅行の日本人、かもになっちゃうじゃないですか。
そして大地震のパニックで商店が襲われたりね。

でも社長の醜聞で、あっさり廃刊してしまうというのは
日本だったらあり得ないと思います。
だって森永、ミルク事件後も名前を変えて業務継続してる厚顔さだもの・・・
(その製品買い続ける国民も、それでいいの?!って言いたいけど。)

どうもこの事件はまだ終わってないような気がします。
今後どうなるか興味しんしん・・・・




ヘアカラー

2011-07-14 15:32:00 | ファッション
古い話ですけど、アレクサ・チャンを目指して以来(恐れ多いな)
ずっとハイライトカラーをしてもらっていたのですが、
目的達成とは別な話、
不思議なものでその髪型にあきる時というのは必ずやってきて

「今度はベタっと茶色にしたいな
イメージはモデルのフレジャsymbol7symbol7



去年のVOGUE日本版に載ってた大のお気に入りup

と、またもや恐れ多いことを考えてヘアサロンに行きました。

このup写真も持参したのですが、その時点で
これがモノクロと言うことはちっとも気にせず
仕上がった時には「ん?ちょっとダークじゃない?
でも今コンタクトも入ってないし気のせいねsymbol7」・・・・

家で落ち着いて見たらやっぱり
「べったりと茶色」というより「べったりと黒」に見えました。
ヘアドレッサーのCさんはちゃんと彼女の任務をはたしてくれていて
要するに私が毛の色をサンプルかなにかで指定しなかったのがいけない。

しかも長さがフレジャの写真ほどないので、
どう拡大しても「フレジャヘア」の妄想範囲に入らない。
むむむ・・・これは・・・やってはいけないことをしてしまったか。
「おばさんっぽい」← 正確に言うと「っぽい」も余計かも・・・
とブツブツしょげる私に、
Jのコメント「ううん、クリッシー・ハインドみたいでかわいい」。

downプリテンターズのクリッシー・ハインド80年代初頭に大人気


ああーーーsymbol4妄想系の女の夫も妄想系だったのねeq

そうか、この路線なら、今ならデイジー・ロウがかっこいいよねsymbol4



あら、upこれなんて、まんま私のファッションとかぶってる(恐れ多い)



前髪を伸ばしたらこんなイメージも素敵ですね。
ちょっとダークな女に白い犬ってあうんですねsmile

また妄想の世界に帰れた私は、「茶髪」は次でいいか、と
いつのまにかハッピーになれていたのでした。