「The Game」でスパイものっておもしろい!と思った後にふと目についた「アレックス・ライダー(2006年)」。
イギリスのスパイアクション映画?聞いたことがないにしては、キャストが豪華・・・と見始めて、14歳設定の主人公もなかなかの美少年だし、ついつい豪華な脇役と、ミッキー・ローク演じる悪者の悪の動機が「イギリスで移民として虐められたからこの国に復讐する」というものなのと、フグにつられて最後まで見てしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/cf/fd6b110a998206c247bc4193ba23da29.png)
日本語台詞話してるんですよ。字幕もついてるけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/d8/c7065aacc6a4caebb971acd1f2a922f6.png)
アレックスも日本語できるのw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/28/f3af916b8144c586352fda08c4dd3358.png)
ハリセンボンのようなフグのアップ~~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/71/b268f49d5bfa43e632745e2c8a85e1d4.png)
家でしろうとがフグをさばくとはスパイ行為よりも命がけではないのか
話がすっごくそれますが、「シャーロック」の兄マイクロフト役&クリエイターのゲイティスさんが去年の夏お忍び来日した時のツイ、
私はこの主人公アレックスの美人家政婦が家で日本刀を振り回して作った寿司とフグを食べるシーンを見て、ゲイティスさんはきっとこの映画を見た!!と確信したのです。
そして豪華なキャストとは、
ユアン・マクレガー・・・アレックスの叔父
ビル・ナイ・・・MI6のボス
ミッキー・ローク・・・IT会社のボス/イギリス人を憎むアメリカ人
アンディー・サーキス・・・その手下
スティーヴン・フライ・・・玩具の百貨店社員/スパイガジェット開発員
ロビー・コルトレーン・・・イギリス首相
そして舞台は、マン島ロケのコーンウォールのIT本社、これがシャーロックのバスカヴィルの基地を思わせる怪しいハイテク基地。それとアレックスの家や学校まわりとしてロンドンの高級住宅地、ロンドン市内各地で007並みのアクションが。クライマックス近くでは、乗馬クラブでレッスン中のガールフレンドと馬に乗って、女王陛下の騎兵隊に紛れてカーチェイスならぬホースチェイス・・・・
こんなにしたのに、この映画はボシャッたらしい。
実はシリーズものにしてハリー・ポッターのようなドル箱にする壮大な計画があったからこそできた第1作・・・・はとっても受けなかったらしい。
子供に人気の任天堂とタイアップまでして、俳優陣にアメリカ人を加えたのはアメリカも見込んだマーケティングだったのであろうに。
原作小説の著者はアンソニー・ホロヴィッツで、なんと、先頃話題となった大英帝国勲章のひとつOBEを持つくらいに功績のある作家です。後にドラマの「ポワロ」や「バーナビー警部」の脚本も書いている。2011年にはシャーロック・ホームズのシリーズとしてThe House of Silkなんて新作も書いている。
世の中ってわからないものですね。
追記
なぜアレックス・ライダーはハリー・ポッターになれなかったか^^;
脚本がよくなかったと言われてしまってはOBE作家も木から落ちる・・・で終わってしまうけれど、私は、主人公がかっこよすぎたのでは?と思いました。
アレックスはブロンドの美少年で、スパイの叔父に意図的にスパイになれるよう文武両道で仕込まれている。性格は素直なお坊ちゃんで、お嬢さんのガールフレンドもいる。両親はいないけど若くて美人のアメリカ人家政婦がいていい家に住んでいる。「スパイアクション」で誰もが思い出す007を意識した映画なのは明白なのだけど、主人公までジェイムズ・ボンドをそのまま若くしたような非の打ち所のなさです。
大人なら、ボンドなら、それでいい、と言うより、だからボンドなのだけど、14歳の主人公がそれでは少年少女にとっては感情移入できる対象ではないですよね・・・ハリーは叔父サンちで惨めに育ち、体格も貧弱なメガネくんで、初恋も実らないけど正義感と勇気があって、自分の過酷な運命と闘うという、全世界の悩める少年少女が自分に重ねられるキャラでしたもんね~。映画版アレックスはボンドとハリーの良いとこどりしようとしてブレンド具合に失敗、ということかな。
イギリスのスパイアクション映画?聞いたことがないにしては、キャストが豪華・・・と見始めて、14歳設定の主人公もなかなかの美少年だし、ついつい豪華な脇役と、ミッキー・ローク演じる悪者の悪の動機が「イギリスで移民として虐められたからこの国に復讐する」というものなのと、フグにつられて最後まで見てしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/cf/fd6b110a998206c247bc4193ba23da29.png)
日本語台詞話してるんですよ。字幕もついてるけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/d8/c7065aacc6a4caebb971acd1f2a922f6.png)
アレックスも日本語できるのw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/28/f3af916b8144c586352fda08c4dd3358.png)
ハリセンボンのようなフグのアップ~~
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家でしろうとがフグをさばくとはスパイ行為よりも命がけではないのか
話がすっごくそれますが、「シャーロック」の兄マイクロフト役&クリエイターのゲイティスさんが去年の夏お忍び来日した時のツイ、
Fugu.
— Mark Gatiss (@Markgatiss) 2014, 8月 14
私はこの主人公アレックスの美人家政婦が家で日本刀を振り回して作った寿司とフグを食べるシーンを見て、ゲイティスさんはきっとこの映画を見た!!と確信したのです。
そして豪華なキャストとは、
ユアン・マクレガー・・・アレックスの叔父
ビル・ナイ・・・MI6のボス
ミッキー・ローク・・・IT会社のボス/イギリス人を憎むアメリカ人
アンディー・サーキス・・・その手下
スティーヴン・フライ・・・玩具の百貨店社員/スパイガジェット開発員
ロビー・コルトレーン・・・イギリス首相
そして舞台は、マン島ロケのコーンウォールのIT本社、これがシャーロックのバスカヴィルの基地を思わせる怪しいハイテク基地。それとアレックスの家や学校まわりとしてロンドンの高級住宅地、ロンドン市内各地で007並みのアクションが。クライマックス近くでは、乗馬クラブでレッスン中のガールフレンドと馬に乗って、女王陛下の騎兵隊に紛れてカーチェイスならぬホースチェイス・・・・
こんなにしたのに、この映画はボシャッたらしい。
実はシリーズものにしてハリー・ポッターのようなドル箱にする壮大な計画があったからこそできた第1作・・・・はとっても受けなかったらしい。
子供に人気の任天堂とタイアップまでして、俳優陣にアメリカ人を加えたのはアメリカも見込んだマーケティングだったのであろうに。
原作小説の著者はアンソニー・ホロヴィッツで、なんと、先頃話題となった大英帝国勲章のひとつOBEを持つくらいに功績のある作家です。後にドラマの「ポワロ」や「バーナビー警部」の脚本も書いている。2011年にはシャーロック・ホームズのシリーズとしてThe House of Silkなんて新作も書いている。
世の中ってわからないものですね。
追記
なぜアレックス・ライダーはハリー・ポッターになれなかったか^^;
脚本がよくなかったと言われてしまってはOBE作家も木から落ちる・・・で終わってしまうけれど、私は、主人公がかっこよすぎたのでは?と思いました。
アレックスはブロンドの美少年で、スパイの叔父に意図的にスパイになれるよう文武両道で仕込まれている。性格は素直なお坊ちゃんで、お嬢さんのガールフレンドもいる。両親はいないけど若くて美人のアメリカ人家政婦がいていい家に住んでいる。「スパイアクション」で誰もが思い出す007を意識した映画なのは明白なのだけど、主人公までジェイムズ・ボンドをそのまま若くしたような非の打ち所のなさです。
大人なら、ボンドなら、それでいい、と言うより、だからボンドなのだけど、14歳の主人公がそれでは少年少女にとっては感情移入できる対象ではないですよね・・・ハリーは叔父サンちで惨めに育ち、体格も貧弱なメガネくんで、初恋も実らないけど正義感と勇気があって、自分の過酷な運命と闘うという、全世界の悩める少年少女が自分に重ねられるキャラでしたもんね~。映画版アレックスはボンドとハリーの良いとこどりしようとしてブレンド具合に失敗、ということかな。
ガッカリしたから、見たことを覚えているとも言えるかも。
しましまさんの解析にとても共感しました。
<<イギリスで大人気の何かが原作なのかな
本は10冊もシリーズが出て売れたみたいなんですよね〜
つまりmaruさんの推量は大正解だった!のですがね〜
<<ハラハラもドキドキもせず
ブログを書くのに一応ウィキってみたのですけれども、
英語版の方には「サスペンスがないと売り上げは苦戦」と書いてありました。日本語版には評価は書いてありませんでした。
maruさんの感想を書き足したくなりますね!
私の解析は結果が出てからなのでどうとでも言えるのですが、
大物俳優陣が出演していることから、
出来上がるまでは誰にもここまでポシャるとは思えなかったのでしょうね。
主役をやったアレックス・ペティファーもまだ若いので
これからでも名誉挽回がんばって!と応援したいです。
あと、ラストシーンで大英博物館が出てきませんでしたっけ……? 私の中では何故かアレックス・ライダー=大英博物館になっているのですが。
>シャーロック・ホームズのシリーズとしてThe House of Silkなんて新作も書いている。
わああ、コナン・ドイル財団が初めて認可した公式ホームズ・シリーズ『絹の家』の作者って、アレックス・ライダーの人だったのか! 今初めてつながりました。……っていうか、今度こそ『絹の家』を読もう。
ああ!それできいたことがあるんですね〜!
小説「アレックス・ライダー」シリーズはそこそこ売れ、
原作者が映画脚本も書き(結果だめだったけど)、
脚本家としてもドラマなどで人気シリーズを手がけて
勲章までもらってる、とこれだけでも実力作家なんだな、と思いますが
その功績で財団からも認可がおりたのでしょうかね。
<<ラストシーンで大英博物館
惜しい!
自然科学博物館でした!!
ハムリーズといい、すばらしい記憶力です!
『絹の家』、早速図書館で借りてきましたよ。楽しみ!
埋め合わせして更にポイントゲットしてますね。
コナンドイル財団「公認」ってどういうものか、ご感想お待ちしてます!